東洋医学の考え方で、体を構成する要素に五主というのがあります。
筋、血脈、肌肉(きにく、と読みます)皮毛、骨髄の五つで、それぞれが肝、心、脾、肺、腎の五蔵(臓ではなく、蔵なのです。五蔵は実在の内臓ではなく、あくまでも機能上の分類なので、『にくづき』が無いのです)に対応しています。
で、肌肉って何なのでしょうか。
血脈とか皮毛とか骨髄とかって、もう見たまんまですよね。
でも肌肉って?この肌肉の扱い方次第で、筋だって立場が変わりますし。
学校では、肌肉は筋肉で、筋は筋腱のことだと教わりました。
また、私が参加していた勉強会では、肌肉は皮下脂肪のことで、筋が筋肉だと解釈していました。
はい。どちらも何となくその気にさせられます。(で、内臓脂肪は何の肉なんだろうかと、素朴なツッコミを入れたり)
ちなみに最近の私は、どちらかというと肌肉が筋肉で、筋が筋腱じゃないかな、とか思ってます。
ただ、その境界はアバウトです。
本当は、もっと機能面を重視するべきではないかと。
つまり、体を動かすのが筋で、生理機能の調整に関わるのが肌肉ではないかと。
だから、筋肉も筋腱も「筋」と言えるし、脂肪も筋肉も「肌肉」と言えるのではないかと。
筋肉はともかく、筋腱が体を動かすというのは、イメージしづらいかもしれませんが・・・ちょっと極端な例を出すと、カンガルーのアキレス腱はとっても丈夫で長く、フクラハギの筋肉よりも、むしろアキレス腱のバネによって跳躍することで、疲労せずに長時間動き続けられるそうです。
筋肉の収縮と弛緩ばかりが、動くということではないと。
また、体脂肪はビタミンの合成に重要な役割を持っていますし、筋肉もホルモンの分泌と大きく関わっています。こういった働きを総称して、「肌肉」と表現したんじゃないかと。
そういう意味では、皮脂を分泌する皮膚は、やはり「肌肉」の一部で、同時に外界からの刺激を防ぐ「皮毛」でもあるかと。
※この記事は、別のブログから転載しました。カテゴリー改訂「引っ越してきた記事」参照。
筋、血脈、肌肉(きにく、と読みます)皮毛、骨髄の五つで、それぞれが肝、心、脾、肺、腎の五蔵(臓ではなく、蔵なのです。五蔵は実在の内臓ではなく、あくまでも機能上の分類なので、『にくづき』が無いのです)に対応しています。
で、肌肉って何なのでしょうか。
血脈とか皮毛とか骨髄とかって、もう見たまんまですよね。
でも肌肉って?この肌肉の扱い方次第で、筋だって立場が変わりますし。
学校では、肌肉は筋肉で、筋は筋腱のことだと教わりました。
また、私が参加していた勉強会では、肌肉は皮下脂肪のことで、筋が筋肉だと解釈していました。
はい。どちらも何となくその気にさせられます。(で、内臓脂肪は何の肉なんだろうかと、素朴なツッコミを入れたり)
ちなみに最近の私は、どちらかというと肌肉が筋肉で、筋が筋腱じゃないかな、とか思ってます。
ただ、その境界はアバウトです。
本当は、もっと機能面を重視するべきではないかと。
つまり、体を動かすのが筋で、生理機能の調整に関わるのが肌肉ではないかと。
だから、筋肉も筋腱も「筋」と言えるし、脂肪も筋肉も「肌肉」と言えるのではないかと。
筋肉はともかく、筋腱が体を動かすというのは、イメージしづらいかもしれませんが・・・ちょっと極端な例を出すと、カンガルーのアキレス腱はとっても丈夫で長く、フクラハギの筋肉よりも、むしろアキレス腱のバネによって跳躍することで、疲労せずに長時間動き続けられるそうです。
筋肉の収縮と弛緩ばかりが、動くということではないと。
また、体脂肪はビタミンの合成に重要な役割を持っていますし、筋肉もホルモンの分泌と大きく関わっています。こういった働きを総称して、「肌肉」と表現したんじゃないかと。
そういう意味では、皮脂を分泌する皮膚は、やはり「肌肉」の一部で、同時に外界からの刺激を防ぐ「皮毛」でもあるかと。
※この記事は、別のブログから転載しました。カテゴリー改訂「引っ越してきた記事」参照。
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