2012年のカナダ産のゾンビ映画。
2016年現在GEOで新作。
パッケージから溢れ出るB級感に惹かれて
ついレンタルしてしまいました。
期待通りの大ハズレ。
期待通り、というのは、ギリギリ体裁は
繕っていて、最後まで見れんこっちゃない、
というレベルで、最悪なのは見る気が失せる
ぐらい安っぽい作りの映画です。
なのでそこは期待通り。
そしてゾンビ映画としては大ハズレ。
簡単に言えば、新型のウイルスが蔓延した
世界で世界中の科学者が情報を共有しながら
抗体を作っている、という王道ストーリー。
主人公の女科学者リーが、研究所を出て
感染者が蠢く外の世界へ飛び出す。
実家に置き去りにした両親を弔う為、
ってこの辺の動機も全然ピンとこない。
で、リーがハゲタカと呼ばれる略奪者集団に
襲われるが、感染者の群れに遭遇して、
ドサクサに紛れて逃げ切って実家へ。
そこにハゲタカの生き残りのセフとマッカイが
現れて、セフと仲良くなる。マッカイは慎重。
セフはなんかいい奴っぽい感じを出す。
ラスト15分ぐらいで一気に終わらせに掛かる。
ここはネタバレせずにおきますが、
まあつまらんわけです。なんじゃそりゃ、と。
ゾンビの怖さが全くない。
サイコ野郎が変貌した理由の明示が弱い。
キャラに特徴がない。
だから感情移入もできない。
オチが意味不明。(理解はしたけど)
「よっしゃ!良い映画できたぞ!」
って本気で思ったんかな。
そして、名だたるゾンビ映画と比べたのかな。
ナイトオブザリビングデッド、
ゾンビ、死霊のえじき、
ドーンオブザデッド、ランドオブザデッド、
28日後、ゾンビランドなど....。
挙げだしたらキリがないけれど、
それらに比べて勝ってる部分がなさすぎ。
見る価値なし。
って言われたら見たくなりますね。
100円なら良いんじゃないでしょうか。