南部吟遊詩人の写真館2

今年は土日が天気がいい日が多くてうれしい!
(*^▽^*)

一ノ関、気仙の霊峰・室根山ってどんなところなんですか?

2024年01月28日 11時11分07秒 | 〇〇山に登ってきました。

【今回の山行】 

8:00 蟻塚公園発

8:39 二つ目の鳥居

8:39 「農王社」通過

9:00 姫滝・芦東山籠岩の見学終了

9:20 室根神社着

9:50 境内発

10:05 山頂着

10:15 下山開始

10:55 二つ目の鳥居

11:10 蟻塚公園着 

【撮影日(登山日)】2024/1/5

【記事本文】

今回は近くの道の駅に車中泊してから登ろうと考えています。

「道の駅 むろね」です。

今年の冬は暖冬です。雪が少ないです。この日も真冬ですが、少量の雪が吹雪く程度でした。

ここからは室根山がよく見える場所…なのですが…。

天気が悪すぎて、この日は室根山がよく見えません。残念。

【追記】後日、撮りなおしました。

こんな感じです。

この写真で見るとよくわかりますが、室根山は単独峰です。この辺で一番高い山になります。

ちなみに、この「道の駅 むろね」は唐揚げが名物です。美味しいです。

この辺で一番、空に近い山です。

山頂の方に建物らしきものが見えます。

(続きは本編で!)

 

(戻ります)

 

とりあえずは山の方に行きましょう。

線路を過ぎたところに、大きな鳥居がありました。田んぼのただなかにあります。

室根山が見えるところからこれは参道の鳥居なのでしょう。

しかし、扁額はありません。

何も読み取れませんね…(*´Д`)

 

↓山のふもとの「蟻塚公園」まで来ました。(このネーミングの理由は不明)

この辺に登山口があります。

ぶっちゃけ、室根山は山頂近くまで車で行けるのですが、それでは面白くありません。

せめて、1時間半でも登山をしなくては…。

登山口らしきものが見えてきました。

冬は道路が通れないようです。

今年は雪などはないのですが。まあ、ちょうどいいです。

普通に参道を登っていきましょう。

どうやらこの石の案内図で見る以上、参道は道路を突っ切ってまっすぐに登るようです。

参道はめちゃくちゃ道幅が広いです。こんな広い登山道は珍しいです。

冬だけに少し霜が降りて、地面も凍っていますが、雪が積もるほどではないようです。

深い杉の木立も年月を感じさせます。

……こういう杉木立、大好き。(*^▽^*)

早くもなにやら見えてきました。(登って5分くらい)

鳥居ですね。さっきの案内図で見た道路との交差点に鳥居があるのでしょう。

和歌山県の熊野神社を勧請したのがこの室根山ということです。

右手にも別の参道があります。

別の神社に登るようですね。

参道のようです。石碑もあります。

「玉峯神社」と書いてあります。どうやら別の神社もあるようです。でも今回はパスしましょう。

まずは室根神社に行ってみたいのです。

一つ目の鳥居をくぐると坂が急になって、岩がゴツゴツ出てきます。

別に「歩けない」ほどではないですが、「う~~ん、ちょっと険しいもんだなあ」と思います。

まあ、いわゆる「信仰の道」ですしね。ってこれはキッツイな!!!(*´Д`)

けっこう登り甲斐があるじゃないですか。

また、何やら見えてきました。

道路に出ました。二つ目の鳥居です。

「二の鳥居」と名付けましょう。

案内図はだいぶ古いですね。もう読めないくらいになっています。(*´Д`)

約半分くらいは来たようです。

まだまだ登りは続きますね。けっこうな急斜面だ…。

ハッキリ言って、山頂まで一直線なので、これはキッツいわ…(*´Д`)

だけど、真冬にこういうの…、嫌いじゃないぜ!!!( ´∀`)bグッ!

なにやら見えてきました。案内の石碑のようです。

道が交差しているようですね…。山の中なのに…。

あ、ホントだ。

けっこう歩きやすそうな道。

どうやらこの山、めちゃくちゃに開発されまくって山の中が縦横無尽に道だらけのようですな。

うん、こういう山、けっこう知っている。(*´▽`*)

とりあえず、今日はまっすぐ登ります。

また、なにやら見えてきました。

今度は林道との交差点のようです。いちいち丁寧ですな…。

なにやら神社らしきものが見えてきました。

まさか、ここが「室根神社」?そんなわけないですよね?

「農王社」と書いてあります。???農業の神様ってこと??聞きなれない神社名ですが…。

調べてみたら、ここで「田植えの壇」という神事が行われているようです。

「広報 いちのせき」のページへ。

さて、先に進みましょう。

次は「住吉社」?いや、「三吉大神」?

どうやら秋田の「大平山」に祀られている神様と関連があるようです。う~~ん、いろいろあるなあ。

しっかし、道がめちゃくちゃ広いです。これは、「登山道」っていうより、「参道」ですね…。

また、なにやら見えてきました。

「姫瀧」だそうです。ネーミング上、きっと小さい滝なのでしょう。

こっちは、「芦東山籠岩」と…、この石碑は??

どうやら道案内の石碑のようですが、字がかすれて見えませんね。

一方、「芦東山」なる人物は聞いたことがあります。

たしか旧大東町の図書館でこの方についての案内があったような…。

しかし、こういう伝説、けっこうありますよね。

偉い学者やお坊さんが山に籠った系の伝説…。

 

まず、まあ、見に行きましょうか。

けっこう切り立ったところを歩いていきますね。

道がほっそい!!!( ゚Д゚)

看板があります。「姫瀧」でしょう。

5分とかからずに来ました。

おそらく瀧を祀った小さな祠があります。

厳寒の中を沢が流れています。

これが「姫瀧」のようです。

よく見ると、「滝」らしき所があります。本当に小さいです。

普通にただの「沢」と言ってもいいかもしれません。

ところどころ凍っているので水は冷たそうです。

コチラが「籠岩」のようですね。確かに、人ひとり入れるだけのスペースはありそうです。

中には石仏らしきものも。

しかし、こんなところに籠って石だらけでゴツゴツであまり快適度は高くなさそうですが…。

(*´Д`)

いやあ、あくまで「伝説」でしょう。

こんなところにいるくらいなら、もう少し上の神社の軒先でも借りた方がマシでしょう。

眺めはいい感じではあります。

もどります。

「みはらし広場」とかもあるようですが、今回まずは神社に向かいます。

参道っぽい「杉木立」を抜け、普通の山道らしくなってきました。

ちなみに、写真では分かりづらいと思いますが、この日は風が強く、めちゃくちゃに寒いです。(*´Д`)

冬だから、当たり前ですが。

それでも雪が深くないのが幸いです。

(もちろん長靴を履いてきています)

道にも、笹の葉にも霜が降りていますね。

さて、道が二股に分かれました。珍しいパターンです。

特に案内もないので、どっちに行ってもいいのでしょう。

左に行ってみます。(テキトー)

何やら建物が見えてきました。

鐘楼のようですね。神社に鐘楼とはこれいかに。と言いたいところですが、たぶん神仏習合なのでしょう。

大きくて、立派な鐘楼。これって除夜の鐘とかここまで来て撞きに来るんでしょうか????

鳥居です。社殿らしきものが見えます。あれが「室根神社」でしょうか。

なんとなく、仏閣っぽいような…。

右手の方が神社のようです。

さっきの二股を右に進めば正面だったようですね。

右手の方に何やら見えます。

「三十三観音」とあります。石仏群でもあるようです。

おお!これはいっぱい!!!(*^▽^*)

江戸時代中期の奉納だそうです。歴史ありますね。

「通常の三十三観音」がまず分かりません。そこまで通じゃないです(*´Д`)

一つ一つ観音様に名前があるんですね…(;゚д゚)ゴクリ…

↑これが「三十三くわんのん あまいぬ四つ」と書いてあるらしいです。

「あまいぬ」って何でしょう???

とりあえず、拝んでおきましょう。

水が出ていますね。

どうやらこの辺が水源になっているようです。

だから信仰の場となったのかもしれません。

帰りに、大きな杉に出くわしました。三十三観音に気を取られて気づきませんでした。

「千年杉」と名がついているようです。

まあ、実際に年輪が千あるかどうかは切らない限り分からんのですが。

神社正面の所まで来ました。

とりあえず、お参りを済ませておきましょう。

室根山のお祭りの案内があります。

718年!!!奈良時代からの神社!!!古すぎ!!!すごい!!!

…すごい歴史です。あれだけ参道が広いのも頷けます…。

まだ、何やらあります。先ほどの鐘楼の隣ですね。

立派な額と和算額があるとか。和算をする方がいたんですね。

なにやら、石碑もあります。

風もやんで、日差しが暖かいので、一休み。

さて、山頂に向けてもう少し登りましょうか。

小さな祠があります。

山頂までは15分ほどのようです。

階段の後は、

普通の山道です。傾斜は少しきつめ。

ガードレールっぽいものが見えてきました。

どうやら、またも道路を横切るようです。

ここまで来ると、少しだけ雪がありますね。

左が山頂方面。電波塔が見えます。

右手が太平洋側。海でなく、山々が見えます。

真南を見れば、海が見えるでしょうか。

お!見えますね。彼方に輝いているのは海ではありませんか???

方向的には気仙沼の方でしょうか。

いや~~海が見れて感動です。山の上から見る海は格別です。

さて、もう少し登りましょう。

さっきの舗装路を行っても、なんとなく山頂までいけそうな気もしますが、一応、登山の雰囲気を味わいたいので…。

この山頂エリアは開発されまくっていますね。道が縦横無尽です。

それでも、山登りの雰囲気は味わいたいわけです。

おお!雪が出てきました。さすがに山頂は雪があります。

あ、東屋が見えます。

なかなかきれいですね。

山頂らしき場所が見えてきました。

標高はそんなにないのに、高い木がないのはありがたい。眺望が期待できます。

大きな岩があります。

晴れ渡った空の元、海が彼方に見えます。

日差しはありますが、あったかくないですよ(*´Д`)

電波塔や天文台が見えますね。木々が少し白いのが分かりますか??

実は、これは氷の粒です。「雪」と言ってもいいかもしれません。

木の枝に細かい雪がびっしりついているのです。この日は風も強く、実に「しばれる」感じであります。

山頂らしきものが見えてきました。

まるで木に付いた雪が花のようです。おっそろしく気温が低いと思います。

体感はゆうにマイナスです。

着きました!!

室根山頂です。標高895m。このあたりでは一番高い山です。

写真では分かりませんが、いま、地吹雪が吹いています。

このあたりの地形が載っています。

柵にも雪が付着しています。

眺望は…、ヨシ!!!登った甲斐がありました。

遠くに早池峰山が見えます。

あっちは岩手山方面なのですが、見えませんね。っていうか、手前の木が真っ白です…(*´Д`)

残念ながら、雲の多い時間帯に当たってしまいました。

天気はこのあと、荒れていくかもしれません。

しかし、クッソ寒いので、この山頂で食事などをとる気分にはとてもなりません。

とりあえず、展望台の方に行ってみましょうか。

その前に、海を見ておきましょう。

南側はあまり雲がないですね。

いい感じです。

遠くに輝く海が見えます。

展望台の方に下りてきました。すっかり雪道です。

展望台というか、天文台ですね。

当然、閉館しています。車両通行止めですもんね。

とりあえず、屋上には上がれます。

隣にNHKの放送施設。

電波塔もあります。

眺めがいい。こっちは室根の街並みが見えます。

昔からこのお山を大事にしてきた民の末裔ですね。

海も見えます。こころなしかさっきの山頂よりよく見えるような気がします。

もっと雲がないと最高なんですがね。

あっちはたぶん、陸前高田の「広田湾」。ビミョーにガスってます。これは吹雪のせいです。

この周辺の案内図です。右端に「スキー場」があるので、相当古いものです。

昭和60年(1985年)って…。約40年前ですよ…。いい加減更新しましょうよ。半世紀たっちゃいますよ。

先ほどの「山頂」が見えます。

目を凝らせば、石碑が。

次はもう少し温かい時期に来ましょうかね…。

(*^▽^*)

【終わり】


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