人との縁というものは、本当に不思議なものですよね?
俺が大人になって、また楽器を演奏して音楽に関わるキッカケを作ったのが、黒田修に間違いは無い。
確か米原先輩の結婚式の二次会の席で、「恩師池本の元でまた大人になった皆を集めて吹奏楽をしたいから、是非先輩にも手伝ってもらえないか?」
と不躾に言い出したのが黒田だった。
当時の俺は、昔やっていたTUBAという楽器にも吹奏楽にも全く今更興味のヒトカケラも無かったので、聞く耳も持たずに一蹴したのだが、それでもシツコク食い下がってきたのが黒田だった。
その後は、色々と紆余曲折あり、結局またチューバを演奏しだして、趣味で楽しむタダの下手糞なチューバ吹きだが、今は色々な方々に可愛がって頂き今日を迎えています。
そんな風に俺にまたチューバを吹く楽しさ、人と一緒に音楽を奏でる楽しさ、幸せさを、呼び戻してくれたのは間違いなく黒田修でした。
でもね、最初の頃はね、下手糞ながらも俺も変なプライドがあり、黒田もやはり久しぶりに楽器を始めた俺に負けたくない?みたいな気持ちもあり、よくいがみ合いケンカや揉め事も二人でしょっちゅうしました。
それでも知り合えば知り合うほど仲良くなり、ここ2,3年は本当に変な気遣いも無用で、お互い本音で語り合えるチューバ奏者の中では一番の友人でした。
俺のチューバの音色を一番認め、愛してくれたのも黒田でした。
先日、新しい吹奏楽団を作ろうと思ったときに、「先輩がその気になってくれたのなら、僕は絶対に付いていきますから」と一番に協力してくれたのも黒田でした。
ほんとね、今考えると一番俺のことを慕ってくれて弟のような一番の後輩になってましたわ。
先日、1月5日に黒田が急逝しました。
昨日今日が、お通夜に告別式でした。
本当に急すぎることで、誰もが信じられない思いで一杯で、言葉には到底できません。
俺はね、帳場のお手伝いをしてたのですが、もうね立ってるだけで精一杯で本当に情けなかったですわ。
本当に信じられないような多くの方々に来て頂きました。
通夜の前日に遺影の画像を探すのにPCを探してたら、出てくる出てくる。
本当に多くの画像が出てきて、その一枚一枚を見る度にその時の思いがよみがえり、一人で朝まで泣いてました。
これは藪先輩と飲んだ時。
こん時は藪先輩が酔って泣いてた(笑)
これは武志の結婚式の時。
これは森戸の結婚式の時。
こうして二人でよく練習もしたわ。
「先輩~、練習前に1本失礼します」
「じゃ、俺も・・・」
これは恩師池本の退官記念演奏会の練習の時。
これも、何かの打ち上げの時。
これは、2,3年前に母校が小編成で鳥取へ行った時。
これは、去年の夏に長女の小学校にチューバの指導に来てくれた時。
この時もね、「先輩のお願いなら俺はいくらでも協力するわ」つって、本当に惜しみないほどの協力をしてくれた。
本当に今考えても、俺がチューバをまた吹き出した時から、常にそばに居て助けてくれていたのが当たり前だった。
もうね、嫌な思い出が一つも無いのが本当に辛いですわ。
今も何が書きたくて何が言いたいのかなんて自分でも分かりません。
過去度々色々と問題を起こしてしまったこのblogの一番の理解者も黒田でした。
とにかく、もうきりが無いのでやめますが、これから俺が演奏する会場のどこかで黒田は絶対に聴いてくれてると思う。
そして、色々と俺の演奏のダメ出しをしながら笑ってるわ。
それだけは、誰に何と言われようと、俺と黒田の間にある真実なのは絶対だ。
とりあえず、今は心から冥福を祈ることしか出来ないし、二日後の演奏会を楽しみにしてくれていた黒田のためにも、成功させたい気持ちで一杯です。
今もね、絶対にどこかでこのblogを読んでくれてるのは間違いないと思います。
もうね、本当にこれ以上は今日は書けないので終わります。
すみません。
すっごい優しい先輩で、もちろんTUも巧かった。
大人になってからも吹コンなどではトラックで楽器を運んでくれて・・・「黒田先輩、いつもありがとね」の私の言葉に「がんばれよ!」って言ってくれてた。。
とにかくびっくりで言葉もありません。
黒田先輩、さよならって感じじゃないから、またね!
お気を落とさずにこれからも黒田さんの分まで頑張ってください。
初めて会ったのは中学2年の夏のピジョン。
先輩は高校2年でした。
たくさん怒られたし、親身になっていろんな話もたくさんしてくれました。
もっとたくさん話をしてたら良かったと本当に悔しくてなりません。
通夜の時に顔を拝ませていただきましたが、
「オイ!しっかり吹けや!!」っていつも言われていた事を思い出しました。
悔しくて清水先輩のもとで大泣きしてしまいました。
沖原先輩のようにたくさんの思い出がありすぎて仕方ありません。
心からのご冥福をお祈りしております。
心よりご冥福をお祈り致します。
またいつか会えると思っていたのに残念です。
ご冥福をお祈りいたします。