☆お茶目なオカヤドカリ観察日記☆

オカヤドカリを飼う50代主婦の様々な備忘録的ブログ

今日いち-2025年3月14日

2025-03-14 12:19:43 | オカヤドカリ
久々にヤドカリ登場👏👏👏
おもちさんが白ゴマを食べてるところです。
ふぶきちゃんは、やっと脱皮に出発しました。

虫垂炎の手術を受けた話し⑤術後3日目

2025-03-11 19:19:00 | 近況報告
こんにちは😃
またまた続きを書きますねー。
ヤドカリ観察ブログのはずなのに、
2匹が全然登場しなくてすみません。
そのうちヤドカリネタの日を書く日がきっときますので、しばしお待ちください。

2月8日(土曜)
朝、目が覚めてカーテンを開けたら
外はうっすら雪景色だった☃️

朝の 検温、血圧と
今朝は採血💉🩸もあった。

看護師さんから
『今日は大部屋が空くので移られますか?』と
聞かれたので、二つ返事で移動をお願いした。

(そういえば毎朝、検温の時に
ドレーンの袋の中に溜まった液を回収してくれたような気がする…この日も回収してくれたような気がする。うろ覚え)



朝ごはんはまた
スポーツドリンクみたいなもの1本。


8時ごろ
ミー先生が来てくれて
『血液検査の結果、炎症が順調に引いて来てるので、ドレーンを今日取りましょう😊』と言ってもらえた。嬉しい😆

9時すぎ
看護さんから
レントゲン🩻を撮りに行くように
予約票を渡される。

今からすぐに行ってきていいと言われたので
点滴棒とともにゆっくり歩いていった。

昨日よりは早く歩ける💪😃✨
のんびりな亀くらいのスピードかな🐢
(多分、本気を出した亀には負ける)

相変わらずレントゲン待ち合いは
めちゃくちゃ混んでいて
寒いベンチですごく待たされた。

指先までしっかり冷えきった頃に
やっと呼ばれて
混み合う廊下を縫う様に人や
車椅子のお年寄りをさけながら
レントゲン室に入る。

有能な女優のように
巻きで撮影に協力したいところだけど
どんなに頑張っても亀の歩みで申し訳ない。

しかも、先日パジャマに着替えた時に
Tシャツとスポーツブラも身につけていた。

金具がなくても、ブラを脱がないと
撮影できないと言われる😅
あー、うっかりしてた。
次回は部屋で脱いで来ようと思う。

点滴が腕に繋がってるから
全部脱ぐのはこんがらがって
なかなか難しい。

カーテンの間仕切りの陰で
女性スタッフさんに着替えを
手伝ってもらってTシャツ姿になった。

レントゲンは
立って撮影するほうのはまだしも、
硬いベッドに寝ての撮影は
横になるのがまだまだ地獄の苦しみだった。

もちろん起きあがるのも大変だったし
靴もとりあえず中途半端につっかけたままで、
着替えをまた手伝ってもらって
急いでレントゲン室を出た。
次の患者さんが山ほど待ってるから
スタッフさんがた、焦ってる感じが伝わる。


廊下で靴を直してから
「あー、朝からいろいろと消耗したー🥲」
と思いながら4階の部屋に戻った。

ほっと一息ついて座ったとたんに
看護師さんが来て、
『あ、ちー母さん、どこか出かけてました?
探してたんですよー。あ、レントゲン行ってた?
今からドレーンを外すからすぐに処置室に来てください』
と言われた。

休む間もなく向かう。
処置室にいた女性ドクターから
『ベッドに寝てください』と言われる。
また硬いベッドだー😫
看護師さんが横になるのを手伝ってくれた。

ドクターが👩‍⚕️
深呼吸のタイミングに合わせて
ドレーンの管をスルリと抜いてくれたとき、
パチっ!と聞こえたのと同時にチクリと痛みが走った。

思わず「いたっ😣」と言ってしまったら
『あらそぉお?痛かった?』と
後ろ向きで言われた。
この入院で唯一、腑に落ちない一言だった。

…しかしあの時のパチって、、、
いったいなんの音だったんだろう??


傷口に看護師さんが
ガーゼを
ヤマザキダブルソフトくらいに分厚く
当てて貼ってくださった。 


↑これくらいガーゼが分厚かった。

傷口はちょっと痛むけど、
ドレーンから解放されたのが
めちゃくちゃ嬉しい😆

液体が溜まると歩く時に重いし、
(ポシェットみたいな袋に入れて首からぶら下げていた)

ベッドに寝てる時には横に置いていて、
邪魔だったから、

れがなくなるだけで
かなりストレスフリーになった。

これで残すところ繋がれてるのは
右腕の点滴だけになった。


昼ごはんは予想通りこちら


毎回入院するたびにこれが出たから
今回も来ると思ってた。笑

14:00
大部屋に移る

なんとなくそんな気がしてたけど、
1回目、2回目の入院した時が
偶然にも同じ部屋の同じ窓際の左だったから、
今回も同じ部屋になっちゃったりして🤭

と思ってたら
本当の本当に同じ部屋で、
ベッドも全く同じ場所だった!


ベランダの木々さんに
お久しぶり〜😃また来たよーんって挨拶。



イーロンマスクが言う様に
【この世は仮想現実のゲーム🎮】って説が
本当なら、
運営さん、めんどくさがりか⁉️
新しい景色(別の部屋)の生成が
もうダルいのね⁉️
と、苦笑いが止まらない。

でも、もし本当にそうなら
アプデがいい加減→ザ地球🌏360°リアリティ体感型ゲームの【サ終】も近いのかもな?
とも思ったりした。


大部屋の同室の人は
2人が常識的な優しいおばあちゃんと、👵🧓

ちょっとメンタル不安定ぎみな
日系ブラジル人のおばあちゃんだった。🧑‍🦳

2人の常識的なおばあちゃんたちは、👵🧓
それぞれ私と顔を合わせた時に
にっこり挨拶してくださったが
翌日と翌々日にそれぞれ退院していった。

ブラジル人のおばあちゃんは長期入院らしい。
この日の夜、部屋から家族に電話をかけていて、
🧑‍🦳『ワタシ、シヌ、モウ、シンジャウカモシレナイ』って泣いていてわめいてて、気の毒すぎて
もらい泣きしそうになった。


話しは14:30ごろに戻って、
部屋を移動して荷物を片付けて
落ち着いた頃、
リハビリの先生が迎えに来た。

昨日の先生と違う20代の先生だった。

昨日と同じ様に2階の回遊廊下を2周歩いて
トレーニング室の椅子で血圧を測ったりしてから
部屋に戻った。

理学療法士さんはみんな会話の引き出しが豊富なのかな?
この日もおしゃべりに花が咲いて楽しかった😊
でもリハビリ後はまだまだ、
はぁはぁと息切れがした😮‍💨


この日の夜から晩御飯が流動食になった。



温かいおもゆが美味しかった🥰

食後、トイレに行った時、
ふと
“おへその傷って、どんな感じだろう?”
と気になり、
トイレの壁にある鏡に映してみて
びっくりしてかなりショックを受けた。

で、でかい!
傷口がおへその上から下まで
10センチくらいある様に見えた。
(実際には6センチでした)

そもそもそんな美しいおへそでは
なかったと思うけど、
見慣れない長い傷口に
しばらく思考停止してしまった
😟……

ここでやっとミー先生が
おへその傷が痛くないか
気遣ってくれてた意味が分かった。

これは確かに痛そうだわ。



(↑私のお腹にはこんな感じに4か所の傷痕ができた)


ベッドに戻って寝る支度を整えたあと、

ショックな気分を紛らすために
YouTubeでも見ようとアプリを開いたら、
私の目を引いたのはこちら



潜在意識3.0
この本の要約チャンネルが気になり
見ていたら

“臓器と対話する”と言った内容の説明が
あった。

皆さまご存知のとおり、
私は不思議な話しが大好物😍

😃✨何ですって⁉️では早速
大腸さん小腸さんの吻合部(縫い合せた所)
術後の調子をインタビュー🎤してみましょう!

と、ベッドに横になって目を閉じた。

意識をお腹に集中して
「大腸さん、小腸さん、手術お疲れ様。
痛い思いさせてごめんね。傷口は大丈夫?」
と聞いてみた。

返事がすぐに分かるとは思えないので
オーリングテスト(筋肉反射テスト)してみる。






左手の親指と薬指で丸を作り
質問しながら右手で引っ張って
力が入ればYES
力が入らなくて指が離れてしまうならNO

答えは大丈夫🙆‍♀️だった。

「傷口はきれいにつながってる?」
→YES

「ミー先生の手術、もしかしてめちゃ上手だった?」
→YES(左手にしっかり力が入った)

「そうなんだ安心したよ!教えてくれてありがとう」

そんな会話を心の中でして
このまま寝落ちしようと思ってたら

よくわからないけどお腹の底から
昔から望んでいた夢が叶って幸せ😊💕
これぞ完璧なタイミングでした‼️

って言わんばかりの喜びが
ぶわ〜って溢れてきて
ニマニマと顔が勝手に笑ってしまった。

腸から脳内にハミングが流れてきて
花畑にいる様な
不思議な気分になった。

純度100パーセントの感謝って
こう言う事なんだな😳って知った。


そのあたりでブラジル人のおばあちゃんが
電話で泣き始めて
しばらく室内はチーーーーンと
静まり返ってた。
他のおばあちゃんたちも
しんみりしてたのかも。

この日はしんみりしながらも、
ミー先生への感謝の気持ちで
眠りについた。


本日もお読みいただき
誠にありがとうございました😊❣️

途中から
ちー母さんの不思議ワールドの
世界に引きずりこんで
すみませんでした。

ではまた👋😁まだつづいちゃう笑

















虫垂炎の手術を受けた話し④術後2日目

2025-03-09 18:10:00 | 近況報告
こんにちは♪
今日も懲りずに前回の続きを書かせていただきます。
退院してからもうすぐ1ヶ月経つので
かなり記憶も曖昧になりつつあるため、
多少、出来事の時間が前後してるかも知れませんがご了承ください😊


2月7日
昨晩は夜中に一度だけ痛みで目が覚めて、
痛み止めの点滴をリクエストしたけど、

前の晩とは大違いで、よく寝られた😴

朝7時ごろ看護師さんが来て
検温、血圧、体調チェックが終わったあと、

“今日からできるだけ歩くぞ!”
と自分に気合いを入れた。

まずは、ペットボトルのお水を買いに
自販機コーナーへレッツらGO❣️

痛みをこらえながら
ゆっくり立ちあがり
点滴棒を従えて(←嘘。むしろ頼りにしてた)
スマホのストラップを片手に通して
ぶら下げながらノロノロ歩く。

ベッドに寝てるときの妄想の中での私は
スタスタ歩けてるのに、

やっぱり今日もでんでん虫だ🐌
ゆっくり歩く界隈の中で
せめて颯爽と歩くでんでん虫レベルになりたい。

自販機コーナーは病室と同じ4階にあり、
元気なら1分も掛からない距離なのに
自分の病室から、多分5分くらい掛かった。

到着したら息がはぁはぁ😩💨した。

いろはすを買おうと思って
久々にコークオンのアプリを開く。
私はこれにPayPayを紐づけている。

小銭がなくても買えちゃうなんて
便利な世の中ねーと思いながら
画面内で支払いを済ませ

いろはすを選ぶ時、
ど天然なことをやらかした。

自販機本体のボタン🔘を
押してしまったのだ🤦

時は令和なんだから、
スマホ📱画面内で
欲しいものを選ぶのがデフォなのに、

なんでか突然昭和の女が発動してしまい、
物理ボタン🔘を押したくなってしまったのだ。

そしたら商品が出て来ないまま
取引終了になってしまった。

自販機くんの胸のボタンを何度押しても
何事も無かったかのような顔をされる。

は?😧(この時は理由が分からなかった)

PayPayの取引画面で調べると
140円支払い済みになってる。

どーしよう。
もう一回買う?
…にしても今のお金返してほちい…😭

と、途方に暮れかけていたら
そこにお掃除のバイトの若い男の子が通りかかったので

「すみませーん、今ね、カクカクシカジカで…」
と、ダメ元で相談したら

『ん〜、僕じゃわからないけど、多分
ここに書いてある電話番号に電話したらどうです?』と自販機の下の方を指差して教えてくれた。

なるほど🧐たしかに電話番号が書いてある。

「ありがとうございます😊」と
余裕ある笑顔でお礼を言ったけど、

問題は
私は電話をかけて
状況説明をするのが大の苦手なのだ。

やだなー、憂鬱😞と思ってたら
電話番号のとなりにQRコードを
見つけた。👀

おぉ、陰キャにはありがたいサービス❣️

早速、そこから飛んでみたら
選択式で簡単に
“商品が出てこないこと”
知らせることが出来て

しかも後日、何かしらのポイント
(楽天ポイント、dポイントなど)を
200ポイントも下さるという
神システムになっていた。

安心したので
さて、それじゃーもう1本リトライしようか
と思ったら
PayPayの残高が110円しかなかった。
貧しぃ、、、😭
(PayPayに楽天カードが紐付けできたら
こんなことないのに)

せっかく来たのに何も買えないまま
部屋に戻った。🐌

部屋に戻ってYouTubeで
コークオンのアプリで買う方法を
調べて自分の間違いがわかった。

私が間違えたのに
dポイントまで頂いちゃって
申し訳ない。
が、貰えるものはありがたく貰う。

さらに、PayPayのほうも
支払い後、5分以上購入通知(自販機から送信される)がないとお金が自動返還されるシステムだと知った。


そんなことを調べてた頃、
外科の先生が朝の回診で来てくださり

『今日はミー先生が午後からなので、、、
調子はどうですか?』と聞かれた。

痛みが減って来てることと、
でも、昨日の処方薬は💊
飲むと心臓がモヤモヤする事を伝える。

『では、薬は一旦飲むのを中止してください。
今日もリハビリがあるので頑張ってくださいね』と励まされる。

9時40分
理学療法士の先生が
リハビリの時間ですよと
部屋に迎えに来てくれた。

背が高い30代の好青年と、
若い実習生くんの2人。

ゆっくりベッドからおきあがり
靴がまたもや上手く履けないので
まごついていたら
履かせてもらえた。

若い男性に履かせてもらうのは
貴族にでもなったような?
シンデレラみたいな?
とにかく、なんだかドギマギした。

ゆっくり歩いてエレベーター🛗で
2階に降りて
リハビリのトレーニングルーム前の回遊廊下を2周歩いた。🐌

本当は歩くだけでいっぱいいっぱいなのに、
リハビリの先生は会話がみんな上手なのか
おしゃべりがとても弾んで、
面白いことも言われてお腹の縫い目が痛いから
笑わせないで〜🤣🤣🤣
ってほど楽しかった。

実習生くんとも少し話したら
まだ二十歳だというから
うちの子と同じ歳なのに
しっかりしててびっくりした。

リハビリは30分くらいで終わって部屋まで
送ってもらった。

昨日の痛みしかなかったリハビリと変わって
体力が回復してきてるのも相まって
すごく楽しい時間だった。

しかし、部屋に帰って喉が渇いたのに
飲み物がない😐💦

仕方ないからもう一度2階に降りて
コンビニで水を買って来た。
もうけっこうクタクタだ。

再び部屋に帰って
水のペットボトルのキャップを
開けようとしたら

これもまた
“腹筋を使って開けてたんだ⁉️”
と気づかされた。

開栓に苦戦した。
やっと開いたのはいいけど
勢いあまってキャップを床に落とした。

まだお腹の傷が痛くって
膝を曲げて屈むことができなかった。

色々なポーズを試したが
クックロビン音頭のポーズならできたので




このような陽気なポーズでキャップを拾った。

皆さんにも、お腹の術後、落ちた物を拾う時にはこのポーズをオススメしたい。


12時前の回診で、
昨日の痛み止めの薬のかわりに
ロキソニンが届いた。
飲んだことがある薬なので安心した。

ついでにドレーンの入ってる傷口の
様子を見てもらったら
排液がガーゼに沢山染み出してたので
ガーゼを変えてもらった。
パジャマにも染み出していたので着替えた。

沢山歩いたからか、
クックロビン音頭のせいで漏れたのかは
不明だ。


14時ごろ、
ミー先生が来てくれた。
『今日は朝、来れなくてすみませんでした』
と言うふんわり優しい笑顔に安心する。

弱ってるカラダにこの笑顔は
ダイレクトに刺さる🏹💘🎯
めっちゃいい先生だ。

『ドレーンはこのまま順調なら
明日、外しましょう☺️
そしたら明後日からシャワーもできますよ』

『明日の夜からは流動食も始めましょう』

と言ってもらえて
かなりテンションが上がる⤴️😃🙌

16時
洗濯機、乾燥機の予約を取っておいたので
洗濯をした。

このあと実家の母から電話がかかってきて
久々に喋った。

入院したことや
手術が終わったことは
LINEで知らせてあったけど
電話はしてなかった。


父が亡くなってから
母は気弱になって
会話がいちいち重たい。

なんだか湿度たっぷりで
ベタっともたれてくる感じだ。

水瓶座は隙間なく寄り添われると
裸足で逃げ出したくなる。
なんならすきま風が吹くくらいの
ドライな距離感でちょうどいい。

娘なんだから
愚痴や泣き言を聞いてあげなきゃいけないけど、
私は受け流すのが下手くそ過ぎて
全部額面どおりに受け取っちゃうから

後からどっ!!とくたびれてしまう😩
って言うのもあって、
体力に余裕がない時だから
避けていたのかもしれない。

10分くらいの会話で
手術のことや、
今はだいぶ元気なことを話して切った📱


この日はこんな感じで
沢山あるいて、沢山喋って
クタクタになったので

早めに寝落ちして、
朝までぐっすり寝られた。



今日はこの辺りで😊

いつも根気よく最後まで
読んでくださるあなたに感謝してまーす😘

まだまだ続きますよー⤴️


虫垂炎の手術を受けた話し③手術翌日

2025-03-07 23:13:00 | 近況報告
こんにちは😃
今日もしつこく虫垂炎の入院した時の話しを書かせていただきます。

おそらくほぼ需要のない話しですが
私が将来、読み返したいがために書いてるんだなーと、生暖かく見守ってくだされば幸いです❤️


不思議なことに本当に
翌朝6時にピタっ!と痛みが半減した。
(50%オフで全部消えたわけじゃない)
これなら動けそう😃

術後の痛みでほとんど寝れなかったから
頭がボーっとするけど、
早く家族に連絡がとりたい。

腕を伸ばすと
お腹の傷口が引っ張られるため痛くて
テーブルからスマホを取るのにも一苦労。

スマホを見ると
やはり昨晩、オットと息子から励ましの
LINEが来ていた。(シンプルに嬉しい☺️)
無事だよーと返信をする。


7時ごろ、看護師さんが検温にきてくれて
微熱(37.8℃)があるけど術後はこれが普通だと言われる。
自分自身は熱があるような実感はなかった。


8時ごろ、ミー先生が来てくれて
『酸素マスク、苦しくないですか?』と
はずしてくれた。顔が痒くなってきてたから
ありがたかった。

ミー先生は、

『今までグッチ先生が主治医でしたが、執刀医が主治医になる決まりなので、今後は私が担当させていただきますね。
それで、昨日手術の後にもお話ししましたが…』と
手術の内容を詳しく教えてくださった。

『じつは虫垂だけじゃなくて、
回盲部も切除しました。
虫垂が普通のサイズの2倍以上の大きさに
腫れていて、しかもカチカチに固くなってて
腹腔鏡手術の機械の先についている通常のハサミでは切れませんでした。
虫垂の上にある盲腸と、回腸(小腸)の一部も炎症を起こして、どこがどこだかわからないほどでした。
傷んでいた所は切除して、小腸と大腸をつなげました。それでおへその所を縦に切って出しました』
と言った内容だった。
(いや本当はミー先生の説明は
もっとちゃんとした説明だったけど、おおざっぱーな私の頭の中で、こう変換されたのでお許しください。後日、通院した時にもっと詳しく話してくださって、ビビりました)



(この図の赤丸で囲んだところを
切除したってことだと思う)

けっこう大変な手術だったんだと思うけど
この時まだ全然わたしの理解が追いついてなくて、私はちゃんとミー先生にお礼を言えたか
覚えてない。

私がこの時痛かったのは
右の脇腹のお腹の中身。
(多分、小腸と大腸をつなげた所かな)

だけど、ミー先生から
『おへその傷が痛みますか?』と聞かれて
なぜおへその心配をしてくれるんだろ😶?
と不思議だった。
(まだこの時点で、自分のおへその傷を見てなかった)

他にも何か質問があるか聞かれたので
「あばら骨の1番下が痛いから、息をするのが辛いです」と言ったら

『腹腔鏡手術で、空気を入れてお腹を膨らませていたから、筋肉痛みたいなかんじで痛いのかもしれませんね』と言われて、
なるほど、なーんだ、じゃあ放置して大丈夫ね。
と安心した。
(数日後、本当に放置で治ってた)

その後 看護師さんが来て
『歯を磨きたくないですか?
お口の中、気持ち悪いですよね?』
と、洗面台から私の歯みがきセットと
口をすすいだ後に吐き出す器を
持ってきてくれた。
リクライニングを起こして
術後、初めて座った。



ベッドで歯磨きなんて
人生で初めてだったけど、
口の中がスッキリして気持ちいい
🪥😁✨
吐き出したものの中に赤い血が混ざっていた。
『挿管の時の傷のせいだからすぐ治るけど、続くようなら教えて』と看護師さんに言われた。

ふとパジャマの隙間から
チューブが見えて
これが入院説明の時にチラッときいた
ドレーンって物なんだ?と
じっくり眺める。


私のはJ-vacドレーンだったと思う。
お腹の中で、術後に膿が溜まってないかを
確認するために、管を一本、しばらく着けさせてもらうとは聞いてたけど、
こんな大きさがある物とは知らなかった。




その次は
麻酔科の先生が、薬剤師さんらしき人たちと
合わせて4人で来て、
私のベッドの足元にずらりとならんだ。

1月の入院説明の時に面談した
麻酔科のベテラン先生が
昨晩、私が痛み止めの点滴を
何回も頼んだ記録を見て

『痛みが強いから、飲み薬も処方した方がいいねぇ。あとで出しとくね』と言われた。

4人が去ってしばらくしたら
次は看護師さんが来て
『トイレまで歩いてみましょうか?』と言われて
チャレンジすることにした。

導尿の管を深呼吸に合わせて
スルリと抜いてもらい
リクライニングを起こして
ベッドに横向きに座った。



家から履いてきた靴が
ピタピタのサイズのでなかなか履けない。
看護師さんが無理やり履かせてくれた。🤣
入院するなら履きやすい靴のが良かった。反省

さて、立ちあがろうとしたら
腹筋が激痛で思い通りに行かない😭
日頃、ヒトはお腹に力を入れて立ち上がっているんだと気付かされる。

手すりをつかんで
膝に力を入れてゆっくり立ちあがった。

立つだけでめっちゃ痛かった。

点滴棒に捕まりながら、
歩こうとしたらこれもまた
全身でお腹を庇うのか、
驚くほど歩くのが遅い。

昨日までできたことが普通にできないなんて‼️
これ、いつ取り戻せるの?と気持ちが焦る。

やっとの思いでトイレを済ませて
ベッドに戻る。

それだけなのに、ぐったりしてしまった。

『今日、大部屋が空いたので移られますか?』と聞かれたけど、こんな状況では無理ゲー🤷‍♀️

「もう1日、この部屋でお願いしてもいいですか?」と間髪入れずに口から弱音がこぼれる。


お昼になる頃、
『レントゲン🩻を取りに行きますよー』と、
看護師さんがレントゲン予約票を持って、
車椅子で迎えに来てくれた👩‍🦽

エレベーター🛗で一階に降りて
外来の患者さんと同じレントゲンの
受付に行き、予約票をだしたら
『確認のため、お名前をお願いします』
と聞かれる。

名乗ろうとしたら、
口から空気が漏れるような
囁き声しか出ない。

ベッドで寝てる姿勢でなら
普通の声量に戻って来ていたのに。

車椅子にちんまり座った姿勢だと
こんな大病人みたいな声しかでないの?
あ、今まさに、私はそれな?🥺

そんな声でも受付の人は甘くみてくれて
『はい☺️大丈夫ですよ。
ではこちらでお待ちくださいね』
と言ってくれた。
看護師さんはここで一旦
私を置いて持ち場に帰って行った。

木曜日でもレントゲンの待ち合いは
とても混んでいる。
待ち合い廊下はクーラーでもついてる?ってほど寒かった。

やっとよばれて、車椅子を押してもらい
レントゲン室に入る。

スタッフさんが3人もいた。 
立って撮影する機械のあと、

フラットなベッドに寝て撮影すると言われて
リクライニングがないところに寝なきゃ行けなかった。
これが本当に大変だったけど
ベテランスタッフさん(60代男性)が
若いスタッフさんと共に
背中を支えて寝かせてくれて
なんとかなった。

撮影が終わってから車椅子に座ったら
もうへとへとで
足を閉じて座りたいのに(←一応女子だし)
膝と膝がだらりと離れてしまう。

ガウンタイプのパジャマの裾を
その男性スタッフさんが
丁寧に直してくださって
左右の膝もさりげなくくっつけてくれた。
なんていい人なんだ!まるでオカンの愛❣️
と感動🥹

あのまま出発してたら
オムツ丸見えだったはずだ。🥹🤣

再び受付前の待ち合い廊下にいたら
看護師さんがお迎えにきてくださって
病室に戻った。

看護師さんに喉がカラカラだと言ったら
もう水分をとっていいと言われたので
お茶を一口飲んでみた。

あぁ、美味しい🤤
でも久々に胃を動かしたら
しばらくキリキリした。

その後、
薬剤師さんから
傷の痛み止めの飲み薬が届いた。
すぐ飲んでいいと言われて
一粒ごっくん。
しかしこの薬を飲んだ後
心臓がなんだかモヤモヤして
私にはちょっと合わなかったようだ。

13時30分ごろ
ウトウトしていたら😴
リハビリの先生が歩く練習しましょうと
来てくれてまた立ち上がる。

その先生に履きにくい靴を履かせていただき、
廊下を出てすぐ近くにある窓の所まで歩いた。

こんな目と鼻の先まで歩くだけなのに
でんでん虫に負けそーなペース🐌🐌

わたし、ダメ子ちゃんかも?
と、春の自己否定まつり🍞🌸

リハビリの先生に
『術後1日目なら、みなさん、こんな感じです。オッケーですよ』と優しい言葉をいただき
安心した😮‍💨

14:30ごろ来てくれた看護師さんが
背中を拭くついでに着替えましょう!
とパジャマを持ってきてくれた。
オムツをとって自分の下着に戻れた❣️

16時ごろ
座って日記を書いてたら

グッチ先生が訪ねてきてくれた。
先月以来、お会いしてなかったし
もう主治医じゃなくなったから
まさか来てくださるとは
思ってなかったので
古い友達に会ったような気分で
すごく嬉しい気分。

『あれー、思ったより元気そうじゃん。
再発しちゃってどよーんって落ち込んでるかと思ったのに。😁』
と、冗談めかしてからかってくる。
厳しいようでなんかソフトなとこらへんが
乙女座っぽい。いや双子座かも。

『顔色もいいね。お腹の傷は見せてもらっていい?』
「いいですよ。寝た方がいいですか?」
『いや、座ったままでいいよ』
と言われて
パジャマをめくって、おへその傷を見せた。
その時、はじめて自分で自分の傷を見たけど
座って上からチラッと見ただけだったから
小さな傷に見えた。

グッチ先生は、
『あぁ、きれいだね。ドレーンのほうは?』
といわれて
液体が溜まってる袋の方を見せたら
『あ、そっちより、管の方を見せて。
うん、大丈夫だね』と言われたので安心した。

しばらく話しをしたあと
『じゃあお大事にね』とグッチ先生が去って行った。

夕方
栄養士さんからの
スポドリみたいなのが届いた。





胃痛にならないように、一口ごとに
30回噛んでから飲み込んだ。

もう自力であるけるので
トイレ🚽も自分の行きたいタイミングでいける。

YouTubeで色々検索してみたら、

沢山歩いた方が
腸の癒着リスクが少ないらしいとわかったので

明日からはまず、自販機まで歩いてみようと
思って眠りについた。



今回もこんな退屈な話に
最後まで付き合ってくださったあなたに
感謝ビームを送ります!
🤭😘
ではまた👋

虫垂炎の手術を受けた話し②

2025-03-04 20:06:00 | 近況報告
こんにちは😃
前回の続きを書きますねー!

2月5日 手術の当日の話しです☺️

翌朝は下剤が効いて
5時にお腹がギュルギュルいう音と痛みで
目が覚める。
点滴棒をお供にトイレに駆け込むけど出ない。
早起きしちゃってやや寝不足。

その後6時ごろに再びビッグウェーブ🌊
お通じがちゃんと来てくれた。
本日の準備のひとつが完了💩🚽✅

こういうとき、病室が個室だから
自分専用のトイレがあるのがありがたい❣️


今日の執刀医の外科の先生(仮名ミー先生)が
病室に挨拶に来てくださった。

私は4年半くらい
この病院の外科で何度かお世話になってるけど
名前すら見かけたことのない初対面の先生だった。

主治医のグッチ先生が執刀医かと思ってたけど
私が今回、緊急入院だったから
急遽、違う先生になったらしい。


30代半ば?もっとお若いかも?
でも笑顔が優しくて、穏やかなイケボで
丁寧に話しをしてくださる先生だったから
信頼できると思えた。

お顔のイメージはこのハリネズミちゃんに
ちょっと似た好青年。


(実は私、去年の年末ごろからハリネズミグッズをあつめるほどハリネズミ🦔にハマってます🩷)

その後
看護師さんが来て
“今日は朝9時以降
水すら飲んではいけないこと”🙅‍♀️🍵
を再確認される。

そしておへその掃除をしてくださった。
綿棒にオリーブオイルを塗って
おへその中をクルクルと拭いてくれたのだけど、
くすぐったくてゲラゲラ笑ってしまった。🤣


このあとシャワー🚿に
入っておくように言われた。

術後3日くらいはシャワー禁止らしいので
今日は絶対に入っておきたい。

病院のシャワーは浴槽がないので
なかなか身体が温まらないけど、
すっきりして気持ち良かった😊

もちろんシャンプー🧴もした。

ドライヤーをナースステーションで借りて
しっかり髪を乾かした。
(ドライヤーは入院の際、持ち込み禁止されてる)

昨日点滴をつけてくれた男の看護師くんが
今度は“床ずれ”にならないかの測定装置?を
持ってきてカカトとお尻の下にパットみたいな物を敷いて計測してくれた。
それに意味があったのかよく分からない。
(ちなみにわたしはこの入院中に背中が軽い床ずれになった。3月になった今でもまだ痒いし、皮膚の色も茶色っぽい)


その後、薬剤師さんが来て
アレルギーのことについてや
めまいのことを
色々確認された後に

『全身麻酔から覚めた後、
もし吐き気があったら
吐き気止めを処方するので遠慮しないで』
言われる。

午後、
看護師さんから私の手術は今日の3番目だから
2時30分ごろからの予定ですよーと
教えてもらう。

こういう時、
ちょっとでも心臓がドキドキしはじめたら
何かに負けちゃって
きっと弱い私が出てきちゃう。
今は本当の感情にフタをするべき時。

「もうすぐ手術するんだって。
だれのことかしらね?ねぇ?心臓さん」と、
すっとぼけて平静を装う。
こういうのが得意になった。
51歳。長く生きた甲斐がある。

2時ごろ部屋に来てくれた看護師さんから
前の患者さんの手術が長引いてるから
私の手術は3時10分ごろからスタートに
なりそうだと言われる。

緊張の時間が長引いて喉が渇くけど、
水を飲んだら手術が中止になってしまうので、
自分の生つばをごっくんと飲む。
(つばはオッケーよね?)


3時ちょっと前に看護師さんが
そろそろいきましょうかと
お迎えに来てくれた。

『手術室でガウンタイプの寝巻きに着替えるけど
向こうでの着替えが簡単にできるように
下着(シャツ、ブラ)は脱いで
素肌にパジャマを着てください。
上着(フリースのベスト)は、羽織ってていいですよ。

靴をはいていくので、素足に靴は歩きにくいでしょうから
靴下は履いてていいです。
と言われたので、その様にする。

トイレを済ませて、準備が整った。いざ出発!

手術室までは看護師さんに付き添われつつ
点滴棒とともに自分の足で歩いて行く。

右のお腹が少し痛くて歩きにくい。

エレベーター🛗で3階に降りた。
左に曲がって進むと、
以前、入院した時に一泊したHCUがあった。

そのとなりには
去年5月に父が亡くなったICUがあって、
思い出して少し悲しい気持ちになる。

それをさらに左に曲がると
つめたそうな銀色の扉があって
そこを入ったところで
頭に不織布の帽子をかぶる様にと渡された。




さらに扉をくぐった先に
手術室の扉がずらりと並んでた。

扉に大きく番号が書いてあり、
私は6番に案内された。

中に入ると医療ドラマで見る様な装置が
ずらっとあって、
その雰囲気がどうにも重たくて
鼻血が出ちゃいそうな怖さを感じる。




すぐに手術台のベッドに寝るのかしら?
と思ったら
『まずはベッドにもたれてて下さい。
幾つか確認させていただきますね』と
手術室の看護師さんから言われた。

ベッドは私の腰まで高さがあって
もたれたらじんわり暖かくなってた。

看護師さん2人と、麻酔科の先生と
そして外科の先生2人(ミー先生と助手の先生)
の軽い自己紹介(名前を名乗ってくれる)があった。

そして、バインダーの書類を見ながら
今日の手術内容とか
アレルギーがあるか?とか
最後に水を飲んだ時間とか色々
チェック✅をしていった。

そのあとパジャマをガウンタイプのに
着替えるということで
その間、
メンズの先生方は後ろを向いて打ち合わせを
していてくださった。

女性看護師さん2人が私の着替えを手伝ってくださり、それができるとベッドに仰向けに寝た。
ベッドが
カラダにフィットしてめちゃくちゃ寝心地がいいし、とにかくホカホカと暖かくて
すぐに寝落ちしちゃいそうだった。

頭の方にいる麻酔科の先生に
酸素マスクをつけられる。

『では麻酔を入れていきますね』と言われた時

私の左右に看護師さんがそれぞれいて、
左の看護師さんが右の看護師さんに
何か渡そうとして私の点滴のチューブに
もたれたらしく、点滴針がズレたようだ。

麻酔が入る瞬間に電気が走る様な痛みがして
思わずビク!っと震え上がってしまった。

「あのーぉ、今、電気が走るほど痛かったです」と恐る恐る、酸素マスク越しに言った。

麻酔科の先生が左側に来て点滴の針を確認した。
『大丈夫だと思うけど』と言って

もう一回麻酔を入れたらまた
電気が走る様な痛みがして、
ビク!っと再び飛び上がってしまい、

『やっぱり痛いd…
と言いかけて
わたしの記憶はここから消えて違う世界にいた。
(つまり、この時点で麻酔が効いて
白目をむいて寝落ちしちゃってた。
入院前の説明で、そのままでは眼球が乾くため、まぶたにテープを貼るときいていたので、多分貼ってもらってたんだと思う)

少し話がそれるけど、

私はこの手術を受けると決めた時、
ひとつ、考えていたことがある。

「全身麻酔で眠ってる間、
幽体離脱できる人がいるらしい」と
きいたことがある。

してみたい!一度でいいからしてみたい!🥹✨
そして出来たら宇宙に飛び出して
月🌕まで行くか、

無理なら海底に眠る古代遺跡か🌊🏰🌊

それがダメなら
マダガスカルのバオバブの木が見てみたい!


それすら無理なら
せめて自宅の下水管の詰まり具合を
確認してみたい。

魂だけなら下水管に顔を半分くらい
つっこんで、この前やったピーピースルーが
ちゃんと効いてるのか確認できるんじゃない?
って思った。


(唐突に夢のない主婦魂をぶちこんでゴメン)

まぁ、そんな感じに
この重たい肉体ナシなら
一瞬であちこち飛んで行って
見て回れるんじゃ⁉️🤩🤩🤩
と、ワクワクしていた。

けど出来なかった。

なぜなら
寝ている私の左肩に
息子によく似た3歳児くらいの男の子がひとり
ちょこんと座って
ずっと私を見張ってたから。

どんぐりまなこで私を見下ろして
『ここからでちゃダメ!からだをのっ取られちゃうよ!』
と言われた気がする。
しばらく見つめ合ってた。
この子は誰だろ?

次の瞬間、右肩をポンポンと優しく叩かれ
『ちー母さん、起きて下さい。手術、終わりましたよ』と神様のようなイケボで起こされて
私は意識の中でミー先生の声がする右を振りかえった。

その時、さっきの男児に
『じゃぁね、ばぁちゃん』と言われた気がして

は?今、ばぁちゃんって言った?と
左を振り返ったら
男の子はもう居なくなってた。
(あの子は私の未来の孫かもしれない。
だとしたら、会えて嬉しい☺️)


朦朧(もうろう)とする意識の中、
目を開けると、
人工呼吸器のための挿管を口から
スルリと抜かれて喉がカサつく。

吐き気はないですか?と誰かに聞かれたが
全然平気だった。

あー、月面着陸計画失敗どころか
うちの下水管のチェックもならずかぁ😔

霞んだ視界の中、看護師さんにガウンを着せられ前を閉じてもらってるような気がする。


執刀医のミー先生が
『ちー母さん、じつは思いのほか、ひどい状態だったので…なんとかかんとか…』と、説明してくれた気がするけど、
麻酔で眠くて眠くて所々、きいても頭が回らない。

『手術が終わったことをどなたに連絡したらいいですか?』と聞かれて
え?っと?こーゆー時、オットか?
いや、誰が正解?わからん…と、
思考回路がラビリンス。

でも待たせちゃ悪いだろうから
とりま、オットでいっかと思い、

「オット…に…」と声を絞り出したら
カッスカスの声しか出なかった。

そんな蚊の鳴くような声でも聞き取ってくださり
ミー先生が
『わかりました。旦那さんですね?』と、
すぐに電話をかけに行ってくださったのが
わかった。

喉から挿管を抜いたあと
声が出しにくいって聞いてたけど、
こういうことなのかと体感した。


そして次の記憶は手術台からストレッチャー(移動式ベッド)に
メンズの先生がたが
私の重たいカラダを『せーの!』で
息を合わせて乗せ替えて下さったところ。

そして『今から病室に戻りますねー』と
声をかけられ、
ストレッチャーが動き始める。
薄目を開けたら
手術室の扉の斜め上の壁に掛け時計が見えて
6時30分くらいだった。

え?3時間もかかったんだ?
あんな一瞬だったのに?
もしかしてこれ、虫垂炎にしては
大手術だったのかな?
(なぜか引き算して3時間ってのは計算できた)

病室についたら今度は
ストレッチャーからベッドに
また『せーの』でやすやすと移してもらえた。
皆さん力持ち💪なんだなと感心してしまう。

ベッドへの移動は麻酔がまだ効いてるおかげで
全然痛くなかった。

そして
看護師さんにオムツをつけられる感じがした。

息子がまだ幼い頃に
紙おむつを幾度も穿かせたけど、
自分が穿くとこんな感じなんだなぁ。
不思議な感じ。

51歳でオムツなんて、
もっと惨めな感じがするのかと思ったけど
全然なんとも思わなかった。

そこからまた眠ってしまい、
次に起きた時は9時ごろだった。
あまりにひどい痛みで目が覚めた。

そばに看護師さんが1人いてくれて、
『目が覚めましたか?あぁ、痛いですよね?
眉間にシワが寄っちゃいますよね。』
と言われる。 
確かにその通り、眉間にチカラが集中するのを
止められない。

『次の痛み止めがあと30分くらい経ってからだからもう少し待っててくださいね』と部屋を出て行った。

痛い。とにかく痛い。
ひぃ〜、なにこれ、今から出産でもするの!?
ってくらいお腹が痛い😣

陣痛ならまだ、痛みが引く小休憩があるから
息をつく間があるけど、
それもなく、
絶え間なく押し寄せるお腹の鈍痛に
冷や汗がダクダク流れてく。

このまま召されるのかもな?
亡くなった父に会えるかもな?
もうどっかそこらへんに迎えに来てる?
とか
脳内ネガティブキャンペーンが始まる。
カラダが弱るとメンタルも弱る。

背中も痛くて身体を動かしたいけど
色々な管やらコードやら
酸素マスクやらに繋がれてて
手も足もあまり動かせない。

なんじゃこりゃ‼️😫😭
水瓶座は縛られるのが1番苦手なのよー!
と、泣き叫びたい気持ちいっぱいだけど
半分冷静に自分を見つめて
おばさんが泣いても可愛いくないし、
一旦おちつけ、自分。と冷めてるのも水瓶座。

気を取り直して
ちょっと周りを確認してみようじゃないか!

まず、酸素マスクがつけられてる。
だけど口が乾くなぁ。

あら、
気がついたら点滴は右手に
差し替えられているわ。
よかった、あのあと直してもらえたんだ。
どなたが付けてくださったのか、
全く痛く無いわ。
神レベルの才能に感謝よ。

おや、代わりに左手には
心電図の装置がつながっている。

お腹にチューブみたいなのが
チラッと見えるけど
起き上がれないからどんなんか、
確認できない。

さらにいつの間にか導尿の管も繋がっていて
全然痛みはないけど、

下手に動いたらまずい事になるのか?
管の差し直しだけは免れたい。
あれ?待って、これって手術の麻酔が効いてから
つけられたんだよな?
オムツは部屋に帰ってきてからしたから…

てことは手術中はノーパンだったのか?!
手術中って、ほぼすっぽんPONなのね?

靴下を履いている感覚があるけど、
なぜか足袋を履いてるような感じがする。
(あとで知ったが、着圧ソックスに
履き替えさせてくれていた)

そんな感じに
痛みと闘いながらもしばらく様子見。

スマホがLINEの通知のバイブで揺れてる。
オットか息子からメッセージが
来たんだろうなーと思うが
まだ腕を伸ばすといろんなチューブに絡まってしまいそうで
スマホをテーブルから取れるか自信が無さすぎる。


点滴による痛み止めは4時間に1回しか
つかえないらしいのに、
痛みがちょっとだけ軽減されるのは
始めの2時間くらいだった。

次の痛み止めは
まだか、まだかと
とにかく時間の流れがもどかしくてたまらない。

あぁ…うぅぅ…あぁ…痛いぃ😖
黙りたくても身体から勝手に
かすれた声が漏れる。
自分の声なのに聞いてて不気味。😅


耐えられずナースコールを何回か鳴らして
「次の痛み止め、まだですか?」ときいて
看護師さんを困らせてしまった。

今思うと本当に迷惑患者だった。
ごめんなさい🙇‍♀️🙏

夜中にもう無理だ、眠ることもできないし、
耐えられない。
出口のないトンネルに入ってしまったのか?
と絶望していたら、

左耳の後ろから
『朝6時にはピークを超えるよ。
頑張って耐えて』と聞こえた気がした。

わたしの直感はいつも左耳の後ろから
ピッ‼️✨と降りてくる。

翌朝6時、嘘みたいにあの強烈な痛みが
半減した。


いつもお読みいただきありがとうございます😊
長くなってしまったので今日はここまで👋
続きをまた書きますね。

興味ない話に
ここまで付き合ってくださるあなたは
ずいぶん優しいかたです❣️感謝です🥰