サイコパス☆ランチ

40代の新米パパ・1級建築士で宅地建物取引士【ゆりかご打法・中川修一朗】が、住宅関連を熱く語る暴走日記

鋼管杭・地盤改良工事

2006-06-11 21:03:18 | 建築でバンザイ★
黒オリーブを畑に植えた訳じゃありません

現在着工中の高円寺南Ⅲの物件の【地盤改良工事】途中の画像をアップしました ちょろっと写ってるのは僕のチャリです

建築確認が下り、設計図書も完成し、「いざ、着工!」の前に必ず行うのが【地盤調査(SS方式)】です

なぜ必要になるかは語るまでもありませんが、建物を建てるのに必要な地面の耐力(地耐力)を有する敷地かどうかを確認する為です


東京の地形はここ数年で大きな変化があったわけではありませんが、現在のように河川の護岸工事などを行う○百年前などは、今自分が住んでいる土地も元々は川の底だったのかも知れません

川でなかったとしても、盆地の畑で葉っぱなどが自然と堆積した土地であったり…

こういった経緯は地元の長老でもさすがにわかりません


地盤調査を行い、地耐力(特に3階建ては)が不足している場合は地盤改良を行います

画像で黒いのがピョコピョコ出てるのは、地盤改良杭の頭が出てる状態です まさに杭を植え終わった状態で、ここから基礎の根切り工事をやる際に、所定の高さに杭頭を切りそろえるといったことを行います

切り揃えた杭に蓋をして(筒状なので)溶接し、家の荷重に耐えうる地盤改良工事が完了となります


頃合を見て、HPにもその過程などをアップしようと思います