『君戀しやと、呟けど。。。』

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誕生祝

2007-03-09 22:52:18 | 昔の詠歌
☆目をとめし うす桃色の 花しずく
       我が傾けし 鼓動はふたつ☆ (3/9‘95)

☆桜子の 見ゆる桜に 春の風☆
☆みどり児の 病に母も 疲れたり☆ (花見月八日‘96)

☆飾りなき 人の集いの 花の宴
       ほのかに薫る 梅の香の枝☆ (2/28‘98)

☆そそがれる 母のまなざし 優しさに
       独りふて寝の かの君の恋☆ (2/28‘98)

☆日に染まる 残雪の友 身にまとい
       ふじの高嶺の 鮮やかなこと☆ (3/8‘99)

☆今はただ 静かに見たい 龍の舞ひ
       まぶたの裏に うつるものなら☆ (2/19‘00)

   再びの龍の到来は、やっぱり懐かしい。

  「いつか、その背に乗りたい」
   と子供の頃の夢を思い出させてくれるから。


☆尾張の地 梅のかほりに 誘われて
       桜の開花と 共に帰還す☆ (3/7‘01)

☆かほる梅 実のりための 桃の花
       やがてほころぶ 桜のつぼみ☆ (3/7‘02)

☆茜さす 君が心の 独り占め
       慕う想ひを 深くしづめて☆ (3/7‘03)

☆かの君の 耳に残りし 「櫻丸」
       春の嵐に 木霊現し☆ (3/8‘04)

☆人力に 揺られ喜ぶ 父と子と
       男同子の つき合い初め☆ (3/9‘05)
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