明澄五術・南華密教ブログ (めいちょうごじゅつ・なんげみっきょうぶろぐ)

明澄五術・南華密教を根幹に据え、禅や道教など中国思想全般について、日本員林学会《東海金》掛川掌瑛が語ります。

老子 第十一章  有之以為利、無之以為用

2011年11月03日 | 中国思想
老子 第十一章  三十輻共一轂、当其無有車之用。埏埴以為器、当其無有器之用。鑿戸牅以為室。当其無有室之用、故有之以為利、無之以為用。 三十の輻(や)で一つの轂(こしき)を共にし、当(まさ)に其の無きに車の用有り。埴(はに)を埏(かた)めて以って器を為し、当に其の無きに器の用有り。戸牅(とまど)を鑿(うが)ちて以って室と為し、当に其の無きに室の用有り。故に之れ有るを以って利と為すは、之れ無きを以 . . . 本文を読む
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