葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

ドラッグストアが増えた。

2019-08-25 09:31:19 | 家族
 長らく近所で営業していたコーナンが去年の暮れに閉店して、その跡地が更地になって新しい建物が造られてるなあと思っていたら、8月15日にスギ薬局が開店した。

 我が家は新聞をとっていないし、郵便受けは基本的にチラシお断りなのだが、どうやら割引を謳った広告が大々的に撒かれたらしく、開店から数日はチラシを持ったお客の行列が出来るほどの賑わいだった。
 その賑わいが一段落した頃に覘いてみたのだが、ワセリンやパンやヨーグルトなど、個人的に目ぼしいものが散見されたし、カミさんは重曹が安いとか珍しくツムラの漢方薬があるとか言っていたので、ちょっと便利だなと感じた。

 で、21日の夕方。
 仕事帰りに携帯を見ると、カミさんから「夕食はスープとパン」というメールが入っていた。
 食パンも買ったらしいのだが、翌日のことも考えると、ひょっとしたらパンが足りないかもしれないと思い、スギ薬局に立ち寄った。
 6時を回ると、かなりの量のパンが半額になるからだ。
 思惑通りに半額シールが目立つパンコーナーを見回し、普段は買わないヤマザキのゴールドシリーズのチーズとクルミを一つずつ購入。
 レーズンパンを買わなかったのは、チーコさんが「レーズンは好きだけど、レーズンパンは嫌い」と言っていたからだ。

 ところが帰宅してからカミさん曰く「チーコさんは適当だからレーズンパンもあれば食べる」そうだ。
 さて実際にはどうだろうかと思い、ほどなく帰宅してチーコさんに確かめると「食べる」という答え。

 私「レーズンは好きだけどレーズンパンは嫌いじゃなかったのか?」
 チーコさん「小学生の頃はそうだったけど、今は違う」
 私「中学生ぐらいの頃にもそんなことを言っていたと思うが」
 チーコさん「中学生の頃のことは忘れた」
 はて。
 小学生の頃より中学生の頃の方が最近だと思うのだが。
 齢18にして、「昔のことは覚えているが、最近のことは忘れてしまう」境地に達したのだろうか?

 まあしかし私もあまり人のことは言えない。
 カミさんがトイレットペーパーの値段を、そのスギ薬局と近所のスーパーで比べたそうで、どちらも値段は同じだったのだが、片方は60メートルが9個で、もう片方は55メートルが18個だったという。
 「60×9=720は簡単だが、55×18は暗算だと面倒」といった話を、私は件のパンを齧りつつ聞きながら、何となく「55×18」を暗算しようとした。

 とりあえず、55×10から55を引き、改めて2をかければいいと考えたのだが、話を聞きながら食べながら495をはじき出すのに一苦労。
 その後、どういうわけか495に49,5を足そうと考えてしまい、出た答えが544,5。
 カミさんがすぐにスマホで検算したが、当然間違いである。

 後で落ち着いて考えれば、55×20から55×2を引く方がずっと簡単だ、ということも含めて、随分間抜けな計算をしたものである。
 しかも計算している間にカミさんが何を言っていたのか全く覚えていない。
 やはり会話しながら・食事しながら・計算するといったマルチタスクは能率が悪い。ということにしておこう。
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