始業式の校長挨拶を紹介します。
25日間の冬休みはあっという間に終わりました。楽しい思い出がたくさん出来たでしょう。担任の先生や友達に楽しかった思い出を聞かせてほしいです。今日このように元気で登校できたのも楽しい出来事です。このような友達との再会の喜びを発表しても良いでしょう。校長先生からは3学期の願いを2つ話します。全員が楽しい毎日を過ごそう。全員が夢を持ち,実現に努力しよう。この2つです。
今日からは3学期です。6年生はあと43日で卒業式です。一日一日を大切に,人に喜んで貰えるに日を過ごしましょう。人が嫌がることは悪です。人が喜ぶことは出来ないかと探し、誰かの役に立つのが良いのです。3学期は毎日,誰かを喜ばせる行いを行ってほしい。自分がされて嫌なことは人にしない。ここにいる全員が楽しい毎日を過ごしてほしい。松山先生は以前,赤平に有った幌岡小に勤めていらっしゃいました。そこが閉校し,統合後も子供達と一緒に赤間小へ移ったそうです。統合してから,子供達はすぐに新しい学校に慣れたそうです。しかし,幌岡小の思い出は忘れられていったようです。皆は平岸小をずっと忘れない為にも,この3学期は全員が楽しい思い出をつくってほしい。
さて,これは誰の作文でしょう。(本田選手の作文を少し読む。)本田圭佑選手です。日本人が海外チームで活躍するのすら大変です。それ以上に10番というサッカーチームの要となる番号を付けてるなど誰も考えられないくらいすごい出来事なのです。10番という背番号はサッカーの神様と言われたペレというブラジルの選手が付けていた背番号です。その10番を付けてヨーロッパのプロサッカーリーグであるセリアAで活躍する夢を叶えたのです。これは誰の作文だと思いますか。イチロー選手です。やはり小学生のときに夢を書いていました。これは石川遼選手の卒業文集です。今の活躍もすごいですが,将来の夢とその実現の為の努力をきちんと小学生のときの作文(卒業文集)に書いていました。
誰でも夢を叶えられるものではないから,夢を持っても仕方がないとか,まだ小さいから,将来は分からないという人もいるかもしれません。しかし,小学生は小学生のときの夢,中学生は中学生のときの夢,その時その時で将来何になりたいかという夢,目標をしっかり持っているのと持っていないのとでは,努力の仕方が変わります。3学期には,6年生は勿論,平小の全員が夢を決め,そこに至るために何をすると夢が叶うのかという努力の筋道を持って貰いたい。校長先生も6年生のときに学校の先生になりたいと思っていました。一つの夢が叶いました。そして今は,もっと大きな夢に向かって努力し続けています。5年生も4年生も3年生も2年生も1年生も夢を持ち,夢を校長先生に教えてほしい。夢を叶える努力を3学期続けましょう。
いつも言っていますが,君達は保護者の宝,宝平岸の宝,赤平の宝,日本の宝,世界の宝です。自分は王子だ,王女なのだという自信を持ち,人に優しく接し,夢を叶えていってほしい。失敗して大人に怒られても,くよくよしない。皆が更に立派な人に育ってほしいから大人は注意するのです。遊んでばかりいては夢は叶いません。勉強,読書,日記外遊びなどのすべき努力をして,夢への金の道を着実に歩んで貰いたいです。
残り少ない3学期を毎日,自分だけでなく,周りの人が喜ぶ何かが出来るよう努力していきましょう。今日は皆さんと元気に再会できてとても嬉しいです。終わります。
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