なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、右前トレーディングアーム固定箇所の裂傷と錆屑追求

2021年02月14日 23時19分42秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日のスバル弄りは2時間30分でした。

 

さあー問題箇所を考えることにします。

右前トレーディングアーム固定箇所ですよ。

前足を車体に固定する重要箇所です。人間でいうと「そけい部」って感じでしょうか?

ここが駄目になると車の前輪がもげますよね。

その大事な部分がですよ。痴呆親父が怪しい補強板を溶接貼り付けしているんです。

きっと錆屑だったから補強したのだろうと思うことにするのですが....

以前から私も気にしていたのが、痴呆親父が車を動かしているときになにかに右前足を乗り上げたりぶつけたりしているのではないかということ。

昨日にスバル弄りのアドバイスをくれた、スバル弄り先輩も....

この車体は右前ぶつけているんじゃね。ここが歪んでいるし、バンパー取り付け部も押しているような....

昨日のその場では私はあえて口に出して追及しませんでした。だってぶつけた云々の仮定より今後の対策修理案を聞くほうが重要です。

多分、なにかに乗り上げて前足をおかしくしたから、こんな補修をしたのだろうと考えるのが自然なんだろう。

 

はい、その部分の写真です。トランク内側ですよ。

隙間にコーキングらしきシールが入ってます。上から貼り合わせ隙間を撮影。

シールが盛大に入っているってことは、それだけ車体フレームに密着していないともいう。

 

貼り合わせの前側です。フロントパネルのランプ取り付け穴から覗き込んで撮影です。

補強板の前側は隙間が開いてます。一部点付け溶接ですね。

 

補強板の後側です。

大きい穴はボルト通し穴です。小さい穴は開いていてはいけないやつです。

でも錆穴にしては輪郭がしっかりしているなー。なんでだろう。

その穴に向って裂傷があるんです。

裂傷部分にマークします。裂傷の内部にまでインクが入らないかなー。入ったら反対側がわかるのになー。と無駄な努力もしてますよ。

なかなかの裂傷でしょう。

 

では、シールをほじくります。

苦戦するかと思ったら案外簡単にめくれました。だって中に充填されていないんだもん。

表にさらりと乗せて押し込んだだけちゃう?さすが痴呆親父の仕事。

シールが充填されていないので内部が錆びているのはもちろんです。

もともとのフレームが強度出しで縦にリブ折りが入っているんです。

そのリブ山に溶されてます。なので山分両脇に隙間があるってことです。

隙間を真上から撮影です。

リブ山頂点の溶接部分はしっかり溶け込んでおり、かつ接続幅もあるので大丈夫ではなかろうかと...

 

次は、この補強板の裏側です。フェンダー内側からです。

この部分って、鉄板の重なり方は....

フェンダー内側から

「強度出し帯鉄」 -- 「フェンダー内エプロン」 -- 「トランク内壁」 の3枚鉄板合わせ構成です。

そのうちの、「強度出し鉄板」は、ボロボロ錆屑ビスケット状態でして、すでに撤去しています。

先の写真にて、「強度出し帯鉄」が当たっていたところが赤錆状態です。

そこが赤錆て強度がなくなることで、裂傷が赤錆内で広がってます。

見えているこの鉄板ですが、ビスケットよりはマシですが指で押すとたわむ状態です。つまり鉄としての強度はありません。

「強度出し帯鉄」のはずなのに、それが貼られていたことで内側は赤錆パラダイスになっているという。良いのか悪いのか....

裂傷が伸びているので、この部分の前後引っ張り強度なんてないよね。というか、前後引っ張り強度に負けて裂けているんだよね。

それなら、裂傷の間はめくっても現状の車体強度がどうこうってないよね。だって、この下は間違いなく錆パラダイスがまだあるばずだよ。

ということで、裂傷とスポット溶接の箇所をマジックでマークします。裂傷よりちょっと上の部分まで切り広げてみます。

まずはスポット溶接を剥がすのですが....

この内側がもしかして使えるような状態だったらそのままにしたいよね。というホンのチョットの期待があるのでドリルでもみこむのではなく、上板だけを薄く削り取っていく作戦にしました。

なるほど裂傷はスポット溶接に向って伸びている。

つまり、スポット溶接箇所は2枚鉄板が貼り付いているので強度あり。その貼り付け部分を軸にして鉄板が動くことで歪みが出て裂傷ってことか?

 

いよいよ鉄板をめくります。

うっひょー。錆パラダイス。

内部に強度出しのパッチ補強鉄板が入っているのね。

その向こうの鉄板は、トランク内壁です。

トランク側から見えていた小さい穴の招待がわかりました。

強度出しパッチ鉄板をトランク側鉄板へのスポット溶接で失敗して貫通している穴ですね。

つまり、スバル組み立て工員の仕業です。きっとスバル組み立て工員お得意の黄色いパテで誤魔化して完成しているんでしょう。

そのスポット溶接失敗穴に向って、トランク側の鉄板は裂けています。

 

さてさて、この赤錆パラダイスをどうするかです。

叩くと鉄らしい音はしてますが、組み立て工員がスポット溶接して失敗しているところあるしねー。そこがウィークポイントになって裂傷があるからねー。要するに、私の車体は完成したときから外れ品でいつかこういう腐食になって駄目になる運命だったんでしょう。

まあーねー。錆屑になっているからねー。

ハンマーで叩くとと下端からボルト通し穴周辺までボロボロとカレー粉(錆屑)が落ちるからねー。

これは切除ってことでしょうねー。そうなると、痴呆親父が貼り付けた補強鉄板が要になるという。

本当かよー。

ここで脳みそを冷静にしたいので作業終了。

 

ここから先の作戦は、ちょっと悩むことにします。

(思惑はありますよ。問題は私の技量がどうなのかというので悩むのです)


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