N.A.C.ブログ

N.A.C.では毎週土曜日に復興住宅にてお茶会をしています。一緒に楽しくまったりしませんか?        

『 顔面フィードバック ~笑う角には福来たる?!』(山本真由美)

2009年02月14日 | 勉強会

私たちは感情や体調など、自分の内的な要因が表情や仕種、行動などに現れることを体験的に知っています。
これはとても自然なことですね。
逆に、表情や仕種、行動など、外的な要因が感情や体調などを誘発するというのは、どうでしょうか?これも、明確に意識しないまでも、誰にでも経験があるのではないでしょうか?
 ちょっと調子がわるいなぁ、と何となく計った体温計。38度の数字を見た途端、もう駄目だ・・・とぐったりしてしまう、とか。この例えはちょっと違うかもしれませんが・・・・。

「顔面フィードバック」正しくは「顔面フィードバック効果」と言われるのですが、この言葉、ご存知でしょうか?
 私たちは嬉しかったり、楽しかったりすると笑います。目や耳、鼻、口、皮膚などの感覚器官に入った「嬉しい」「楽しい」という情報が、脳に伝えられ、脳の指令で顔の筋肉が動きます。これで「笑顔」がつくられます。さらに、この顔の筋肉の動きは、再び脳に伝達され嬉しい感情が増幅されます。
 脳からの情報で筋肉が動かされ、筋肉の動きが再び脳を刺激して・・・・これが繰り返されると、どちらが始めで終わりなのか、入り口と出口はどちらなのか、卵と鶏はどちらが先に在ったのか・・・・・と言う状態になるわけです。

つまり、楽しくないけれど、とりあえず「笑顔」をつくる、「わははは!」と声を立てて笑ってみることにより、本当に嬉しい!楽しい!気持ちになってくる、と。

 これを 研究者の間で「顔面フィードバック効果」と呼んでいるそうです。この「顔面フィードバック効果」は、病気の治療には「笑い」が有効!という、医学的にも証明された説の前振りによく登場するのですが。「笑い」によってリラックスし、免疫力が高まるのだそうです。

「笑う角には福来たる」
笑顔の持つ効果は、やはり絶大なようです。

ホシケミカルズ「http://www.starlab.co.jp/mame/07.htm」

いわやの2月のレクレーション報告

2009年02月14日 | 日記
お茶屋いわや月一レク ~デンジャラす☆バレンタイン~
医学部1回生 林野 和也


 お茶屋いわやでは住民の方達の関係を深める・新しい関係作りを狙いに、毎月第二週目土曜日のお茶会で“月一レク”としてゲームなどの簡単な催し事をおこなっています。そして今年の2月のレクの日は14日。そう!バレンタインデー!!そうとなればやらない訳にはいかないですね、「デンジャラす☆バレンタイン」!…具体的に何やったの?っていうと、要はチョコレートを使ったロシアンルーレットですね。ルールは簡単、くじで選出された学生が3人、それぞれ伏せられた湯のみのなかからひとつを選びます。湯のみの中には一かけらのチョコレートが。それを食べてもらいます。しかし、3人のうち1人の湯のみにはなんと激マズチョコレート!!住民の方には3人のリアクションだけを見て、誰が激マズチョコを食べたのか当ててもらいます。これを3セット行いました。デンジャラす☆

 このゲームの楽しい(苦しい)ところはマズさだけではなく、演技をしなければならないこと。バレバレのリアクションをとってしまうとクイズにならないですからね。学生はそれぞれ平気なフリ、不味いフリなど住民の方を騙すための渾身の演技を披露します。…ちなみにハズレはカカオ99%チョコレートでした。平気なわけ無いですよ?(笑)

 沢山のかたを騙す学生もいれば、全く騙せない学生も。腕の見せ場です。3セット目にはなんとわさびをつけたチョコレートがハズレでした。学生のリアクションや正解発表のたびに賑わう会場。正解発表の瞬間に見えないところへ走り去ってしまう学生も…。この日の犠牲者は3名。僕たちは忘れません。

 そんな犠牲者たちのおかげでレクは大盛り上がり、大成功!住民の方同士でも会話が弾み、狙いも達成できたのではないでしょうか。みなさんの笑顔もたくさん見られました。
毎月こんな感じに、時には生活に役立つ知恵をみにつけたりもしつつ楽しいレクを行っています。これからも住民の方のつながりや、何よりも笑顔を見たいために月一レクをさらに浸透させていきたいです。