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この数日、深夜に1時間から2時間ぐらいコソコソしているPCオーディオにしようかと画策中のPCです。
前回のPCオーディオ云々のブログ記事まででハード組み立て的なことはほぼ終わったと思ってます。
そのときのブログ記事は次のところ
2020年9月9日のブログ記事:PCオーディオにしようかと思っているPC組み立て13日目
どこに設置するかもまだ決まっていないので作業台(折りたたみテーブルですけど)の上に鎮座したままですが、本日にてこんな体裁になっています。
私が考えていた偏屈な運用を目指していたことはほぼできているかと思います。
次に突き詰めるのは....
DVDドライブを取り外すこと。これは簡単ですな。(PCオーディオ本体に光学ドライブは要らんでしょ)
LANのハブを介さずにPCに直接無線LANアンテナつけたいな。そうすればこのPC単体だけでタブレットを操作卓として曲選択とかできよね。
とかなんだけど、無線LANアンテナ計画については、このPCに取り付けできる無線LANカードが手元に無いのでしばし保留ってとこかな?
マザーオンボードのUSB機能が怪しいかも?起動してUSB-DACを認識しないことがあり。デバイスマネージャーから再スキャンしたら認識されたりするんだけどこれって面倒だよ。
USBカード増設することを考えた方がいいのかも?
あとは、このPCをどこに設置しようかなー。うーんうーん。
後々に自分の方針があっち向いたりこっち向いたりしかねないので、スタート時にどう思ってこの形になったのかをここに書いておくことにする。
- CDリッピングしたデータを保管管理するサーバー
- USB-DACを繋いでアンプへ音出しできること
- もちろんですがPCオーディオ相当の音質がよいこと
- PCの電源ボタンONで、音楽再生ソフトのCD選択画面まで自動起動していること
- PCの電源ボタンOFFで、音楽再生ソフトを自動終了してパソコンの電源が切れること
- 通常運用では、キーボードもマウスもモニターも繋がないこと
- 通常運用にて、スマホやタブレットといったWIFI端末からジュークボックス操作卓のような感覚でアルバム選曲再生といった実質的なリモコン扱いができること。
- 通常運用にてDLNAサーバーとして使え、DLNAに対応した機器をLAN接続したときに音楽データを参照再生利用できること。
- ついで用途にて、一般的なファイルサーバ用途もできること。つまりファイルサーバーにPCオーディオ機能を搭載した状態。
- 通常運用状態にてパソコンに不具合がでたときに、別PCからLAN経由で接続してオーディオPCの設定ができること(リモートデスクトップ接続)
- CDリッピングは別PC(仕事で使用しているPCにて仕事中についで作業でする)にて行い、ある程度まとめてからPCオーディオへファイルコピーしてライブラリー追加。
とまあ、こんな感じですね。
それを実現する目的にて、次ぎのソフトを用いました。
- パソコンのOSはWindows10Pro
- メインのオーディオ再生ソフトは、MediaMonkey
- なにかと比較用途で必要かもと思い、サブのオーディオ再生ソフトして、foobar2000
そういったソフト類の設定メモ書き(後々に自分が忘れるだろうと思って...)
Windows10
最初からしこまれているスマホライクな機能を全部ストップする。
マイクロソフトアカウントの類も全部機能ストップする。
不要なアプリを全部削除。xboxが云々とか、ツイッターが云々といったのも全削除。
WindowsUpdate機能はしぶしぶ残す。
IPV6機能をストップ。IPV4のIPアドレス固定、ネットワークゾーン設定、といったLANがらみの設定。
リモートデスクトップ接続受け入れの設定をする。
音楽再生用途のグループ設定し、音楽再生用途のユーザーを作成して登録。オーディオに関することは音楽再生用途グループに権限を与えるように設定する。
リモートコントロール接続のできるアドミ権限ユーザーを作成する。
音楽再生ソフト--foobar2000
まあーとくにどうということはなく単にインストール。
基本的にfoobar2000を常用するつもりはないので、なにかテストケースで再生音出しするとき用途。その都度に詳細設定したらいいやん。今は、wasapi経由で音がでたらいいじゃんという設定だけ。
音楽再生ソフト--MediaMonkey
リッピングするときのファイル名等の設定
保存先ルールは次のようにした
-------
G:\flac取り込み\<ジャンル>\<アルバム アーティスト>\録音<録音年>年<アルバム>\<ディスク #:2><トラック #:2> <アーティスト> - <アルバム> - <タイトル>
-------
ファイルを探すときに、フォルダー名をアルバムタイトルだけにするとタイトル名でソートされる。できたら古い順に並んで欲しいのだけどという理由で録音年をアルバム名の先につけた
リップ方式は「セキュア読み込み」
「トラック音量を揃える」のチェックは外す
「オンザフライエンコード」のチェックを入れる
ツール--オプション--ライブラリ--メディアの共有化
DLNAサーバーを有効化設定する
ツール--プレイヤー--出力プラグイン
out_ks363.dll
http://www.stevemonks.com/ks_plugin/plugin.html
monkeymote プラグインを入れる(スマホからMediaMonkeyを操作するやつ)
foobar2000とMediaMonkeyを併用する上での注意点。
CDアルバム毎の録音レベル調整のためにReplayGain機能があるのだが、音量解析してタグ付けするときに、それぞれのソフトで数値が違うことを見つける。
MediaMonkeyでタグ付けしたものをfoobar2000のプロパティーで確認画面
foobar2000で音量解析して出された結果画面
個々のソフトが音量解析ロジックが異なることで違うのだろうけど、ライブラリーとして音量レベル調整を統一するためには、どのソフトでタグ付けするかマイルールが必要と考える。
ネットで調べるとfoobar2000は過去に音量解析ロジック変更がされておりそのタイミングで新旧の解析結果が異なってライブラリの統一が崩れたといったネタがあちこちにあった。
MediaMonkeyではそういったものを見つけなかったのだけど、単にマイナーなだけで情報がないだけなのかも知れない。
それでもトラブル事案の少ないほうを優先すっかなー、とか、そもそもMediaMonkeyの方があっとうてきに使いやすいし、ってことで、MediaMonkey「音量の解析」にてタグ付けすることにする。
この設定に至った理由。
音楽再生ソフトからDACへの音出しについては、マイクロソフト提供のWasapi機能を用いるのが鉄板なんだけど.....
Windowsに複数ユーザーでログインしているとき、ユーザーを切替するタイミングにて、Wasapiを使っていると再生がストップすることが判明。ユーザーセッションが切替でWasapiを開放するみたい。
ユーザーセッション切替でそうなるのだから、もちろんリモートコントロール接続操作していて、それを切断したタイミングでも音楽再生がストップする。
ネットを調べたら、PCオーディオをネットワークサーバとしてリモートコントロールで制御運用している方が多々おられるのだけど、ユーザーセッション切替で音が止まることを追求している人がそんなにいない。なんでだろう?リモートコントロールで接続できたらそれでおしまい、切断してからのことは運用で考えていないのかなー。
Windowsルール的には、ユーザーセッションが切り替えられてもログインしている状態のままなら、そのままアプリは動作実行していなければならないのだが、wasapiだけは止まってしまう。
それならばと、ASIO経由で接続をしてみる。ASIOだとユーザーセッション切替しても再生し続ける。期待した動作をする。
ASIOは電子楽器を制御するものなので音はいいはずなのだけど、USB-DACがASIOドライバを持っていない。ついては、汎用のASIO4ALLを用いるのだが....
データの受け渡しが多い分、バッファーを何回も経由する分、一応、音は触らないように全ての指定を最大にしてみたり(楽器操作ではないのでレイテンシなんて関係なく全て最大値にして音質に有利にしておく)したのだけど、それぞれの設定にミキサーモドキな操作切り口があるかぎり音になにかしている模様。
もちろんWindowsの標準サウンドより音はいいのだがWasapi出力より、低音域の「スン」がなくなって空気感が無く、高音域が雑く尖っているが煌びやかさがなく、音の粒子間もなくなんかものすごく限りなく凄くホワイトノイズを薄く感じるような音で駄目とした。だってそんな音なら俺っちのCDプレーヤー出力のほうが音がいい。微妙なことなんだろうけど気になるので駄目なんよね。
次に、Windowsのミキサーをバイパスするだけというやつを見つけて試してみた。
「out_ks363.dll」ってやつで、これを経由したら、wasapiに近い音が出た。いや、私的にはwasapiより少し空気感を感じる音へ。
out_ks363の設定は、プリギャップ出力だけON。バッファーサイズは最大値へ。
out_ks363にて、ユーザーセッション切替しても再生し続ける。期待した動作をする。
ということで、out_ks363を出力として採用した。
***** 2020年9月21日追記(ここから) *****
いろいろとテストしてみて、out_ks363 を止めて、やっぱりwasapiにしました。
2020年9月21日のブログ記事:USB-DACの熱対策を考えなあかんみたい
***** 2020年9月21日追記(ここまで) *****
タブレットについて.....
リサイクル屋にて、ACアダプタと取説が付属するタブレットを550円で入手。多分フォトフレームと勘違いして売られているんだと思う。
某キャリアが申し込みキャンペーンで大量に無料配布していた端末らしい。
Android4.4搭載で、スマホsim挿入口はなく、wifi通信オンリーのやつです。
私が個人的に所有する初タブレットは、いつの産物かわからないこの550円のやつに決定。
これに、MonkeyMote (MediaMonkeyをリモートから操作するやつ) をインストール。
PCオーディオサーバーのMediaMonkeyと連動して動作します。
ライブラリー構成もMediaMonkeyの階層をそのまま表示してますし、再生ストップも操作できます。ミュージックサーバーの曲検索と再生停止に関する操作卓として使えます。
マイクロソフトからアンドロイド用のリモートコントロールソフトをインストールして、PCオーディオサーバーにリモート接続してみました。
この小さい画面に、まんまWindows10の画面が表示されてますよ。
小さい画面でどうやって操作するのよ?ってちゃんとスマホライクな操作で画面拡大できるのね。
Windows10がまんまリモート操作できる状態なので、ここからMediaMonkeyを操作してPCオーディオサーバーのDACから音出しできます。リモートコントロールセッションを切断してもPCオーディオは再生したままです。期待した動きをしております。
しかしねー。古いタブレットなんでしょうね。
満充電しても、連続稼動時間は1時間40分ほどです。
初期のタブレットって電池の持ちはこんなんだったんでしょうかね?
とりあえず、LAN接続してPCオーディオ兼、オーディオデータサーバとして使えるようになりました。
次の課題は設置場所です。狭いゴミ屋敷のダンボール一杯ウサギ部屋状態のどこにこいつを設置したらいいものやら....。
しばらくは雑にあっちいったりこっちいったりという運用されることになります。いや、ずーっとそうなるのかなー。
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