今日は、淡路市S様邸の建築中の室内をご案内します。
ただいま、大工さんの工事があらかた終わった段階です。
室内の壁や天井のボードが張られ、お部屋の広さがよくわかります。
家具をここにこう置いて…。
平面だけで考えていたレイアウトも、ぐんと具体的なイメージになります。
室内のしっくいを塗る前の状態は、壁はプラスターボード
天井はラスボードというのが一般的なのですが
(*ラスボード=塗り壁の付着を高めるために孔をたくさんあけた石膏ボード)
勾配天井の部分では断熱材として入れる炭化コルクが下地を兼ねます。
S様邸の二階のお部屋には、まっすぐな天井なのに、炭化コルクが!?
実は、この上はルーフバルコニーになっていて、つまり屋根がまっすぐなのです。
お家を包む断熱が、この部分に入るというわけです。
薄茶の紙で覆われているのは、梁です。
しっくいの白い壁・天井の空間に、無垢材のアクセントです。
そして、ほとんどの床がこの段階では養生されていて
残念ながら見ていただくことができないのですが…
唯一、見えるところがありました!
トイレの床です。
タイル張りのお住まいが9割を占めるエムズ・スタッコのお住まいの中
今回お選びいただいたのは、天然大理石です。
巾木もお揃いで、高級感が漂います。
大理石風の人工大理石(アクリルやポリエステル樹脂でできているもの)と違って
色も模様も自然のものですから、一枚として同じものがありません。
それが、実は施工するまでどっきどきの要因となるのですが
張られた床を見て「おぉ~よかった~!」と設計者・コーディネーターは胸をなでおろし
お施主さまにも「おぉ~!いいね~!」とお喜びいただきました。
大理石のサンプルはショールームにもあるのですが
それ一枚を見て決断するのは、なかなか勇気がいることです。
S様、思い切ったご決断をありがとうございます。
見学会でお披露目以降は、続くのではないか、そんな予感です。
今後も目が離せない、S様邸工事進捗です。