狭き門

ーＯ・ハレスビー聖書日課よりー

「滅びに通じる門は広く、その道も広々としている。
　そこから入る者が多い」　　　　マタイ７・１３


信仰篤い、宗教的な人たちがどうしてその門を入ってゆかないのでしょうか。
それは、門が狭いからです。

確かに、彼らは、神を慕い求め、宗教的であろうとし、
慈善を施し、人々から評判を得ることに長けています。
しかし、彼らは決して徹底的に神に従うことはしません。

彼らは、神との関係をあくまでも個人的な秘密事項とし、
神を信じると言いつつも、百パーセントでなく、
常に、
神の思いと自分の思いとの調整を計りながら、
自分の生活と心情を第一に置くことを考えます。

彼らは、
神のめぐみを受けたいと願いつつも
自分の罪を告白し、
罪と戦うことなしに、
罪の赦しを得ようとして、
（上手に悔い改めを避けつつ）
広い門の方へ歩んでゆきます。

・・・・

滅びに通じる門は広く、
その道も広々としていますが、
イエスは今日も
「狭い門から入りなさい」とさけんでいます。

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