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@2018村上博行

【読書の冬】 「国家民営化論」

2019-01-21 15:39:10 | 読書
読んだ、読んだ、読んだぁ~。

こんな本が1994年に出ていたとは。

うかつだった。

いきなりレーニンをばっさり、ナチズムをばっさり、アメリカもばっさり、なんと西欧の福祉国家もばっさり!

うん、気持ち良い。スッキリする。

そして日本という国家を解体する。

教育の民営化、学歴社会の解体。

そして出てきた当NPOが主張する、安楽死、自殺の権利!!!

こんな本に書いてあったとはビックリ。

これもうかつだった。

さらに、議会の解体、私立裁判所、警察、刑務所の民営化、死刑制度の廃止。

個人的武装自衛権と決闘権の保障。

やったぜ。決闘権=仇討ち権の復活だ。大拍手!!!

税金の撤廃、企業法人の「寿命制」、天皇制の民営化。

「平和憲法」との決別 ※何と短篇小説「ランギロアの浜辺」の「インテリジェンスSF『リベラリークゥアル・ラブ・コミューン』とど一致!!!

ざっと羅列してみたが、サブタイトルにある「ラディカルな自由社会では」と前置きして国家解体を論じる。

この本の主張は

第3章 ラディカルな自由社会の原理

にまとめられている。

そこがキモである。

参考文献をみると、うっ!とくる位、見たことのない難書ばかり。

しかし、高等学校を出ていれば読める。

読後感だが、まるでSFのようだ。

このような本をたまに読んでみては、と推したい。

はっこう

【2019読書】 「国家民営化論」届く

国家民営化論―ラディカルな自由社会を構想する (知恵の森文庫)
クリエーター情報なし
光文社