本日のスバル弄りは6時間30分でした。
いよいよリヤガラスはめ合い部右下コーナーの攻略です。
車体外装側鉄板は、まだ形しているので温存して、室内側の鉄板を切除の作戦です。
ただねー、室内側鉄板の先端がどういう形で車体に固定されているのかがはっきりしないのです。
リヤガラスはめ合い部の耳に見えているスポット溶接はいいんです。
それだけとは考えにくいのよねー。
恐らく室内側で3枚の鉄板が合わさっている部位にスポットがありそうなのよねー。
こういう時は先駆者の情報を漁ってみようと、昨晩の日が変わるころにインターネットを徘徊するのですが.....
結局のところPO-C3さんのブログにたどり着いています(笑)
スバルR-2を弄り倒して、実際の作業内容をネットにあげている人の情報が以下に少ないのかと思います。
スバル弄りされている方のほとんどが、ここのサビを退治した、ここを交換した。という結果写真ばかりで、作業途中の写真や苦労話はないのよねー。
それだけ、よそ様が修理しているスバルは程度がいいということなんでしょうねー。
そして、何故にPO-C3さんのブログへたどり着いてしまうのか?
って、本当に真面目に修理しているのがPO-C3さんだからということなのかなー。
そうそう、サビ転換でどうこうという類のブログ記事ならいくらでもあるんだよね。
そうではなく、ここがこうなっていて、こうだから、こうやって対策した。と3段論法をしてほしいのよね。
そうしないと、私のようなド素人は参考にならないじゃない。3段論法どころが5段論法ぐらいまで展開しているのだからPO-C3さんは凄いわー。
で、PO-C3さんのリヤガラス回りの苦労ぐらいを確認するのです。
うーむ。そうだねー、PO-C3さんはパネル事剥がして再組立てしているんだよねー。
では、パネルを外すときの状態は....って、
くそー、私が欲しい箇所の写真が無い。残念。
パネルが外された後の写真は....
そうそう。その角度の奥の状態が、どないなっとるねん?
と、心眼を開眼して写真を見つめるがはっきりとわからん。
うーんうーん。先駆者の情報はあきらめて自分でなんとかしろってことですなー。
いやいや、PO-C3さんがブログに特記事項で書いてないということは、当たり前的な細工か、あっけないことで外れるのかもしれない。そういう前向き思考で行こうと考え直して就寝しました。
そして、夢の中でいろいろと悩んでみました。
では本日の作業内容です。
まずは左コーナーの鉄板端っこをいじってみます。
室内側の鉄板なのですが、先端がパテの中に吸い込まれているのです。
ええ~い。このパテ団子をめくってやる。
あちゃー、いい感じに腐ってますなー。って、ここに水が通っていたからねー。
スバル組立工員お得意のシール団子です。こんな感じに朽ちてます。
シールを取ってわかったことは....
鉄板の端っこ先端はどこにも固定されていません。パテで封じ込めてあるだけ。
その鉄板をめくりたい衝動に駆られるのですが、いやいやちょっとまて。
端っこが固定されていないことがわかったのだから、先にリヤガラスはめ合い部の下部分室内側鉄板を切り出すことにします。
途中作業写真はありません(今までしてきた作業行程の繰り返し手順です)。
で、切り出した鉄板です。
まだ鉄の感触はあります。
裏側ですが、車体外装鉄板と接した部分は錆びが侵攻しています。
この鉄板の端っこが鬼門なんですよね。
どのように朽ちているのか確認です。
水抜き穴が下ではなく側面に開いていたことにより、鉄板の隙間を雨水が横に染みていって腐れが発生していることは間違いなさそうです。
端っこのシールで封印されていた部分は、水が室内に侵入していた水路になっていたので錆び甲冑になっております。
と、ここまで錆びの原因を見つけておいて対策していかないと、また錆びると思うのよね。
で、原因はわかったけどどう対策するの?
私はノータリンだからねー。なるだけシールで封印するのを減らせということかな?
鉄板切除したことで、コーナー部分の構造があきらかになったのですが....
シールが入っているのはいいです。って、この新しいシールは、私が継続車検受けようと途中完成を狙ったときに仕込んだシールです。
くそまじめにシール材を重点したから、隅々までバッチリ食いついているではないか?
と、ブチブチいいながらシールをほじくります。
なるだけ鉄板を曲げずにシールをほじくりましたよ。
だって、鉄板がどのように合わさっているか知りたいので....
ほじくりながら、どんどん私の顔が曇るのですが....
シールをほじくり終えました。
そして、ガックリです。
鉄板が空中にそびえております。
頼むよースバル組立工員さんよー。
ここで3枚の鉄板が合わさるのですが、3枚ともまったく接していません。
室内側から見て、
1枚目がすでに切除済みのリヤガラスはめ合い部の室内側鉄板です。
2枚目がピラー室内側鉄板です。
3枚目が車体外装鉄板です。
その3枚が重なるのです。
そのポイントが鉄板が接しておらず空中に浮いている状態です。
その隙間をシールが埋まっているという状態でした。
ピラー室内側鉄板は、そのままエンジンルームの側面となります。
エンジンルーム側から覗いてみるとシールなんですよね。
えーい。シールをほじくったれ。鉄板もめくってやれ。となりました。
あはは、ビラビラです。
女の子のビラビラなら頑張って撫でてもいいのですが、スバルのビラビラは嫌い。だって錆びカス一杯ですから。
ともかく、鉄板のあわせ部分がまったく固定されていなかったことで、私のテンションはだだ下がりになりましたので....
気分を変えて別のことを....
リヤガラスのすぐそばにある、車体外装のオデキです。
いうまでもないと思いますが、塗装が膨らむというのは下地でなにかが起きているということ。
まぁー、そうなんですが、リューターでほじくったら錆び出現です。
そのままサビ取り研磨で拡張していくと、サビ穴が貫通です。
ちょうど鉄板裏側が見えるよねー。と裏側を確認です。
ふむふむ。たしかに錆びが数か所あり。その1個が鉄板を貫通する錆び楔でした。
もちろん裏側からも錆び退治です。
はぁー、気休めのお手軽サビ取りが終了してしまった。
また、角部分で悩みましょうか。と、見える錆びをほじくるのですが、どうやってもリューターが奥に届きません。
そこに錆びが見えているのに鉄板の隙間奥にリューターが入りません。
うーん。せめて、反対側からワイヤーブラシでも入らないかと考えます。
ピラーに設置されている室内空気抜きカバーに目が止まります。
こいつを外したら中にブラシが入るんじゃね?
カバーを外しました。固定爪が1か所折れていて両面テープで貼られてました。
私が折ったんじゃないですよ。
その証拠に車体側にツメを差し込む穴がありません。
つまり、全塗装したときに鈑金屋がやらかしてくれているということです。
まぁー、ないものは仕方がないので、そんな些細なことは後回しです。
飾りを外した穴から中を覗きこみます。
やったー、今ほじくっているところが見えるぞー。
100円ショップのワイヤーブラシを挿入。
ブラシが届きます。100円ショップのやつだと短いので、近所の電気屋さんがくれたお古の超くたびれた長くて細いワイヤーブラシを突っ込んで掻き回しました。
ワイヤーブラシで浮錆は取れたと思います。
残りはレノバスプレー(サビ転換剤)を吹き込んで対処が私にできることでしょうか?
ともかくスプレー類が裏から届くのがわかったので、スプレー処置は最後の仕事に回します。
あとは、タイムアップまでひたすらサビ取りです。しかしサビ取り完了しませんでした。
角部分はこんな状態までサビ取りできました。
エンジンルームから見たところです。
切開した室内側です。
角部分ですが別角度からの写真です。
はぁー、今日はなんか精神的に疲れました。
スバル弄りして思うのですが、「ほ~ぅ。なるぼと」と感心する組立がされている箇所に出くわしません。
大抵は、なんでここでシールでごまかすのよ~。とか、穴開け位置が間違っているじゃん。とか、スポット溶接を板に対して斜めに施工していてグダグダの溶接とか...
これって、他所のブログでは見かけないので、やっぱり私のスバルが工業生産品の組立ハズレ品質製品ってことなんでしょうねー。
当時のスバルって、ライン生産なの?それとも屋台仕上げなの?
私のスバルを見る限り、1台の完成まで数人の工員が付いて屋台仕上げしているような気がする。
そして、技能の低い工員にて制作された個体なのではないかと思うのでした。
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