4/5未明より明るくなった彗星4個を狙ってみました。
まずは地球に最接近中のタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)です。
デジカメの背面モニターで確認すると明るく大きく写るけど、双眼鏡で見ると淡く広がったせいか光害が酷いせいなのかさっぱり見つけられません。
撮影データ : iso6400、f4、60秒×54枚、200mm、Astronomik CLSフィルター使用、彗星を基準にコンポジット
次にジョンソン彗星(C/2015 V2)を狙います。
留なので彗星基準でコンポジットしても恒星基準でコンポジットしても殆ど差がありません。
でも前回の撮影より明るくなってるかも。
撮影データ : iso6400、f4、60秒×35枚、200mm、Astronomik CLSフィルター使用、彗星を基準にコンポジット
次は今回の本命というか3/9にオーストラリアのTerry Lovejoy氏が発見したばかりの新彗星のラブジョイ彗星(C/2017 E4)を狙います。
小さいけど明るく薄明にも負けず可愛い尾が写ってます。
撮影データ : iso6400、f4、60秒×30枚、200mm、Astronomik CLSフィルター使用、彗星を基準にコンポジット
最後に電線の隙間からパンスターズ彗星(C/2015 ER61)を狙います。
すでに東の空も赤く色づき明るくなってきていたので露出も控えめに30秒で連射。
もう少し早い時間に露出も多めに撮れば尾も写るかな?
撮影データ : iso6400、f4、30秒×17枚、200mm、Astronomik CLSフィルター使用、彗星を基準にコンポジット
以上の4枚は全て同じ倍率です。
参考までに4/7の月も同じ倍率でアップしてみます。
やっぱりタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)は大きいな。