桜井駅の南東に等彌(とみ)神社がある。変わった名前だが、鳥見山の西麓にあることから、何かの拍子に現在の表記になったのだろう。今日が宵宮だというので行ってみたところ、住宅地にありながら、深山幽谷の趣のある、結構な神社だった。
まず正面から見る。
提灯が並ぶが、今年は出店はないとのこと。
続いて左手に回ると上津尾社に出る。
上の尾根の社という意味だろうか、境内には雅楽が鳴っていた。
お詣りして左手に回ると下津尾社があり、その前には注連縄が張られた石があった。猿田彦大神だという。
その他にもここ彼処に祠があった。
社務所に戻ると、この神社のシンボル、人型の八咫烏が売られていた。何でも江戸時代、下津尾社の枯れた杉の根本から発掘されたらしい。
頭は何となく鳥で全体に黒いが、その他は人型。足は2足のようで3脚ではない。これをどういう理由で八咫烏と判断したのだろうか。
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