本日のスバル弄りは2時間30分ほどでした。
リヤブレーキのバックプレートに各部品を組付けます。
まずは、サイドブレーキリンクのブーツです。
ブーツ固定金具は爪を追って固定するだけなのですが、これがなかなかに難しいです。
しっかり遊び無く爪を広げて押し付ける状態にするのに苦戦しています。
組付けるとブーツ側はこういう方になります。
次は、リヤブレーキシリンダーとアンカーブロックです。
シリンダーに「L」「R」と記しつけてますが、シリンダーに左右は無く共通部品です。
単に右についていた部品は右に戻そうと思って記しをつけているだけです。
ちなみにバックプレートは左右の違いありますよ。
この部品は差し込んでナットを締めるだけなので楽勝と思っていたのですが....
あちゃーっ。やっちゃってるよ。
バックプレートの表裏間違えて固定しました。それも左右取り付けてから気づくという低脳です。
もちろんやりなおしです。
はい正しい向きで取り付けた写真。
自分が後々に確認するであろう記録です。
シリンダーとアンカブロックを固定に平ワッシャーを追加しています。オリジナルは平ワッシャーは無くスプリングワッシャーとナットだけです。
平ワッシャー追加の理由は、スプリングワッシャーがバックプレートを引っ掻いて固定され、その引っ掻き傷からバックプレートのボルト通し穴が超酷い錆腐食してたからです。
本当はスプリングワッシャーが食いついたほうがロックされているってことなんだけど、そのキズが仇になってました。って、50年も車が使われることは想定してないわなー。
この部品は異常に錆びていた。ので、スプリングワッシャーの爪での傷付き回避目的で、ちょっとでも錆から延命する目的もかねて、平ワッシャを追加したんです。
次はブレーキシューを引っ張るスプリングです。
錆だらけだったものを、前回に軽く浮き錆だけ錆取りしました。
このスプリングはシューを組付けしたら伸びるだろう。伸びた状態で錆転換剤を塗ろう。と考えていたのですが....
シューに合わせてみたら、組付けたら見えない裏側に隠れる部分がかなりあることに気づきました。
ならば、先に錆転換剤を塗っちゃえです。
錆転換剤がほどほどに反応硬化するまで触れないのでここで作業中断です。
6時間ほど放置して深夜の作業になります。
錆転換剤が反応して真っ黒になってますよ。
いよいよシューの組付けです。
スプリングがかなり強いので苦戦します。
初めての作業なので、どのようにしていいのか悩みまくりです。
いろいろと試してみて...
まずは机の上でスプリングとサイドブレーキリンクを組付けました。
サイドブレーキリンクが突っかえるだけでスプリングにテンションがあるのです。
ちなみに写真のスプリングは向きを間違えているのであまり参考にしないように。
次に、シリンダー爪にシューの端を挟みます。
次に、アンカーブロック爪にシューの端を挟むという作戦で行きました。最後のアンカーブロックへ挟むときが結構な力が必要ですよ。
裏側はこんな感じになります。
そして、もう片方も同じように組んでから気づくのです。
あん?なんかスプリングがおかしくない?
左右を比較してスプリングの向きがチグハグになっていることに気づきます。(あまりのショックで写真撮影するの忘れている)
車体から外した直後の記録写真を見ながら組んだのですが、まさかスプリングに向きがあるということに気づいていませんでした。
はい、やりなおしです。
組み付けするときに当り面に薄くブレーキグリスを塗っているので、分解したら手がグリスで汚れます。もちろん部品も汚れるのです。
グリスで汚れたままだと、組み立てたときにグリスを塗ったのかどうかわからなくなるので、グリスを綺麗にふき取ってからやり直しです。つまり掃除からってことですよ。
お掃除して、慎重に組付けて....
って、今日の私は脳みそが腐敗しているんでしょう。
また、やらかしました。
ということで、なんと3回組みなおしです。
そして、やっとこさ組み立てできました。
シューの組付けは、ノウハウがあったら片側5分もかからないかと思います。
私は知識なしで初体験だったので、3回組みなおしで90分ぐらい苦悩してますよ。
後々に私が確認するとき用の記録写真です。
スプリングの向きは...
シリンダー側はこのように
アンカーブロック側はこのように
シューがバックプレートに押し当る方向で、スプリングの軸がハブ穴から遠くなる向きになるように組付けです。
以上が本日のスバル弄りでした。
明日は、車軸にこの部品を組付けの予定です。
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