修理日記。

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Logitec 液晶ディスプレイ修理

2012-04-30 01:23:12 | 修理
レポート書き用にサブモニタとして数ヶ月前に購入して使っていたLogitecの17インチLCDディスプレイ(LCM-T175A/S, 中古品2,000円)が、使用中に消灯したり、突然電源が切れてしまう不具合を見せ始めました。

# ちらつきや赤みといった症状はなく、使用中に電源が切れるという点から、FL管(バックライト)要因は除外していました

それでも、だましだまし使っていたのですが、頻繁に起こるようになったので、分解してみたところ、インバータの一次側電源回路の電解コンデンサ6個(下記)がメタボになっていました。



Elite製
1000uF/16V(105℃)
・C709

Elite製
470uF/35V(105℃)
・C703
・C704
・C712
・C751
・C752



6個中4個は明らかに開弁しており、調べたワケではないですが、容量抜けしていると思われます。



今回、交換用に用意した電解コンデンサは、下記のものです。

東信工業(TK)製
1000uF/16V(105℃) UTWRZ

Rubycon製
470uF/35V(105℃) ZLH



470uFのうち2個は、取り付け部の基板が変色しており、恐らくかなり発熱していた様子が伺えるので125℃の物にしようか考えたのですが、そこまで神経質になることもないかと思い(先にFL管が寿命を迎えるはずなので)、105℃の長寿命のZLHにしておきました。




交換後、数時間使用していますが、絶好調です。
こうやって修理しちゃうと愛着沸いちゃうんですよね。
2005年製なので、設計寿命は過ぎていると思いますが、もうしばらくお付き合い頂けたら嬉しいなと(笑)







オススメ!
マザーボードなどの多層基板のハンダもらくらく吸い取れます。(コツはありますが)

エンジニア ハンダ除去機SDA-20
エンジニア


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