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熟年離婚 妻の損得

2015年05月05日 | 日記
 夫婦仲良く老後も助け合いながら暮らすのが理想だが、様々な事情で離婚をする例も多くなってきている。

 実際に離婚となると、経済的な困難に直面する女性も多い。そこで、離婚による年金や相続の損得を知っておきたい。

1.一般的に離婚の場合の金銭的ことについて考えてみます。
  ① 財産分与・・・婚姻期間中に夫婦で築いた財産を折半するのが基本
  ② 慰謝料・・・・離婚理由で金額が異なってくるが「性格の不一致」の場合は慰謝料は発生しない.
  ③ 養育費・・・・子供がいなかったり、独立していた場合には発生しない。
  ④ 年金分割・・・分割対象は厚生年金の比例報酬部分だけで、婚姻期間のみである。
          夫の年金すべての50%ではなく、自営業の場合は分割する年金はない。

2.離婚することで失うものも多い
  ① 相続権・・・夫の相続財産の2分の1以上が妻の取り分であるがもらえなくなる。
  ② 年金制度の手当てや加算額もなくなる。
(妻の遺族年金は夫の比例報酬部分の4分の3を受け取れる。しかも非課税)

何れ、離婚することで得になることは少ないので「離婚をしない方法」を知っておかれることをお勧めします。

ネットで「離婚しない方法」と検索するとたくさんの情報が得られます。