なかむらピアノ教室きよせ トップになりたい。の言葉で伝えたこと

夏休みが近づいてきました。
お教室のサマーコンサートも
もうすぐです。

夏といえば
思い出す・・・（かなり前のお話ですが）

私の好きな釣り・・・（食べる魚がいいです）
そして
夏休み集中をして
我が子の習い事の一つであった空手・・・

どちらも
こどもにつきあって
練習をしました。

あるとき・・
レジャーランドで子供金魚釣り大会があり
上位入賞者には
賞状、トロフィー、副賞・・・
なんだか、本格的な釣り大会。

1位になりたい。
・・・我が子は小さな声で私に言いました。（小学3年頃）

釣るのは子供でお手伝いは保護者です。

おそらく、釣りを楽しんでいては
上位には入れないと思った私。

手返しよく、針はずし、えさ付け、投入・・・を繰り返し・・・
魚が釣れて喜んでいた子供は
いつの間にか、私の体の動きのリズムにのり
魚を釣り続けました。

あっという間の制限時間・・・。
あんなに必死に釣りをしたのは
最初で最後かしらね・・・。

結果、準優勝。
なんと、1位とは1匹の差・・・
（相手は6年生でした）

悔しがっていたのは私・・・
我が子は満足いっぱいの笑顔でした。

そして、朝から特訓をしていた空手・・・。
空手教室も、何教室もが一つになる地域の大会だったので
かなり厳しいものでしたが

優勝したい・・・。
絶対トロフィー欲しい・・・。

またまた、我が子は言ったんです。
絶対欲しい？頑張れる？（…また、私に火がついてしまい・・・）

上手になる子、トップに来る子とは・・・
皆と同じ練習ではなれない。を、教えました・・・

空手には・・・形と組み手とがあり
どちらにしても
私がいなければいけなかったので
午前中暑くなる前の数時間を毎日朝練習で、
大会直前は7時間・・・
おかげで、私の体はあざだらけでした・・・（その当時は少し若いから出来たこと）
対戦相手の子供は
お父さんも空手を習っている方が多く、
（黒帯の方も・・・）
優勝なんて・・・不安でいっぱいでした。

けれど・・・
優勝しました。
小学4年・・・（幼児の部でも1回優勝）

忘れられない決勝の戦いの前の子供の言葉・・・

もう、じゅうぶんだから負けてもいいよね

負けていいわけないでしょ。絶対勝ちなさい！！と私。
決勝前に弱気になった我が子に一喝。

もちろん、決勝は大勢の方が見守る中で行われるのだけれど
緊張の中の戦いでした。

出来る子供は、努力が並大抵ではない・・・。

実体験で少しは伝える事が出来たのならいいけれど・・・
何事にも共通する事だと思うのです。

思い出話でした・・・。