20日ほど前にブログに書いた件の続編です。
10インチチューブタイヤ用のフラップが存在するのか?です。
クラウンワゴンの車検を出したときに整備工場に、10インチタイヤ用フラップの存在有無と、存在したときの価格見積もりをお願いしていました。
その返答を11月22日のクラウンを引取りに行ったときにもらっています。
結果ですが....
出入りしているタイヤ屋さんでは10インチタイヤ用のフラップの取り扱いはないそうです。
しかしです。
さすが、兵庫県西宮市で商売をしているところだけあります。
西宮、芦屋、神戸では、変態車が多く実働しており、そういう変態需要に対するノウハウをタイヤ屋はもっていました。
小さい合わせホイールでフラップ需要はたしかに存在しており、そのタイヤ屋のノウハウでは次のように対応しているとのこと。
古いタイヤチューブを外周部と内周部になるように切り取って、チューブの通り穴を開けて内周側部分をフラップとして使用する。ということだそうです。
すでに、古い外車、マツダキャロル、スバル360で、そのようにして納車した経験あり。とのことでした。
さらに....
軽自動車程度の重量であれば、フラップを挟まなくてもチューブの設計耐荷重は十分あるので、タイヤメーカーは自動車用として10インチフラップは以前から作っていないと思う。との情報ももらいました。
しかし、現実には耐荷重以前の問題にて、錆腐食でホイール肌が荒れているとか、脱輪によるホイール歪みで隙間があるホイールを使うしかないときがあり、そういう時はチューブを切開して流用する手段を取るんだそうです。
整備工場の社長から言われました。
「タイヤ屋がいうにはフラップを使わんと信用できないようなホイールを使うより、綺麗なホイールを調達したほうがいい。ホイールが入手できん時に使う方法やで、そのぐらい変態の車なのか念押ししてからフラップの使用を検討するように伝えろと言われた」とのこと。
つまりタイヤ屋は通常だとフラップを使う必要はないはず、そのまま装着してチューブの耐久度に不安があるときはフラップとなるけど、そもそもそんなホイールは使うなということなんだよね。
まあー、整備工場の社長と雑談の範疇なんだけど、「そんなホイールあるかいな。あったとしても骨董品価格で、綺麗な合わせホイール4本を買う値段で360軽自動車がもう一台買えるわなー。」と大笑いしたのです。
さてさて....
でもって、私のホイールですが....
えー、過去ブログから写真を拝借しますと....
2014年12月16日、R-2君タイヤをホイールから外してみた より
2014年12月27日、R-2君ホイールをちょっと磨いてみた より
と、こんな地肌のホイールだったのです。
これにチューブを直に触れさせて、高速道路を走行したいと思いますか?
そりゃーフラップが欲しいと私がのたまうのがわかってもらえるでしょ。
車って、走って、曲がって、しっかり止まるが、基本3大原則でしょ。
その走るって要素に、パンクの危険率が高いというのはご法度だと思うのよね。
さてさて....
次の情報です。
私のブログを見ていてくれた方からプチ情報をいただきました。
産業用タイヤ用途でフラップが存在する。そしてそれを売っている通販サイトも教えてくださりました。
ブログを読まれての情報提供大感謝します。
フォークリフト用合わせホイール用途にて10インチフラップは存在するとのこと。
それもオーツタイヤで存在しており、1枚1500円程度とのことです。
オーツって大阪の会社だよ。割安実用品タイヤメーカーだよ。乗用車ブランドだとファルケンだよね。
情報提供者のところでフォークリフトを使っており、そのタイヤに装着されているんだそうです。
そして自動車タイヤ業者での流通ではなく、産業機械業者の流通網であがってくる物品なんだそうです。
タイヤ製造メーカーは一緒でも、販路が異なるらしく、自動車業界には流通がないのだろう。とのことです。
ふむふむ。と納得です。
情報提供者もフォークリフト維持費節減のために、インターネット通販がないか調べたとのことですが、オーツタイヤ製品では発見できなかったとのこと。
そして、メーカーは謎だけど、次のサイトに取扱いありとのことです。
http://www.good-job-tools.com/10851_2083.html
おおっ。まさに私が欲している物品そのものではないか。
でも1枚が2000円近くするぞ。それならチューブを切り開くのとどっこいになるのでは?
さてさて....
で、結局のところどうしましょ。
旧車乗りで合わせホイールのみなさんはどうしているの?
そもそも、私のような腐りホイールを使っていないということなんでしょうねー。
でもねー、こんなホイールしかもってないから、これで組み付けないといけないのよねー。
はぁー....って。深いため息ですわ。
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