クラゴン君は、来月に車検です。
車検の工賃を少しでも安くすべく、ちょっとだけメンテナンスしておこうと思います。
まずは、ずっと、なんだかんだと、やりそこねていたオイル交換をすることにしました。
このオイル交換作業は、2時間かかっちゃいました。
なんで、そんなに時間かかるねん?と突っ込まれそうですが、初めてのオイルエレメント交換をしまして、こいつが苦戦したのです。
オイル交換だけなら、今までにクラウンバンの時からも数回しているので余裕なんですけどね。
オイルエレメント交換については、2年ごとに車検のタイミングでついで交換作業してもらってました。(前車のクラウンバンの時から、車検自体は毎年車検なので1回おきにオイルエレメント交換してきたということ。)
まぁー、整備工場でオイル交換+オイルエレメント交換すると相応に費用がかかるというものです。それをケチろうという作戦です。
前回にオイル交換をしたのはいつかというと、ブログを確認したところ....
2013年8月7日です。その時の走行メーターは158600Kmです。
本日が2014年11月15日なので、1年以上オイル交換していません。15か月ぶりの交換ですね。酷いオーナーですね。それだけ私のクラゴンへの愛が欠如してしまってます。
今回の走行メーターは167200Kmでした。つまり8600Km走行で交換です。
こんなこと書くまでもないと思いますが、オイル交換は半年こどにするのがセオリーでしたっけ?ともかく私のように1年以上そのままというのはしてはいけませんよ。
尚、これだけ乗っていてトラブルがあったかというと、まったくノートラブルです。エンジンもご機嫌さんでスムーズに回っており、1Gの「ガオーーーン」っていう遠吠えもばっちりです。
今回オイルを抜いた物の写真を撮り忘れているのですが、オイルは黒くはなってましたが、真っ黒醤油色ではなく、まだ茶色がかがっていた黒でうっすらと透明感もありました。
濁ったオイルとか、泥のようなオイルが出てきたらどうしょうと思っていたのですが、思いのほかマシだったので驚きでした。
って、こんなことで驚いていてはいけないのです。半年で交換していたらもっと程度のいい状態のオイルが出るんですからね。
さて、前置きはここまてで本題です。
今回用意したものはコレです。
カストロールGTX 10W-30 4リットル缶は、ドンキホーテの異様な特売で900円でお釣りが出たものです。オイルは安売り特売されているのを見つけた時に買って保管しておくのが私のやり方ですので....
トヨタ純正SN10W-30は、今までのオイル継ぎ足しように使っているものです。
このオイルはホームセンターで在庫処分の時に、1000円でお釣りが出る値段でゲットしています。
そして今回に初挑戦するオイルエレメントです。
トヨタ第2のブランドといわれているタクティ物です。
タクティ型番V9111-0103です。
トヨタ純正部品番号90915-20003に相当するものです。
これは、アップガレージのジャンク棚に499円で売られていた新品をまよわずゲットしておいたものです。
まあー、全てなんだかの特売物ってことですわ。
まずはオイルを抜きましょ。
別に車体をジャッキアップしなくてもオイルさくさくと抜けますので、お手軽に作業します。
オイルが抜けるまで、オイルキャップとドレンボルトの確認です。
ドレンボルトは特に問題点無し。というよりドレンボルトに問題の起こりようがないでしょ。
オイルキャップは、このクラゴンが私のところに嫁いできた時から気にしていた部分ありです。
キャップのつまみが一部かけているのです。前オーナーさんがなにか工具をかけたりしたのでしょうか?
そしてゴムパッキン部分が硬くなっており、ゴムの弾力が無くなっています。
ということで、交換してあげようかと思って....
実は、オイルキャップを新品入手しているのですが、なんかもったいなくて交換してないのです。
車検でオイルキャップを汚されたら嫌だから、車検が終わってからオイルキャップを新品に交換することにしよう。
前回のオイル交換時のブログに「なが~ンさんのクラゴンはオイル投入口のスラッジはどのぐらい堆積していますか?」という質問が二人からあったのです。
他人様のスラッジを見ても仕方がないと思うのですが、そういうことに興味ある方がおられたということで今回は写真撮影しました。
キャップを開けてすぐは、うす汚いオイルが付いているので、さらっとウエスで拭き取った状態を撮影しました。だってオイルがついていたらスラッジがオイルの色で判断できないでしょ。
で、私の車はというと....
アルミ色ではなく、うっすらときつね色にはなってますが、目立つスラッジがドーンとこびりついているわけではないでしょ。
右の受け部分より、ネジ溝部分を見た方がいいかと思います。ネジ溝部分に黒色のラインがありますので、それがスラッジです。つまりオイルキャップとの隙間に詰まった部分にウエスで拭いて取れないスラッジありです。
よそ様の1Gエンジンのスラッジがどうかは知りませんが、私のも走行距離相応に汚れている部類だと思っているので、世間様もこの程度のスラッジなんでしょ。
前車のクラウンバンもこんな感じだったし....
それとも、私のやつはネジ溝にスジ汚れついているのでスラッジ汚れが酷い部類なんでしょうかねー。まぁー、私にはわからないです。
ちなみに、自動車整備工場からは、「あんたのエンジンは十分綺麗やねんでー」と言われてますが、こればかりは工場長がバカにして冗談めかしているかもしれんので結局わからずです。
オイルが抜けたところで、オイルエレメントがどこに取付けられているか確認します。
「パッ」と上からエンジンルームを覗いた限りではオイルエレメントが見えなかったのでジャッキアップすることにします。
あのか細い脚のアストロのウマが登場です。
このウマはいつも不安にさせます。この細い足で本当に大丈夫なのか?と....
でも、仕様では、1本が2トン用なので、余裕なんですけどね。でもねー、物理的に細い鉄ってやっぱり気分的にねー。
車体下にもぐったりして、オイルエレメントを探します。
黒くて丸いオデキはどこについているやら....
下から見たら簡単に見つかるかと思っていたのに、そうでもなく....
「ここにあった」と見つけてイャーンです。
なんとマニの下に位置するとこにオイルエレメントがありました。
拡大写真です。
うっひゃー。やりにくそうなところにあるぞー。
こういう消耗品はトヨタ車なら簡単に交換できるようになっているだろうと 考えていたのですが、私のスキルでは苦戦しそうです。
きっと車整備に強い方なら、こんなの簡単に着脱できる部位だったりするのかな?
ともかくどこから工具を入れるのか検討です。
左フェンダーのタイヤのところから覗きこんでみます。
距離があるし、ここから工具を入れるのは無理と判断しました。
車体下から覗きこんだところです。
嫌だねー、手前にドーンと燃料フィルターが通せんぼしているではないですか?
それにエアコンの配管も邪魔ですねー。
うーんうーん。と考えながら....
そうそう、現在ついてるオイルエレメントの型番を読み取ることにしました。
というのは、もし用意しているエレメントが違っているものだったら、取り外してからだと大変なことになります。本当に用意したエレメントが使える物かの判断です。
あちこちの隙間から一生懸命読み取ったところ、DJのマークと90915-20003が読み取れたので同一タイプと確信しました。
次は、私がもっている工具が使えるかの確認です。
だって私が持っている工具なのでまともなものではありません。アップガレージでジャンクで100円でゲットしたオイルエレメントレンチです。
新品のオイルエレメントに被せてジャストフィットすることを確認です。
この工具を差し込んでみました。
工具入っているのがわかりますか?
拡大写真です。
これにラチェットを付けて回すのですが、クソ硬くて大変でした。
最初は車体下から手を入れていたのですがイマイチ力が入らない。上からだと、やっとこさ手が入るのだけど自分の体の空間が広いので腰と肩を使ってクソ力を入れることができました。ウゴーっと力を入れたら「ヌチョ」って感じで弛めることに成功です。
エレメントを握って取り外して、上に抜き取りました。
イヤーン、エレメントから廃油がこぼれるよー。ってアタフタしながらの仕事です。
取り外したエレメントです。
取り付けるエレメントです。
偶然にも同じタクティ―物でした。同一物だと安心して取付けできます。
取付けは車体下から手を入れて行いました。きちんと3/4回転締め付けを行いました。
次はオイルドレンの締め付けです。
ここで気が付いた。ドレンパッキンが必要。
えーと、ドレンパッキンは以前にヤフオクで買ったやつがあるはず....と探すが見つからず。
うーん。今までついていたやつを再利用するのはイヤだなーと、手持ちのジャンクコレクションを物色です。
自動車整備工場から、古くなった消耗品を廃棄するから欲しかったらあげるというものをもらっているのです。
その中のクラッシュワッシャー袋の中を物色。
トヨタだからあるだろうと探して、発掘です。
本当に間違いないかよーく確認します。
問題無しと判断して、このドレンパッキンを採用しました。
ドレンボルトを締めて、オイルを投入です。
もちろんのように皆さんも流用しているであろうペットボトルジョウロを作成しました。
カストロールの4リッター缶全部と、トヨタ純正オイルを1リッターほど入れました。つまり5リッターほど入れて終了です。
-----注意:オイルの量について最後に追記があります----
ここで、ちょうどお昼になり終了です。
午後は嫁さんと和歌山県へドライブ件買い物に行きました。
バイパスを「ガオーーーン」って快適に走行です。
買い物で駐車する度に、車の下を覗いてオイル漏れがないことを確認。
クラゴン君もご機嫌に走ってくれているので、初めてのオイルエレメント交換は成功ってことですね。
ドライブの帰りは日暮れになりまして、真っ暗な中で前車に写りこんでいる自車の前照灯を確認です。
うーん。左前の車幅灯が点いていないような。って信号待ちで止まった時に、前車(軽ワゴン)の背中を勝手に拝借して、電気回り確認です。
上目にしたりウインカーをつけたりハザード焚いたりして....
うーん。左前車幅灯が点灯していないことは間違いありません。
コンビニにコーヒー休憩して、その時に、車幅灯をコンコン叩きましたが復活する様子なし。ってことで球切れですね。
「はぁー。また、あの変態電球が必要なのかー」と思いつつも、車検の時に整備工場で発覚じゃなくてよかったー。だって私が交換したら、整備工場で交換する工賃が浮くじゃん。って前向きに考えることにしました。
ということで、明日は車幅灯の交換ですね。
----- 追記です -----
はっきりいって5リッターのオイルは入れすぎでした。(ネットで調べたら1G-FEエンジンは4リッターだそうです)
入れている最中にオイルゲージを確認しながら投入していたのですが、オイルが綺麗すぎたのかオイルゲージの濡れ線を見落としていたようです。
数日間乗っていたのですか、エンジンからジャパジャパという音を感じるのです。
ようするにオイルがシャブシャブと景気よく拡販されているということですな。
整備工場に聞いたら、オイルが多くても特に問題ないけど、気になるなら抜いたらいいやん。そりゃー、細かく言い出すと上のほうのオイルシールがどうたらとあるけど....という当たり前の返事でした。
ということで、車検に出す前まで、エンジン内部上側の掃除のつもりでオイルが多いまま乗って、車検の3日前に適正量までオイルを抜きました。
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