Deep Talker by AQ

AQの徒然Part2です。

独り芝居

2013-07-26 17:59:29 | 日記
いるのに

いない

その意味がわからない

みえるのに

みえない

その意味も もうわからない


切なくて

哀しくて

苦しくて

誰かに

何かに

聞いて欲しくて

考えるけど

誰もいない

何もいない


だから

今もこうやって

独りの私が

その私を

支えている


いつも

いつの日も

そうだった


ねぇ



問いかけても

誰もいなくて

何もいなくて

こたえもない


私は

そんな私を見つめ

そして支えてきた


でも

少し疲れた


独り芝居のような舞台で

もう

そんな風にして

演じ生きることが

切なくて

疲れてきた


もう

いつものような

明日など

迎えなくても

いいかもしれない

......




Groove Armada - Paris

矛盾

2013-07-26 07:02:20 | 日記
心地よい想いと

切ない感覚とともに

今日もまた夜が明ける


喜びと哀しみの狭間を

行ったり来たり

それを見つめながら

それを感じながら

それに背を向けようともしながら


かすかな頭痛は

想いの思いの果てに生ずる

苦悩の破片


想うことで

想われることで

こんなにも心が躍り

孤独がかすんで見える


それが例え

罪無き錯覚だとしても

それが例え

はかない幻想だとしても


なんて素晴らしいことなんだろう



思いが心の中で呟く


でも

同時性に存在する

視覚上にみえない

切なさや痛み

そして苦しみや怖れ


海は鏡のように

穏やかな顔と

嵐のような激しさでもって

この想いを映し出し

揺るがせる



この想い

輝きたいと言う希望を

消せば、消えれば

もしかして、きっと

この想いが身を寄せる

そのものに安楽の瞬間を

与えられるかもしれないと

自身の悲しみを無視し

言い含めようとする思いの

矛盾


想いは思いに

押し潰されるようにして

仕方なしに

その矛盾に

目を閉じればいいのだろうか

......




FRANKIE KNUCKLES / RAIN FALLS