皆様お疲れ様です。
本日は月末なので、支払いや集金等で大忙しでした。
もちろん今月も儲かりませんでした・・・
そういえば焼きイモの上手な焼き方を、近所のおじいちゃんから教えてもらいました。
まず新聞紙をビチャビチャに濡らして、イモを包みます。
で、焚き火に放り込み、濡れている新聞紙が乾きだして、焼けてきだしたら
焚き火から出して完成だそうです。(ホンマか?)
どうにも信じがたいのですが。
「昔はアルミホイルなんてありゃあせん。わしらの頃は皆そうしとったでぇ」
じじぃが断言しておりましたので、今度の花見の時にチャレンジしてみます。
最近福山通になってきました。
借家6棟の塗替工事が終わったのですが、大家さんが沖原の仕事っぷりに感激したらしく、大家さんの本宅の外壁リフォームの工事依頼がありました。
早速、行ってまいりました。
福山市佐波町(サバチョウ)という所です。
大家さんの名前は「K岡」というのですが、この近辺「K岡」だらけです。
探すのに一苦労でした。
ある程度の打ち合わせや見積りも終わり、沖原の今塗っている現場が一段落するのを待って頂けるそうです。
特に大家さんが気になる家の部分が玄関扉や紅陵などの白木の汚れだそうです。
沖原的には、この汚れ方がイイと思うのですが、気に入らないそうです。
以前、建設会社に見積りを頼んだ所、
「綺麗にしてクリヤーを塗ればピカピカになって汚れも付かないから安心ですよ」
と、言われたそうです。
↑アホです。
いつも言いますが、建設会社の営業さんは塗装の何を知っているのでしょう?
何軒の木部を何年間塗ってきたのでしょうか?
最近のメーカーはどんな材料も作ります。
「外部専用木部用クリヤー」
「半永久的なH触媒塗料」
塗料だけでなく建築資材などもそうです。
はっきり言って、そんなに耐久性のある材料をメーカーが完成させたら
ノーベル賞ものですし、
そんな物が存在したら改修工事も無くなり、メーカーは真っ先に倒産します。
ですが相変わらず消費者はそんなキャッチコピーに騙されます。
沖原から見れば立派な詐欺です(笑)
以前も話しましたが、とにかく今の日本人は新しい物にとびつきます。
家にしてもそうです。
奇抜なデザイン、見た目の派手な家が基本的に人気です。
ですが流行りというのは、すたれた時に見れない傾向が有るのも事実です。
車、携帯電話、ファッション、歌手‥
挙げればきりがありません。
いつも思うのですが、本当に良い物というのは使い込んでこそ
初めて味が出てくるのだと思います。
その証拠に流行りに関係無く、時代が変わっても残るものとはそういうものです。
何でもそうです。
昔の人などは、物には魂が詰まっているといい、物を大事に使いきっていました。
例えば藍染の浴衣などは昔は婚礼の際に自分で縫われていました。
やがてほころび、浴衣の用を成さなくなると、それをほどき他の布と縫い合わせ
夜具となりその後は座布団となり手拭いとなり子供のおしめとなりました。
布に限らず、家やまな板一つとっても物を大切にするといのは
肝心なのは、大切に使い切ることだと思います。
そうすれば自ずとモノの扱いを覚える。
自ずとモノの良さがわかる目ができ、自ずとモノの美しさが自分に染み込む。
美意識とはそうして育むものなのです。
審美眼といい、本当の良いモノを見極めるには何でも自分で育てていかないといけません。
先程の流行の家の話に戻りますが
CMなどでもよく見かける
「○○ホーム」とか
「○○ハウス」とか
「○○工務店」とか有名なメーカー沢山あります。
が、基本的にどんな大きな建設会社でも家を建てれる職人さんは
一人もいません。
最後は結局、下請け業者の零細工務店やら自営業の大工さん達です。
例えば○○ハウスが客と3千万円で契約するとしたら
実際現場の工務店が受け取るのは、その半値の七掛け。
たった1千5十万円で家を建てないといけません。
↑(例えばですよ・・・)
当然家の造りは規格品の合板や建材で、正にプラモデルです。
どこ見てもみんな同じ様な家です。
お客の払う金額の残り1千950万円は展示場のモデルハウスに写真集の様なパンフレットやカタログや、ノミ一つ使えない、檜と杉の区別もつかない営業マンのお給料となっていきます。(それでも余りそう)
これが現状です。
手抜きがざらなのは手抜きせずに家を建てるのは不可能な時代に
今の時代の人間がしてしまったのです。
金利が高いとか考える前に、家の金額の半分以上は家を建てるのとは関係ないお金を建設会社に支払っているのをよく考えましょう。
姉Hさん一人叩かれていましたが、実はこうなのです。
「そんな事ないぞっ」
という建築関係者の立派な方は、何か一つの職種で10年くらい頑張ってみてください。
そこで初めて本当の審美眼が育つことでしょう。
考えてみて下さい。
何百、何千という古美術骨董に命をかけて商う骨董屋の目に
たんなる古いもの好きの素人の目がかなうハズがありません。
魚を手がけてウン十年の魚市場の仲介人に青果市場の卸問屋に
たんなる食通がかなう訳はございません。
苦節を何十年と重ねて「モノのわかる目」というのはできてきます。
職人とはそういうモノです。
日本の誇る美しい住宅というのは
子供が1人前になるまで50年、100年そして200年と、
そこに立ち続けるのが家でした。
それをこさえるのが大工で
守り住み継ぐのが主(アルジ)でした。
本当に日本の誇れる建物は無くなってきています。
ヨーロッパの方などでは家の壁一つ、自分の意思では塗れません。
タイルの接着剤が弱く、暖房器具が入れられず、未だに暖炉が多いです。
ですが、国民がその街の風景、自国に誇りを持っていますので
何百年とその美しい景色が守られています。(行った事無いケド・・)
日本人の誇れる文化の一つでもある古き良き住宅は不便な訳でもなんでもありません。
只単に「今時で無い」 「流行では無い」
そのような国民性で衰退の限りです。
いつもいいますが
「流行のモノ」=「本当に良い物」
とはいえない時代です。
ですが、家でも服でも歌手でも建築会社でも吹奏楽コンクールの自由曲でも
流行がまず、一番最初の選択肢で売れて稼ぐ時代です。
最近の家は4,50年で建て替えの時期がくるそうです。
当たり前だそうです。(最近の建築会社曰く)
そりゃそうです。
昔のように何百年と家が建っていたら建設会社はオマンマ喰いっぱぐれです。
それにこんな時代になりましたので、それだけの家を建てれる大工さんが必要とされなくなりましたので、匠な技を必要としなくなりました。
なので、ナンチャッテ職人が増加し、値段の安さが最重要となったのです。
当たり前の金額が高すぎると言われる時代に手抜きをするなというのは
「空を飛べ」
と、言われるようなものです。
いつもの名言ですが
「値段は値段なり」 です。
3千万の家を買っても、建てる職人が1千万しか貰えなかったら
間違いなく1千万の家です。
ですがまず殆んどの家が↑でしょう(笑)
3百万の楽器は百万円では売ってません。
日本では当たり前の建築業界のマジックです。
ですが、消費者はたかだか数円のガソリンの値段に文句を言っても
数千万円の建築費用には文句は言いません。
マジックです・・
「流行モノ」=「それが全て」
最近の子供達は本当にそうです。
そんな子供達が大人になっても今以上に流行りに過敏になるだけでしょう。
子供は親の鏡です。
沖原も書いていて反省する所がかなりある事に気が付きます。
しかも気が付けば、激長な文章です・・・
久々にウンチク大爆発でした。
それはそうと明日はY西中学校吹奏楽部の定期演奏会があります。
沖原もOBステージでフンガフンガと吹いてきます。
チューバ吹き兼カメラマンとして参加しますので
激写に御注意下さい・・・
本日は月末なので、支払いや集金等で大忙しでした。
もちろん今月も儲かりませんでした・・・
そういえば焼きイモの上手な焼き方を、近所のおじいちゃんから教えてもらいました。
まず新聞紙をビチャビチャに濡らして、イモを包みます。
で、焚き火に放り込み、濡れている新聞紙が乾きだして、焼けてきだしたら
焚き火から出して完成だそうです。(ホンマか?)
どうにも信じがたいのですが。
「昔はアルミホイルなんてありゃあせん。わしらの頃は皆そうしとったでぇ」
じじぃが断言しておりましたので、今度の花見の時にチャレンジしてみます。
最近福山通になってきました。
借家6棟の塗替工事が終わったのですが、大家さんが沖原の仕事っぷりに感激したらしく、大家さんの本宅の外壁リフォームの工事依頼がありました。
早速、行ってまいりました。
福山市佐波町(サバチョウ)という所です。
大家さんの名前は「K岡」というのですが、この近辺「K岡」だらけです。
探すのに一苦労でした。
ある程度の打ち合わせや見積りも終わり、沖原の今塗っている現場が一段落するのを待って頂けるそうです。
特に大家さんが気になる家の部分が玄関扉や紅陵などの白木の汚れだそうです。
沖原的には、この汚れ方がイイと思うのですが、気に入らないそうです。
以前、建設会社に見積りを頼んだ所、
「綺麗にしてクリヤーを塗ればピカピカになって汚れも付かないから安心ですよ」
と、言われたそうです。
↑アホです。
いつも言いますが、建設会社の営業さんは塗装の何を知っているのでしょう?
何軒の木部を何年間塗ってきたのでしょうか?
最近のメーカーはどんな材料も作ります。
「外部専用木部用クリヤー」
「半永久的なH触媒塗料」
塗料だけでなく建築資材などもそうです。
はっきり言って、そんなに耐久性のある材料をメーカーが完成させたら
ノーベル賞ものですし、
そんな物が存在したら改修工事も無くなり、メーカーは真っ先に倒産します。
ですが相変わらず消費者はそんなキャッチコピーに騙されます。
沖原から見れば立派な詐欺です(笑)
以前も話しましたが、とにかく今の日本人は新しい物にとびつきます。
家にしてもそうです。
奇抜なデザイン、見た目の派手な家が基本的に人気です。
ですが流行りというのは、すたれた時に見れない傾向が有るのも事実です。
車、携帯電話、ファッション、歌手‥
挙げればきりがありません。
いつも思うのですが、本当に良い物というのは使い込んでこそ
初めて味が出てくるのだと思います。
その証拠に流行りに関係無く、時代が変わっても残るものとはそういうものです。
何でもそうです。
昔の人などは、物には魂が詰まっているといい、物を大事に使いきっていました。
例えば藍染の浴衣などは昔は婚礼の際に自分で縫われていました。
やがてほころび、浴衣の用を成さなくなると、それをほどき他の布と縫い合わせ
夜具となりその後は座布団となり手拭いとなり子供のおしめとなりました。
布に限らず、家やまな板一つとっても物を大切にするといのは
肝心なのは、大切に使い切ることだと思います。
そうすれば自ずとモノの扱いを覚える。
自ずとモノの良さがわかる目ができ、自ずとモノの美しさが自分に染み込む。
美意識とはそうして育むものなのです。
審美眼といい、本当の良いモノを見極めるには何でも自分で育てていかないといけません。
先程の流行の家の話に戻りますが
CMなどでもよく見かける
「○○ホーム」とか
「○○ハウス」とか
「○○工務店」とか有名なメーカー沢山あります。
が、基本的にどんな大きな建設会社でも家を建てれる職人さんは
一人もいません。
最後は結局、下請け業者の零細工務店やら自営業の大工さん達です。
例えば○○ハウスが客と3千万円で契約するとしたら
実際現場の工務店が受け取るのは、その半値の七掛け。
たった1千5十万円で家を建てないといけません。
↑(例えばですよ・・・)
当然家の造りは規格品の合板や建材で、正にプラモデルです。
どこ見てもみんな同じ様な家です。
お客の払う金額の残り1千950万円は展示場のモデルハウスに写真集の様なパンフレットやカタログや、ノミ一つ使えない、檜と杉の区別もつかない営業マンのお給料となっていきます。(それでも余りそう)
これが現状です。
手抜きがざらなのは手抜きせずに家を建てるのは不可能な時代に
今の時代の人間がしてしまったのです。
金利が高いとか考える前に、家の金額の半分以上は家を建てるのとは関係ないお金を建設会社に支払っているのをよく考えましょう。
姉Hさん一人叩かれていましたが、実はこうなのです。
「そんな事ないぞっ」
という建築関係者の立派な方は、何か一つの職種で10年くらい頑張ってみてください。
そこで初めて本当の審美眼が育つことでしょう。
考えてみて下さい。
何百、何千という古美術骨董に命をかけて商う骨董屋の目に
たんなる古いもの好きの素人の目がかなうハズがありません。
魚を手がけてウン十年の魚市場の仲介人に青果市場の卸問屋に
たんなる食通がかなう訳はございません。
苦節を何十年と重ねて「モノのわかる目」というのはできてきます。
職人とはそういうモノです。
日本の誇る美しい住宅というのは
子供が1人前になるまで50年、100年そして200年と、
そこに立ち続けるのが家でした。
それをこさえるのが大工で
守り住み継ぐのが主(アルジ)でした。
本当に日本の誇れる建物は無くなってきています。
ヨーロッパの方などでは家の壁一つ、自分の意思では塗れません。
タイルの接着剤が弱く、暖房器具が入れられず、未だに暖炉が多いです。
ですが、国民がその街の風景、自国に誇りを持っていますので
何百年とその美しい景色が守られています。(行った事無いケド・・)
日本人の誇れる文化の一つでもある古き良き住宅は不便な訳でもなんでもありません。
只単に「今時で無い」 「流行では無い」
そのような国民性で衰退の限りです。
いつもいいますが
「流行のモノ」=「本当に良い物」
とはいえない時代です。
ですが、家でも服でも歌手でも建築会社でも吹奏楽コンクールの自由曲でも
流行がまず、一番最初の選択肢で売れて稼ぐ時代です。
最近の家は4,50年で建て替えの時期がくるそうです。
当たり前だそうです。(最近の建築会社曰く)
そりゃそうです。
昔のように何百年と家が建っていたら建設会社はオマンマ喰いっぱぐれです。
それにこんな時代になりましたので、それだけの家を建てれる大工さんが必要とされなくなりましたので、匠な技を必要としなくなりました。
なので、ナンチャッテ職人が増加し、値段の安さが最重要となったのです。
当たり前の金額が高すぎると言われる時代に手抜きをするなというのは
「空を飛べ」
と、言われるようなものです。
いつもの名言ですが
「値段は値段なり」 です。
3千万の家を買っても、建てる職人が1千万しか貰えなかったら
間違いなく1千万の家です。
ですがまず殆んどの家が↑でしょう(笑)
3百万の楽器は百万円では売ってません。
日本では当たり前の建築業界のマジックです。
ですが、消費者はたかだか数円のガソリンの値段に文句を言っても
数千万円の建築費用には文句は言いません。
マジックです・・
「流行モノ」=「それが全て」
最近の子供達は本当にそうです。
そんな子供達が大人になっても今以上に流行りに過敏になるだけでしょう。
子供は親の鏡です。
沖原も書いていて反省する所がかなりある事に気が付きます。
しかも気が付けば、激長な文章です・・・
久々にウンチク大爆発でした。
それはそうと明日はY西中学校吹奏楽部の定期演奏会があります。
沖原もOBステージでフンガフンガと吹いてきます。
チューバ吹き兼カメラマンとして参加しますので
激写に御注意下さい・・・