輝きの兄弟の旅日記より
旅疲れ(本当は喧嘩疲れ)から熱を出した「兄」は昨日から眠ったきりだ。
不安と不満で息苦しいほどだ。
少しは頼ってくれていいのに。
僕は、そんなに頼りないかな。
兄にとっては「弟」は守るだけの者?
僕は一緒に戦うものになれないの?
弟だから
それとも僕だから?
兄がゆっくりと目を開く
「兄さま」
太陽を映しこんだ光の瞳。
僕の大事な兄さま
黄金のエドワード
いっしょに寝てよ
甘えた声でねだると、兄はとろけそうな瞳になる。それでも声だけはチョツト意地悪を言う。
「やれやれ。誰に似たんだろ」
「僕が甘ったれなのは兄さまが育てたからだよ」
僕、フレッチャーは、うそはついていない。
この半年兄さまと一緒にいた。
どんなことも兄さまに教えてもらった。
そうして僕はこの人の弟になった。
この世界から解脱した友の代わりに
旅疲れ(本当は喧嘩疲れ)から熱を出した「兄」は昨日から眠ったきりだ。
不安と不満で息苦しいほどだ。
少しは頼ってくれていいのに。
僕は、そんなに頼りないかな。
兄にとっては「弟」は守るだけの者?
僕は一緒に戦うものになれないの?
弟だから
それとも僕だから?
兄がゆっくりと目を開く
「兄さま」
太陽を映しこんだ光の瞳。
僕の大事な兄さま
黄金のエドワード
いっしょに寝てよ
甘えた声でねだると、兄はとろけそうな瞳になる。それでも声だけはチョツト意地悪を言う。
「やれやれ。誰に似たんだろ」
「僕が甘ったれなのは兄さまが育てたからだよ」
僕、フレッチャーは、うそはついていない。
この半年兄さまと一緒にいた。
どんなことも兄さまに教えてもらった。
そうして僕はこの人の弟になった。
この世界から解脱した友の代わりに