柳谷直明の教育日記

 教育活動の一部を公開しています。啓成中は令和4年3月に閉校。生徒全員が私の授業が楽しかったと! 有難い声でした。

『少年の日の思い出』3時間目国語授業92時間目

2022年11月22日 11時05分04秒 | 国語授業
 『少年の日の思い出』3時間目国語授業92時間目
 
 今日のよい振り返り。3分間でこのくらいは書いてもらいたい。

 僕が起こした一番最悪なことは、隠していた手をポケットに隠し、隠蔽したことだ。これが最終的には蝶の羽がバラバラになることに繋がってしまった。
 怖いという感情を、冷たいという言葉に変えて表現していて面白かった。
 表現がややこしいところもあり、これはドイツ語から翻訳するときになったのか、原文がこのような表現なのか、気になる。

 当たり前だが,生徒の読みは教師に影響される。教師の読みが絶対ではないので,自分の読みを更に重ねてもらいたい。
 相変わらず読んでいない。読んでいないのに,読んだ気になっている。私もよくあることだ。考えを深めるためには,まず何より読まなくては話にならない。児童・生徒には,深い学びが求められているが,深い学びなど,読んでいない人間には有り得ない。
 深い学びの成立には,自ら何度も読む,疑問を列挙する,課題を決める,課題解決を考える,他者の意見に学ぶ,これらが不可欠である。

 今日は事件の検討を行った。すべての事件は扱えなかった。時間がかかる。「立派な道具なんかくれなかった」「なんか」とは何か。別の言葉に置き換えられない。辞書を調べても選択できない。「立派な道具なんかくれなかった」が何を意味しているのか。こんなことの解釈で随分時間がかかった。
 
 生徒の課題は未解決のままである。あと2時間で終える。次回は生徒の課題を検討していこう。自ら解を導いてほしい。




 


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