本日のスバル弄りは午前中に2時間でした。
エンジンアンダーカバーは昨日にジンクスプレーを吹いて終了してます。
その上にプラサフを吹きました。
反対面を吹くのに塗装乾燥インターバルがあります。
その時間を使って気になっていたやつを片付けよう。
ミッションオイルのドレンボルトが全部で3個もついている変体エンジンです。
そのうちの2個がM22という外人規格の変体ボルトが採用されている。
ことごとく変体サイズが登場するスバル君ですよ。
そのドレンボルトのガスケットワッシャーをどうしようと試し買いとかをしています。
そのブログ記事は次のところ
2019年10月19にちのブログ記事:R-2君、オイルドレンワッシャーってどれにしようか? - 散財の記録
そんな消耗品のガスケットワッシャーですら、どこから入手するねん?と苦悩するという変体サイズなんです。
しつこくいいますが変態なんですよ。
人間の変体さんとお付き合いするときも、変体なので特技がずば抜けていたりしても、一般的ではなくてちょっと付き合いに苦労するなー。ってなるでしょ。
まあー、そんなやつなんです。
しつこくいいますが変態サイズです。
で、その変体サイズのボルトガスケットを痴呆親父も相応に苦悩したみたいです。
2個の変体ボルトに対して....
1個は液体ガスケットをなすくって締めこんでました。ドレンボルトって液体ガスケットだけで締めこむのってありなんでしょうか?
まあー、液体ガスケットだったので取り外してお掃除してボルトだけにするのはお手軽だったのですが....
さあー、もう1個のボルトが大変なんです。
なんかいろいろと変だと思わない?
ガスケットワッシャーの縁がボコボコになっているとか...
そもそもなんでこんなに分厚いの?とか....
まあー、そんなのは交換したらいいだけじゃん。
なのですが....
このワッシャーがボルトから抜けないのです。
ネジ溝よりワッシャー内径の方が小さいってことです。
そんなワッシャー嵌め殺しの組み込みボルトをドレンボルトに採用するわけないでしょ。
組み込みボルトってトルクかけたら使い捨てになっちゃうよん。
もう1個のボルトはこんなことになっていなかったので、このボルトはなにか変なことがされていることは間違いないのです。
ちなみにパーツリストによると2個のボルトは同じ品番です。ガスケットワッシャーも同じ品番です。もちろんですが両方ともスバルから部品は出ませんよ。
そうなるとなにかの理由でこの1個が変体になっていることが確定です。
これが機能的に意味のあることだと大変なのでけっこう考えました。
たとえば、分厚いワッシャーを挟んでいることで、ボルトの立て込み量を減らしている。立て込み量によってエンジン内部部品との干渉があるのか?とか....
さらによーく確認すると、このボルトのネジ溝にキズがあるのよね。なんでネジ溝にキズがあるのん?
と、この辺りで想像つくでしょ。
私の推論です。やらかしている現場を見たわけではないので推論ですよ。
痴呆親父が自分の車にするべく修理をするときに、このドレンボルトを外した。
M22用ガスケットワッシャーが入手できず。
ボルト首根元のネジ溝がないところをノギスで測ると20mmじゃん。
それならM20用ガスケットワッシャーをどうにかして押しこんだれ。
鉄のボルトにちょっと小さいアルミのワッシャーを強引にねじ込んだらアルミが柔らかいからねじ込みできるぞ。
スバルのレガシィーといったM20系ドレンボルトのパッキンをねじ込んだら薄くてワッシャーが曲がった。
そういうことなら、パイプ連結用の分厚いアルミパッキンを採用してやれ。内径もM20だぞ。
ネジ溝にねじ込むが2mm厚になると簡単にねじ込みできないぞ。
ワッシャーの縁をプライヤーで挟んでグイグイねじ込んでやれ。
ボルトのネジ溝にキズがついているが入っていくぞ。
って、感じでこのワッシャーが入ったのではないのかな?
もう1個のボルトについては、吐き出し側に液体ガスケット塗りこんで固定されていたのだけど....
常にオイルが触れている吐き出し側のボルトのネジ溝を傷つけるの嫌ったのでは?または、もうこんな面倒な作業したくないと考えたのかも?だから液体ガスケットをなすくるだけでボルトを締めこんだ。
この推論が当りなら、そりゃー自動車整備工がする仕事じゃないよね。
そういう無理くりしたしわ寄せは誰かに降りかかるのが世の摂理なり。
はい、私はこのボルトを使わなければならないので苦悩するんですよ。
と、いつもの「ブログ記事に1つは愚痴を書く」ノルマをここで果たしました。
さてさて....
この外れないガスケットワッシャーを外さなければなりません。
物理的に「外れないのに外す」。って矛盾してますよ。
矛盾することを実行するのは想定外のことをするということです。想定が成り立っている間は矛盾してないのですから....
はい、ドレンボルトの運用において想定外の作業ですよ。
破壊工作です。
破壊修理しているよ。こりゃー痴呆親父と一緒だな。と、自分の行いに後ろめたいものを感じてます。
ボルトナットは組みなおしできる前提で工作加工されているのにね。破壊っすよ。
ブツブツ....。
あああっ。本日2個目の愚痴を書いているわー。
ボルト頭の裏というのかな?ワッシャー当り面部分にキズをつけてはなりません。
もちろんネジ溝もキズをつけないように努力するのですが、すでにネジ溝部分は痴呆親父の暴挙でキズだらけなのよね。
そうそう、破壊工作方法は....
リューターでワッシャーを削り取るだけです。言葉ではその一言ですが、細かい作業と慎重さを要求されるので工作難易度はそれなりです。
肩を硬直しながら無心に作業して、ガスケットワッシャーの抜取り成功です。
小さいことですが、1個の部品を攻略できました。
私のスバル君は、こんな作業がてんこ盛りだから苦戦しているのよね。
次は、エンジンアンダーカバーに戻ります。
どうせ車体下なんだから、このまま上塗りしたらいいんちゃう?
普通は見ることがない部品だよ。仕上がりにこだわらなくていいんちゃう?
こんなのこそ、POR-15を刷毛塗りで上等ちゃう?
と、私の悪魔側脳は囁くのです。
お遊び脳は、
見えない部品だからこそふざけた色を塗って遊ぼうぜ。ここにボインなアニキャラ姉さんを描こうぜ。と笑いながら小躍りしています。
そこを真面目脳が耳打ちです。
ちゃうちゃう。この部品は錆くず崩壊してたじゃん。水を溜め込むのは厳禁だぞ。
水を被ったときに水が溜まらないようにスムージング仕上げにしたらなあかんよ。
エンジンアンダーカバーは鉄板が裂けていたので、裂けている部分が広がらないようにパッチ鉄板を貼り付けてます。
そのときのブログ記事は次のところ
2019年7月18日のブログ記事:R-2君、エンジンアンダーカバー - 中央後ろ部分の裂けようとしている箇所を補修
鉄板を貼ったのだから段差があるんですよ。
車体の見えるところならハンダを多めに流して削ってデザインにこだわるのですが、アンダーカバーなのでデザインよりも強度優先で大きめに鉄板を貼り付けて縁が立ち上がったままにしています。
この縁を研磨すると、それだけパッチ鉄板が薄くなるので強度を考えると削りたくないのよね。せっかくの強度だしパッチなんですから...
そうなると、この縁部分をパテでほどほどにスムージングです。
デザインに拘りませんが水が溜まるような箇所はなるだけ減らしたい。車体の振動でちょっとでも水が流れていく肌にしたいということです。
水が溜まらないようにするだけで汚れ堆積リスクが減りますし。水と汚れが少なくなるだけで錆リスクも軽減されるというものです。
ということで、久しぶりのパテ付けです。
私はパテ付け下手糞です。ケーキ職人にはなれません。
ましてやスバル組み立て工員のような、あちこちにパテをなすくって完成のかまぼこ練り職人テクニックも持ち合わせてません。
チビチビとパテを練って、ここをこの角度でなすくってとチビチビと攻略して無駄に時間が費やされます。
そして、一つ嬉しいことを達成。
何年前のパテだろう。無事に使い終わりました。
ケミカル製品を無駄にせず最後まで使い切ったときの達成感が私の心を裕福にしてくれるのです。
そして、次の嬉しいこと....
数年前にスバル君の車体肌を板金していたときにストックとして買っていた薄す付けパテです。未開封だった最後の1本を封を切ることができました。
パテって未開封でも駄目になるとか聞いているし、古いパテをリサイクル屋で買って駄目だった経験もしています。
ドキドキしながら開封して無事に使えました。よかった未開封のまま無駄にすることなくて...
。って本当はパテは使わないですむに越したことないんですが...
そんなパテをエンジンアンダーカバーのエンジンルーム側になすくりおえて本日のスバル弄りは終了です。
というのは、薄付けパテの硬化時間が長いのよね。
反対面もパテなすくりたいのですが用心するに越したことありません。明日も天気は良いってことですし...
さっさと片付けしてから気づきます。
パテ付けした状態を撮影してないじゃん。
見えにくい角度ですがガレージに押し込んだ状態にてパチリです。
水色が2液ポリパテ、茶色が薄付けラッカーパテです。
以上が本日のスバル弄りでした。
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