よく見ると門にも校舎にも,校章が有りません。学校沿革史を調べると次のように書かれて有りました。
一 制定年月日 不明 昭和十一年
二 由来 〃
三 考案者 〃
四 図案の意味
北極星を形どった星に北海道の位置づけと
星の清潔な美しさの祈りをこめ
その回りを鏡でかこんで心を照らす戒めをあらわす
難しいですね。「星の清潔な美しさ」までは分かりますが,「の祈り」とは何でしょうか。尊い行動という意味でしょうか。星のように美しく尊い行動をしようという願いが込められているのでしょう。
「鏡でかこんで心を照らす」と心が鏡に映し出されます。自らの弱い心を戒めようという願いでしょうか。
私は子供達に言い続けます。「強い心」を持とう! と。心こそ大切。自らの弱い心に負けない「強い心」を育てたいのです。子供に言う言葉は自戒です。つまりこのように自らにも言い聞かせているのです。
本校の校章は「子供に言う言葉を鏡に映し出し,自にも言い,星のように美しく生きていこう」という意味でしょうか。
書いているとだんだん分かってきます。深い意味が込められているすばらしい校章ですね。感動します。
文章を書くのは重要です。このように,書きながら考えられるからです。今日も勉強になりました。
予告。7月11日18時30分からの国語塾では,楽しい文章を書かせます。誰でも書けます。お待ちしています。1学期最後です。