花田凌鑑

火気利用生産公社新館

冬の井村感謝祭4

2008-12-20 18:43:22 | Weblog

3-貪り読む

すでに一部書店の店頭にて並んでいます
12月27日発売
危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著
来るべき【地獄の時】を生き抜く術がここにある


幾度となく衝撃を受けながら、一気に読破したときにはすでに夜中の2時をまわっていた。

それからというもの、井村さんの他の著作や、翻訳した超心理学に関する本を中心に、その他の所謂ニューサイエンス系の本を読破していく日々が続いた。

井村さんと並び、そのころよく読むようになっていたのは、コリンウイルソンだった。

また、井村さんが連載をもっていた精神世界系の伝説的雑誌Azも欠かさず購読していた。

そのAzにて、井村さんが講師を務めるカルチャースクールがあることを知った。

はじめて参加したのが、シンクロエナジャイザーというゴーグルの裏に光のパルスを発生させて、変性意識状態を作り出すガンツフェルトのような機器を紹介していた回だった。

井村さんとの手紙のやり取りや年賀状が届くようになったのはこの頃からだ。

ある年からの年賀状以降、不思議な数字や言葉、図が羅列されるようになった。

バブル絶頂期と崩壊、社会の底辺で生きる身には不況という言葉さえ、身近に感じることが出来ない日々が続いていたのだが、

95年の年賀状には、ついに来るべきものが来るのかと腹をくくった。

鯰様お静かに!と鯰の絵が大きく書かれていた。

これまでいただいた年賀状とは明らかにリアリティーが感じられ、事態が差し迫っているように思えた。


そして1月17日、阪神淡路大震災が発生。

第一報が入るが映像がなかなか出てこない。
どのくらいの被害状況なのだろう?仕事に行く時間になり、
職場のテレビ画面に映し出される悲惨な光景をみつつ、大阪在住の井村さんたちの安否を心配した。

その一部始終は「直観」と環境テクノロジーという本にまとめられている。


冬の井村感謝祭3

2008-12-20 12:42:27 | Weblog

すでに一部書店の店頭にて並んでいます。
12月27日発売危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著
2ー衝撃

本を手に取ると、表紙には葉っぱのまわりに青い光が 放射されていた。
いままでみたことのない写真、想像を超えた写真だった。
目次をパラパラ見つつ、貸出しカウンターへ向かった 。
まだ中身を読んでいないにも関わらず、ついに見つけ た!という高揚感がやってきて、しばらく支配した。

家に帰り、貪るように読み進めた。
衝撃の連続。
昔か ら東西で行われていたクローン人間、古代中国の身体 観、オーラ、超心理学的古代調査・・・圧倒的だ。

その衝撃は未来の超予測のところで、ピークを迎えた 。

 1980年1月に行われた未来予測実験。東ヨーロッパの動乱、地震・異常気象など・・・

そして、クライマックスがやってきた。

なんらかのミスによる核爆発。場所はソ連邦中央アジ ア。
完全に打ちのめされた。
チェルノブイリの事故が起きていたからだ。

われわれが、先駆者、迷信集団のいずれであるかは、 未来時間が証すだろう・・・とその章が締めくくられ ていた。

この本は伝説的な雑誌「遊」で連載されたものを元に 、1984に刊行されている。

事故前にこの文章を読んでいた人は、おそらく、事故 が起きたことよりも、この予測が不幸にも的中してし まったことに衝撃を受けたのではないか?

そして、数年後、それと同じような経験を自ら味わう ことになろうとは・・・


冬の井村感謝祭2

2008-12-20 12:24:18 | その他

すでに一部書店の店頭にて並んでいます。
12月27日発売危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著

1ー好奇心と出会い

ガンダム1st世代である。ニュータイプ思想に深く共鳴し、ニュータイプ戦士のイメージを頭の片隅に抱きながら、ゲーセンでシューティングゲームをしていた。

その一方で、ケンシロウのような強い男を目指し、憧れ、体を鍛えた。
部屋にはいつしか、鉄アレイ、パンチングボール、鉛リストバンド・・・ボクシングから武道へと興味が移り、自分にはどの武道が合うのかと、思いを巡らせた。
人とは違うことをしたい性質があるので、柔道・剣道・空手ではない少しマイナーな合気道に強く魅かれた。
相手の力を利用するという理論に、いままでしてきたことを全否定された気がしたが、新鮮な考え方だった。
合気道教室に通うことを親に強く希望したが、受験を理由に反対された。

仕方なく、近くの図書館で合気道関連の本を読み進めていくなかで、(気)というものに興味が湧いてきた。
テレビのニュースなどでたまに特集される気功の映像を食い入るように見ていた。
気を鍛錬し、気の力でレンガを砕き、槍を喉に突き刺して曲げる。
気の力で、病気を治す。気功師たちが、超能力を自在に操る人に見えた。
それから気功に関する本を読んでは見るが、動作の写真と呼吸ばかりで、好奇心が満たされることはなかった。

近所の図書館では物足りなくなり、県立の図書館に向かった。

15歳の冬のことである。

県立図書館というだけあって、本がたくさんあったのだが、どれもつまらないものばかりだった。
閉館を知らせるアナウンスがあり、帰ろうとしたとき、ある本のタイトルが目に入った。

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