本日はなにかと忙しくて....
なんとか時間が作れたのは夕方の5時頃でした。
雨は止んでいることだし、昨日は車体を触ってないし、
「ええ~い。ちょっとでもスバルの進捗を進めるのだー」と
スバルのところへ出向いたのです。
そして、作業場所が暗くなってきて車体の様子がわかりずらくなったところで作業を切り上げました。
結果として、90分ほどのスバル弄りでした。
では、その内容です。
エンジンルームにハーネスを固定するために鉄のバンドが生えています。
その鉄のバンドはゴムの保護材で覆われているのですが.....
写真のように保護材が裂けているものや
綺麗に剥がれてなくなっているものもあるのです。
写真はありませんが、サビていたのでサビ取り作業をしたら「ポッキリ」逝かれまして、私がハンダ貼り付けして新設したものもあるのです。
もちろん新設部分は保護材が無くて鉄板に赤色塗装がされた状態です。
こいつらに保護材を施します。
だって、ハーネスを絡め取る用途のものですよ。そんなのが鉄肌剥き出し(塗装は乗ってますが...)だと、エンジン振動で揺さぶられるとケーブル被膜を傷付ける可能性が大なんですよ。
2サイクルエンジンのボロンボロンエンジン振動を馬鹿にしてはいけないと思います。だって運転席は電動あんま椅子のごとく心地よい振動になるんですからね。
どうやって保護するかですが、ビニールテープを巻くなんて、後でネトネトになるようなことはしませんよ。
かなり前のブログにも書いているのですが、もっとお手軽できれいに仕上がる方法があるのですよ。
収縮チューブを用います。電線加工で熱で収縮することで絶縁を目的とするあいつです。
それをほどとぼの長さに切りまして、被せまして、ハンダ鏝で、「小さくなーれ」と呪文を唱えながら撫でてあげるのです。
もちろんハンダ鏝はワット数の少ないものを用いるんですよ。決してハンダ鈑金で使うようなごついやつじゃないですよ。私は20Wのハンダ鏝を用いて撫でました。
すると、こうなります。
クルリとカールしていた部分も、収縮チューブが通ればいいので、無理に延ばさなくてもご覧のように施工できます。
ちなみに、全部のハーネス固定金具をやりなおしませんよ。
被膜が裂けているものだけを処置します。
はっきり言ってオリジナルのものは被膜劣化して艶なんてまったくありませんし汚れて変質もしているのですが、触る限りではまだ弾力はあるのです。あえてこういう部分はオリジナルの状態で使えるものはそのままにしておこうと考えてます。
私がインチキ対策したところと、メーカー出荷時経年劣化部分とが同居するのが、後々になにかと確認するときに意味をなすのではないかと考えます。
なので、こんな感じで混在ですよ。
この被膜対策を一通り終えまして....
暗くなって車体の様子がわからなくなるまでの時間を、次の作業に進みます。
エンジンルーム右側壁面もほどほど鏡面仕上げを目標にしてみましょう。
800番、そして1500番で研いでいる途中で周りが暗くなり始めて研ぎ肌がわからなくなり終了です。
次回は、この壁面部分を2000番まで研ぎ進めてコンパウンドで研磨ですね。
と、ブログを書いていて気づくのです。
この部分って、2ストオイルタンクが付くのよね。塗装肌が隠れるところじゃん。そんなところを磨いても....
でも、やり始めたので、次回もがんばって磨きましょう(苦笑)
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