MOLE / 生きてる証拠の備忘録

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アーミー・オブ・ザ・デッド(90点)

2021-05-23 23:30:00 | 映画



Netflixで5/21公開のゾンビ映画、
アーミーオブザデッドを観た。

監督はなんとあのドーンオブザデッドの
ザックスナイダー!これだけでも惹かれる。

今年に入って60本以上映画を観て、
スマホのメモ帳に自評価をメモしてるけど、
90点以上と思ったのは、パラサイト以来。


まずゾンビ演出が素晴らしい!
お前に何がわかるという感じだけど、
数々のゾンビ映画を観てきた自分にとって、
ゾンビ学のようなものがあって、
その基礎学問を遵守しながらも、
セオリーを壊しつつ、詰め込みすぎない感じ。
この絶妙なバランスで登場するゾンビ達。
ドーンオブザデッドに共通するグロさも
あって、赤ちゃんゾンビには鳥肌が立つ。

キャラクターの魅力はそこそこ。
これはゾンビ映画では大事なところ。
魅力的なキャラにし過ぎるとダメ。
ゾンビドラマはまた違うんだけど、
映画はそこそこで良い。これまた絶妙。

アメリカの強行突破思考!
ネタバレはしないけど、最終的においそれ!
って思うような強引な解答。悪くはないが、
アメリカ感出てるよー!というラスト。

金なんか必要!?
この映画の見どころは「金に目が眩む人達」
確かに15億なんて大きなお金だけど、
命懸け過ぎて理解に苦しむ。
隔離されたゾンビエリアに行くって、
100%死ぬようなものやけど...。

王妃と虎に注目
ゾンビの中でも、目がバッキバキの王妃と、
えげつない強さの虎ゾンビに注目。
この辺りの調整が上手いなって思う。

真田広之も出てるよ!
ミスタータナカこと真田広之。
闇のフィクサー的立ち位置。
日本人が出てくるって感動。


そんなこんなで、久々に痛快なゾンビ映画。
2時間越えも劇場公開がないNetflixオリジナル
ならではなので、とっても見応えがある。

劇場公開すれば興行収入は数百億は下らない
だろうけど、それをNetflixで出す意味って、
それ以上のリターンがあるってことよね。

サブスク恐るべし。Netflix恐るべし。


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