goo blog みょうがのときどきにっき

ショートストーリー/月子のティーハウスを作成しております

お知らせです Nov.13/2024 チキンポトフ

2024年11月13日 | お知らせです

皆さまおはようございます
冬の空が綺麗です


(お天気の良い日でした!)

こちらは晴天に恵まれ
空気が澄んでスキッとしております
空や雲そして月の輝きが美しいです 
皆さまのお住まいではいかがでしょうか?

先週、チキンポトフを作りました
私の作るチキンポトフは簡単です

鶏のむね肉とスライスベーコン
大根/にんじん/にんにく
鶏がらスープの素/顆粒タイプです

大鍋にお湯を沸かし
ニンニクと鶏がらスープの素を入れます

食べやすい大きさにした鶏のむね肉
おでんぐらいにカットした大根
ピーラーで皮をむいたにんじんを入れます

グラッとして、しばらくしたら蓋をして火を止めます
そして食べる前にもう一度過熱をいたします

深皿に盛りコショーを適当に振って…
大根も人参も大きめが美味しいと思うのです

そして食後のデザートは

(イチゴのショートケーキ? 

Nov. 13/2024
前回は「エレファントハウス 赤い ぞう さん」を
お読み下さりありがとうございました
今回は、武田かりんさんのご紹介をさせて頂きたいと思います
現在、編集作業を行っております
終了いたしましたら投稿をさせて頂きます

どうぞお気軽にお読み下さい


(空気が美味しい?)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月子のティーハウス 番外編・つぐみ

2024年11月13日 | 月子のティーハウス(番外編・エピソード)

ご訪問ありがとうございます
今回のストーリーは、子供の頃に暮らしていた
地域伝承をベースに作成いたしました

月子のティーハウス
moon child's tea house

番外編 つぐみ

ティーハウスの周りは春めき、楠の葉は美しく輝いている
そして地面からは太陽の匂いがする

藤のバスケットにキッチンバサミを入れ、月子はエントランスの外にいた
自生しているミントの葉を手際よく摘んでいた

風返しの坂を、小さな女の子が1人で歩いてきた
「どうしたの?」月子は尋ねた

「わたしの名前はつぐみ、お姉ちゃんは?」
「私は月子、…でもお姉ちゃんって呼んで」

「お姉ちゃん、私はお山へ行かなくてはならないの」
少し時間をおいてから、月子は答えた
「お山はこの道を通って…ずっと先よ」

「つぐみちゃん、パイナップルミントの葉っぱを食べる?」
バスケットに入っているミントの葉を月子は手渡した

「スースーして美味しい」
少し苦そうな顔をして、つぐみは笑った

キッチンバサミを借りると、つぐみは自分の髪を切り月子へ渡した
髪の毛を受け取り、月子はバスケットへそっと入れた

「お姉ちゃん、ギュッとして」
月子はつぐみを抱きしめた
月子の胸につぐみは深く顔をうずめた

「お家が揺れたの、ガタガタガタガタ」
「怖かったわね」
月子の瞳から、涙がほろほろとこぼれた

「私1人きり、お山は怖いの?」
「そうではないわ、この辺りではみんなお山に集まるの」
つぐみは不安げだった

「春になると山桜が咲いて、野鳥もさえずるの」
月子はつぐみの肩をさすった

「さみしくない?」つぐみは泣いた
「さみしくなったら、いつでもお姉ちゃんのティーハウスへいらっしゃい」

「お姉ちゃんありがとう、私はお山へ行ってみる」
つぐみは、もう一度1人で歩き始めた

ずっとずっと霞んで行くまで、月子はつぐみを見送った


(お山へ行ってみます

ご一読ありがとうございました

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武田かりんさん 金魚

2024年11月13日 | 日記

武田かりんさん 金魚

あなたにも居場所がある
人じゃなくていい「友達」見つけて

武田かりんさん
武田かりんさんは1997年生れ
東京都出身の映画監督/イラストレーターです

 中学1年生の1学期
かりんさんは突然友達から無視をされました
きっかけが何であったのか、現在も分からないとのことです

夏休みに入ると
学校へ行かなくていいのですごくホッとしたそうです
しかし夏の終わりが近づくと
苦しくなり、かりんさんは声が出なくなりました
そして心因性の失声症となりました

担任の先生には、「負けないで」と言われ
両親に打明けた後、校長室では
「もう少し頑張ってみよう」と言われました

その一方で、お誕生日にはプレゼントや手紙が届いたのです
ごめんねや言い訳とも感じられる内容だったようです

かりんさんは、逆に不信感を覚え
卒業まで登校出来ず自室に引きこもりました

そして赤毛のアン/銀河鉄道の夜を読み、かりんさんは救わました
その後通信制の高校では、友達も出来てイラストに没頭しました

ブルーを笑えるその日まで
そんなかりんさんは、東京工芸大映像学科へ進学をしましたが
同時期に10代後半の死因は、自*が最も多いと知り衝撃を受けました

亡くなってしまってから、ニュースで取上げられても手遅れと感じ
26歳の時、不登校経験をベースにした
ブルーを笑えるその日までを映画化しました

しかしかりんさんは、過去を克服出来たわけではありません
今でも思い出すそうです
そしてこんなメッセージをお話しされております

弱い自分のままでいい
本当の友達が欲しくても
それは人でなく絵/物語/映画でもいい
学校以外の場所でもいい
逃げてもいい

学校や職場では同じようなご経験をされている方も
いらっしゃるかと思います
時として無理解や残酷さが伴いますが
ご自身の敗北では無いと私は感じました

武田かりんさんは、この様にもお話ししております
金魚は海では生きられないみたいに
自分の泳げる世界が、今いる場所じゃないっていうだけ
自分のことを分かってくれる
ぴったりの場所がきっとある

だいじょうぶ!

(きっと笑える日が来るから  )
                                                                                         
(参考:Aug.26/2024 毎日新聞)

ご一読ありがとうございました

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする