あけましておめでとうございます。
今年も”FPのちょっとお得なブログ”をよろしくお願いします。
資産運用で参考になればと思い今年の経済見通しを取り上げてみました。
景気予想
2014年の日本経済は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動の影響は残るものの、5.5兆円規模の経済対策による下支え効果や金融緩和の維持、賃金・雇用の増加等を受けて緩やかながらも景気の回復基調は維持されるとみられます。
アベノミクスによる“3本の矢”と東京オリンピックの経済効果
● 第一の矢「大胆な金融緩和」・・・日銀が国債やETFを購入し2年後に2%の物価上昇を目標
● 第二の矢「機動的な財政政策」・・・10.3兆円の緊急経済対策で景気の浮揚
● 第三の矢「民間投資を喚起する成長戦略」・・・企業再編や規制緩和、「国家戦略特区」の創設
● 東京オリンピックの決定
アベノミクスによる日本の経済成長率を、民間機関の平均予測は、2014年度の実質成長率を0.8%、2015年度は1.26%と予想している。
4月の消費税引き上げを加味しての成長率なので、明るい見通しとなっているが、日本経済が成長力を取り戻すか、破たんに向かうか、2014年度は非常に重要な年となる。
為替見通し
アナリストや上場企業の経営者の今年の為替見通しは100円~110円の緩やかな円安と見ている。
円安の原因・理由とは、簡単に言えば、買われた通貨が高くなり、売られた通貨が安くなるというのが為替相場の仕組みです。
つまり、円安の理由とは、”様々な要因によって円が売られたから”、と言えます。
この、様々な要因、つまり為替相場を動かす理由については以下の様な事がいえます。
● 日本の金利が下がると円安になる。(日本銀行による異次元金融緩和第2弾の可能性が高まったこと)
● ドルの金利が上がると円安(ドル高)になる。(米国QE3(金融緩和)の縮小による日米金利差拡大観測)
● アメリカの景気が良くなると円安ドル高になる。(米国の雇用と家計は着実に改善している)
● アメリカの財政懸念が落ち着くと円安ドル高になる。(財政問題で民主党と共和党が合意)
● アメリカの株価が上昇すると円安になる。(12月31日は、1万6576・66ドルと過去最高値を更新した)
● 日本の貿易赤字増大が円安になる(原子力発電に代わる火力発電向け燃料の輸入が増え、赤字額が膨らんだ。)
株式市場
今後の株式市場の見通しは、上昇基調を継続すると想定しています。
今年の3月には日経平均株価が1万8千円まで上昇するとみられている。
プラス材料としては以下が押し上げ要因となる。
● 日銀の追加金融緩和期待
● 公的年金基金の株式への運用見直し
● 円安による輸出企業の収益改善輸出企業を中心に業績の上方修正が期待される
● 各国中央銀行の金融緩和策を発端とする世界的な過剰流動性相場、
● 総額5.5兆円にのぼる経済対策案
● 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内債中心の運用から他のリスク資産への運用比率を高めることに連動して、国内株への投資比重が高まること
● 円安メリットを享受する輸出関連企業中心の企業業績の上方修正期待など
以上の要因により、日本株にとって、2014年は明るいと推察され、予想日経平均株価を18,000円~強気で20,000円と見込んでいる。

東京オリンピック関連
2020年のオリンピック開催に向けて、東京が大きく変わる。
五輪の競技施設の建設、ホテル建設、鉄道・道路の整備、電柱の地中化や街路樹の100万本増やす等、五輪関連の工事が始まる。
東京五輪関連の主な銘柄
●建設
大成建設<1801>、清水建設<1803>、鹿島<1812>、五洋建設<1893>、大林組1802、太平洋セメ<5233>、住友大阪セメント<5232>
●都心再開発
三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、東急不動産HD<3289>、住友不動産<8830>
●道路の補修・整備
ショーボンドHD<1414>、PS三菱<1871>、NIPPO<1881>、ライト工業<1926>、横河ブHD<5911>
●観光・ホテル
一休<2450>、OLC<4661>、京成<9009>、京急<9006>、JR東日本<9020>、JAL<9201>、HIS<9603>
●広告・放送
電通<4324>、フジHD<4676>
●警備
ALSOK<2331>
●スポーツ
アシックス<7936>、ミズノ<8022>、デサント<8114>、ゼビオ<8281>、コナミ<9766>
NISA(少額投資非課税制度)の活用
上記の投資環境を参考に資産運用を行い、確りと資産を増やして行きましょう。
資産運用に、賢いNISAの活用と、株主優待で、初心者でも楽しい資産運用ができます。
贈与税の非課税枠とセットで活用して、ご家族でNISAのメリットを活用
NISAの非課税額は一人最大500万円までですが、20歳以上のご家族全員分のNISA口座を作りましょう。
100万円も投資資金がないお子さまやお孫さまには、贈与で投資資金をプレゼントしてはいかがでしょうか。
贈与は年間110万円まで基礎控除枠がありますので、NISAの100万円は無税で贈与することができます。
贈与は相続財産を減らす効果も期待でき、NISAとセットで利用することで、ご家族みんなで節税対策ができます。

今年も”FPのちょっとお得なブログ”をよろしくお願いします。
資産運用で参考になればと思い今年の経済見通しを取り上げてみました。
景気予想
2014年の日本経済は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動の影響は残るものの、5.5兆円規模の経済対策による下支え効果や金融緩和の維持、賃金・雇用の増加等を受けて緩やかながらも景気の回復基調は維持されるとみられます。
アベノミクスによる“3本の矢”と東京オリンピックの経済効果
● 第一の矢「大胆な金融緩和」・・・日銀が国債やETFを購入し2年後に2%の物価上昇を目標
● 第二の矢「機動的な財政政策」・・・10.3兆円の緊急経済対策で景気の浮揚
● 第三の矢「民間投資を喚起する成長戦略」・・・企業再編や規制緩和、「国家戦略特区」の創設
● 東京オリンピックの決定
アベノミクスによる日本の経済成長率を、民間機関の平均予測は、2014年度の実質成長率を0.8%、2015年度は1.26%と予想している。
4月の消費税引き上げを加味しての成長率なので、明るい見通しとなっているが、日本経済が成長力を取り戻すか、破たんに向かうか、2014年度は非常に重要な年となる。
為替見通し
アナリストや上場企業の経営者の今年の為替見通しは100円~110円の緩やかな円安と見ている。
円安の原因・理由とは、簡単に言えば、買われた通貨が高くなり、売られた通貨が安くなるというのが為替相場の仕組みです。
つまり、円安の理由とは、”様々な要因によって円が売られたから”、と言えます。
この、様々な要因、つまり為替相場を動かす理由については以下の様な事がいえます。
● 日本の金利が下がると円安になる。(日本銀行による異次元金融緩和第2弾の可能性が高まったこと)
● ドルの金利が上がると円安(ドル高)になる。(米国QE3(金融緩和)の縮小による日米金利差拡大観測)
● アメリカの景気が良くなると円安ドル高になる。(米国の雇用と家計は着実に改善している)
● アメリカの財政懸念が落ち着くと円安ドル高になる。(財政問題で民主党と共和党が合意)
● アメリカの株価が上昇すると円安になる。(12月31日は、1万6576・66ドルと過去最高値を更新した)
● 日本の貿易赤字増大が円安になる(原子力発電に代わる火力発電向け燃料の輸入が増え、赤字額が膨らんだ。)
株式市場
今後の株式市場の見通しは、上昇基調を継続すると想定しています。
今年の3月には日経平均株価が1万8千円まで上昇するとみられている。
プラス材料としては以下が押し上げ要因となる。
● 日銀の追加金融緩和期待
● 公的年金基金の株式への運用見直し
● 円安による輸出企業の収益改善輸出企業を中心に業績の上方修正が期待される
● 各国中央銀行の金融緩和策を発端とする世界的な過剰流動性相場、
● 総額5.5兆円にのぼる経済対策案
● 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内債中心の運用から他のリスク資産への運用比率を高めることに連動して、国内株への投資比重が高まること
● 円安メリットを享受する輸出関連企業中心の企業業績の上方修正期待など
以上の要因により、日本株にとって、2014年は明るいと推察され、予想日経平均株価を18,000円~強気で20,000円と見込んでいる。

東京オリンピック関連
2020年のオリンピック開催に向けて、東京が大きく変わる。
五輪の競技施設の建設、ホテル建設、鉄道・道路の整備、電柱の地中化や街路樹の100万本増やす等、五輪関連の工事が始まる。
東京五輪関連の主な銘柄
●建設
大成建設<1801>、清水建設<1803>、鹿島<1812>、五洋建設<1893>、大林組1802、太平洋セメ<5233>、住友大阪セメント<5232>
●都心再開発
三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、東急不動産HD<3289>、住友不動産<8830>
●道路の補修・整備
ショーボンドHD<1414>、PS三菱<1871>、NIPPO<1881>、ライト工業<1926>、横河ブHD<5911>
●観光・ホテル
一休<2450>、OLC<4661>、京成<9009>、京急<9006>、JR東日本<9020>、JAL<9201>、HIS<9603>
●広告・放送
電通<4324>、フジHD<4676>
●警備
ALSOK<2331>
●スポーツ
アシックス<7936>、ミズノ<8022>、デサント<8114>、ゼビオ<8281>、コナミ<9766>
NISA(少額投資非課税制度)の活用
上記の投資環境を参考に資産運用を行い、確りと資産を増やして行きましょう。
資産運用に、賢いNISAの活用と、株主優待で、初心者でも楽しい資産運用ができます。
贈与税の非課税枠とセットで活用して、ご家族でNISAのメリットを活用
NISAの非課税額は一人最大500万円までですが、20歳以上のご家族全員分のNISA口座を作りましょう。
100万円も投資資金がないお子さまやお孫さまには、贈与で投資資金をプレゼントしてはいかがでしょうか。
贈与は年間110万円まで基礎控除枠がありますので、NISAの100万円は無税で贈与することができます。
贈与は相続財産を減らす効果も期待でき、NISAとセットで利用することで、ご家族みんなで節税対策ができます。
