長生きを考えるようになりました。

50歳のバイク事故で、自身の老化を痛感し、残りの人生について、長生きと趣味との相関関係を考えたいと思うようになりました。

カリウムと『長生き』

2011年01月10日 12時11分50秒 | 日記

私は、小学校・中学校・高等学校・大学と若いころから一貫して体育会系で、激しい運動の消費エネルギーを賄うため、大量の食事をとる必要がありました。すなわち炭水化物(ご飯、麺、パンなど)=カロリーを大量摂取する必要がありました。

激しい運動により、大量発汗で伴い失われるナトリウムを補うためと、大量の炭水化物を食べるために、塩辛い味のおかずを必要としました。

16年以上そんな生活をしてきた私は更に、体育会系現役を引退した後は、お酒を大量に飲むための塩辛いつまみや、飲酒後の『締め』に濃い味の食事やラーメンを、当たり前に腹いっぱい食するのが大好きでした。

当然、50歳にバイクで転倒事故を起こす最近まで、気にも留めていませんでした。食堂に行けば、ビール2本に餃子とラーメン(汁飲み干す)ですから、これ1回で食塩11g1日の食塩摂取制限10gを越えてしまいます。

 

食塩が体内に摂取されると、適正塩分濃度に余分なナトリウムは、腎臓が排出するのですが、その能力は、個人差はありますが、食塩20g程度です。この能力を越える塩分は排出が間に合わず、血中に蓄積され、腎臓への負担が増え、場合によっては腎臓を壊します。血中に含まれるナトリウムの体内蓄積濃度があがると、その分を薄める為に水を飲むように指令が入ります。これが、喉が渇くという現象です。塩分濃度が高くなれば、それを薄めようとする水分も多量となり、体内の水分量が増え、細胞11つがパンパンに膨れ上がります。これが『水太り』で、血管中の水分量も増え水圧が上がり、血管の壁にかかる圧力も増大し、慢性化すると高血圧となるわけです。

 

塩辛いおかずを好むので、炭水化物が余計に食べられ、肥満になり、体内水分量が増えるので高血圧になり、結果『長生き』はできません。

 

カリウムには、ナトリウムの腎臓での再吸収を抑制して、ナトリウムと水分を結合させ、尿中への排出量を増加させることにより、血圧を降下させる働きがあります。また細胞膜の活性を上昇させて、末梢血管を拡張させることによって血圧を下げる働きもあります。

 

カリウムの一日摂取量の目安は2,000mg3,500mgです。特に高血圧症の人は多く摂取するように心掛けてください。

カリウムは、食物100gあたりパセリ(1000mg)・ヨモギ(890mg)・ほうれん草(690mg)・納豆(700mg)・干し海藻類(5000mg以上)などに、多くまれますが、調理過程の熱で失われて(茹でた場合は全体の3割が喪失)しまうなど、摂取に注意が必要です。

 

私の場合、一番手っ取り早いと、カゴメの食塩無添加のトマトジュースを飲んでいます。このトマトジュースは、100cc中にカリウムが300mg含有されていて、1日にコップ(180cc)3杯飲んで、サウナに入ればナトリウムの排出はOKです。

900ccのボトルで2700mgが含有されているので、1日に1本飲めば、食事(カリウム摂取の為)代わりにも効果的てきです。また、1260円で、カロリー控え目で、リコピン(動脈硬化を防ぐ効能が期待されている)含有量の多いトマトが使われているので、うれしいです。

 



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