しばらく遠方への出張が多くなるので
両親の顔を見に実家へ。
高齢の両親は、もはや昔のように元気いっぱい動けなくなってきている現実。
いや、母はとっても元気で怖いくらいなのだが、先の台風で骨折をしているので、いろいろ行動に制限がある。
そして、父はここ数年すっかり歳をとり、気力体力が弱くなってしまっている。
おまけに、もともと物を捨てられない傾向の母は、骨折をきっかけに整理整頓を諦め?ているので、部屋がすごいことに。
読んだ本や雑誌、新聞(二紙取っている)があちこちに積み上がり、買ってきたものや洗濯したものが、そこ此処に置かれて衝撃的過ぎる!
決して狭くない実家なのだが、
モノが溢れて大変居心地が悪いのよー。
ううう。
「手が痛いんだもの。パパがちっとも手伝ってくれないんだもの」
という愚痴?を聞きながら、
とりあえず、分別して整理。
その間
「それは捨てないで!まだ見てないの」
「それは動かさないで!わからなくなる」
という母の抑止をなだめて何とか進めていくので、なかなか大変だ。
片付けたい、という気持ちはあるのだけれども、思うように片付けられないのは、結局のところ歳をとった証拠なのだろうねぇ…。
わたくしと母のやりとりを、
父は他人事のようにしているのも気になる。
キッチンの照明が切れていて、
聞けば一週間もその状態だというではないか。
父が交換しようとしたけれど、照明器具を外せず、そのままだとか。
なんと…。
少し前までは、実家に帰ると両親が迎え入れてくれて、わたくしの仕事の悩みや愚痴を聞いてくれて、アドバイスしてくれて、支えてくれて、励ましてくれて…。
そして、また元気になって帰る場所だったのだけど。
いまや
葉月ちゃんが来てくれたわ、
助かったわ、
聞いてよパパったら、
ママときたら、
との二人の話を聞いて、励ましてあげるようになっちゃった。
ちょっと寂しい帰り道なのだ。
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