並べて書いてみると,どの学年も1時間目が始まった。
文学は3時間,中1の説明文は2時間で十分だ。
中1の1時間目で全文読ませて,比喩の効果の書く抜きと主張の記述をさせた。ほぼ全員が書いた。驚くほど伸びている。後1時間はワークや漢字練習に使える。
中2の『盆土産』は主題を読ませた。難しい作品なので,少し丁寧に扱った。山場での主人公の判断とその理由から価値を読者として決めさせた。私はみんなが同じ主題になるのは好きではないので,妥当な範囲を認めた。しかし,類似する経験を加えたので,苦戦していた。「題材と主題と類似する経験を50字以内で述べよ。」このくらい,ちゃっちゃと書いてもらいたい。
中3『故郷』は題材と主題と主人公に対する賛否とその理由を書かせた。やはり中3だ。よく進む。今日は賛否の両方の立場を書かせたので,次回はディベートを行う。公開型のマイクロディベートである。2年前に自分の考えと逆の立場を道徳で書かせたときには,考えられない! と言っていたこの生徒たちがすらすら逆の立場も書いていた。成長に驚いた!
さあ,期末考査までそんなに時間はない。テスト問題も決めた。来週はテストをつくる。お互いがんばろう!