地に着いていた足もとに
予期せぬ突風が吹きつけ
この意思とは別に
魂が宙に巻き上げられる
魂は果てしない宙をさ迷い
遠き彼方の水平線を越える旅へと向かう
静けさの中で
魂が水平線に辿り着き
その一線を越えようとした瞬間
水平線の向こうに広がる
まだ続く世界を観る
水平線はここと向こう側を
曖昧に線引きしているだけの
実態の無い
観得ない線であり
それは世界の終わりの線でなく
それは地上に舞い降りた
天使が歩いた足跡の一つ一つが
一本の線となったもの
魂は水平線に佇みながら戸惑う
そこを越えるのか
越えないのか
と
気がつくと
水平線は
目の前に広がる景色の中の
美しい一本の線だった
......
予期せぬ突風が吹きつけ
この意思とは別に
魂が宙に巻き上げられる
魂は果てしない宙をさ迷い
遠き彼方の水平線を越える旅へと向かう
静けさの中で
魂が水平線に辿り着き
その一線を越えようとした瞬間
水平線の向こうに広がる
まだ続く世界を観る
水平線はここと向こう側を
曖昧に線引きしているだけの
実態の無い
観得ない線であり
それは世界の終わりの線でなく
それは地上に舞い降りた
天使が歩いた足跡の一つ一つが
一本の線となったもの
魂は水平線に佇みながら戸惑う
そこを越えるのか
越えないのか
と
気がつくと
水平線は
目の前に広がる景色の中の
美しい一本の線だった
......
Nujabes-Horizon