京都10R 白百合S
◎13.ノボリディアーナ
○1.タガノミューチャン
▲6.ディアマイベイビー
△4.バッドボーイ
△12.ピュアソルジャー
◎は父がフレンチデピュティで母はフジキセキの全妹だから、カネヒキリ、ミラクルレジェンド、メイケイベガスターなどが出た「フジキセキ×デピュティミニスター」の黄金配合を逆さまにした配合形。デビュー戦でみせた斬れ味はなかなかのもので、だからファンタジーSやつわぶき賞でも◎で狙ったのだが、ファンタジーS取り消しの影響が尾を引いてスランプに陥っていたようで、一息入れた前走で立ち直ってみせた。ナスキロ柔い走りでもともと外回り向きと評していた馬だし、前走の内容ならば1800mも守備範囲で、オープン特別とはいえマウントシャスタ級は不在のここなら◎で狙っていける。
東京9R 葉山特別
◎5.ヴァリアシオン
○4.ローズノーブル
▲12.ゼンノルジェロ
△8.メイショウヤタロウ
△14.サクラヴィクトリー
×2.ローレルブレット
×3.ウインクリアビュー
注13.ドラゴンライズ
◎はハーツクライ×ヌレイエフで母系の奥にもハイインロー的スタミナが強く、3走前のように前受けしてナンボのタイプだろう。ヤタロウとはいつも僅差で勝ったり負けたりだし、ウィリアムスが強気に出していけば持ち味は出し切れる。○は小柄な牝馬で鉄砲はきくし、ディープ×カーリアン×フランス牝系だから“女ダノンシャーク”というイメージの血統で東京マイルはベスト。
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下記エントリ「フジキセキ×フレンチデピュティは高打率で芝ダ兼用だが…」で書いたように、「フジキセキ×Deputy Minister」の黄金配合はIn RealityとDeputy MinisterのパワーをONにするのでカネヒキリやミラクルレジェンドのような砂のチャンピオンが出たわけですが、これがフレンチデピュティ経由だとボルキロのクロもできるので、芝向きの柔らかさしなやかさもONになりやすく、だから勝ち上がり率が高くて芝ダ兼用でつぶしもきくんですがダートの大物はまだ出ていない…と
小倉2歳のデグラーティアはフジキセキ×デヒアで、デヒアの母父はボルキロのSecretariat、母母父がCaerleonでここにもナスキロラトロ
朱雀Sに出ていたゴーハンティングはフジキセキ×Deputy Ministerですが、母母のところにSir GaylordとBold Rulerが入るのでこれも芝マイラーに出ています
逆にいうとカネヒキリもミラクルレジェンドもナスキロ~ボルキロのクロスは持ってないわけで、「フジキセキ×Deputy Minister」はそのあたりも頭に置いて血統表をみてみると、馬券でもPOGでもうまいこと適性判断ができるんじゃないかと
ノボリディアーナはファンタジーでも◎を用意していたぐらいで(馬券総合の印は◎ノボリディアーナ○サウンドリアーナ▲ローブティサージュ☆プリンセスジャック)、立ち直ればこのメンバーでも素質上位でしょう
ヴァリアシオンは好位のインで手応えはあったんですが、直線はバテた馬2頭の間を割ろうとして進路ナッシングで追えないまま後退、見る見る望田の顔がシワクチャに…(^ ^;)でもこの上がりでは開いていても出番はなかったかな
ゼンノルジェロは走るボリクリ産駒の典型的パターン=ようするに母親似で、パッケージの成分表示を見ると「70%ぐらいはフサイチエアデールでできてます」と書いてありますから、この距離短縮は面白いなあ…という▲は打ったんですが後の祭りですな
東京Cコースは時計も上がりも出ていますが、わりと内外公平でどこからでもこれる馬場じゃないか…というのが土曜の競馬をみての感想
ダービーの予想はさっき入稿しましたが、単勝と3連複4点、あと当日3連単かなんかを少々…という買い方になりそうです
土曜のレース回顧~フジキセキ×フレンチデピュティは高打率で芝ダ兼用だが…
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/4ee13160eea5072028e23d8f354dc4b2
ボツ予想アップのためにログインしたら、昨日のブログ訪問者が通常の倍以上、gooブログ全体で15位という数字に驚いて閲覧元URLをみると、yahooのトピックスのところのコディーノの記事にリンクされてたんですね~、なるほどです
今週の血統屋メールマガジン「思い出のこの血統」はミスターシービーでしたが、
「母の父トピオは単勝83倍で凱旋門賞を勝ちました。いまなおマグレ勝ちという評価は変わっていません。要するにムラ駆けタイプで、ハマったときにはとことん強く、ハマらなければどこにもない、という馬だったということです。トピオの父ファイントップはディクタスの2代父で、この系統は気性の激しさで知られています。最後方に控え、溜めた力を直線で爆発させる、というレーススタイルは、トピオから受け継いだ気性的な難しさを活かす最良の乗り方だったのでしょう」
ふむ、ディクタスやサンシーの激気性は母方のWild Riskだけでなく、Fine Top譲りでもあったかと
ミスターシービーの激気性も産駒の代では薄れ、種牡馬としてはHyperion4・5×6・6のスタミナや持続力を専ら伝えたので産駒はズブい中距離馬が多く、6頭立ての目黒記念で3頭がシービー産駒、3頭でカリブソング包囲網をしいて1,2,4着…なんてこともありましたが、これもサッカーボーイがステイヤー種牡馬として成功したのと重なるところがありますな~
ダービーの確定予想は「血統クリニック」で書いた順番と大差ない印になると思いますが、直前になって一頭だけ評価を上げてみたくなったのがマイネルホウオウで、総帥も仰ってましたがNHKマイルの映像をもう一度みてもピュアマイラーの走りや加速にはみえないし、ここへきて体質や走りがどんどんしなやかになってきているようにも思えて、こういうフレンチデピュティは何とも気持ち悪いというか、ま~終わってみればピンクカメオだったという可能性も大いにありますが(^ ^;)、とにかく絶好調で馬が変わってきているだけに、あまり春先のイメージを引きずらないほうがいいのではないかと
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御池は◎ビットスターダム
伯母のカネツテンビーはハバット~Habitatの柔らかさと非力さのある平坦向きのスプリンターで、ローカル芝1200mで何度か穴をとらせてもらった思い出がありますが、この馬の走りをみるとなるほどカネツテンビーの甥じゃのお~というHabitat的前輪駆動
昇級してからは②⑩⑥ですが急坂の前2走を無視すれば、3走前はマヤノリュウジンとクビ差でナムラハヤテやここでも人気の○アグネスハビットに先着ですから、鼻ふくらませて◎が打てる内容
朱雀は◎オメガホームラン
現級で同舞台の長岡京は休み明けで直線不利もあり、それで骨っぽいメンツ相手に4着はここでも十分威張れる内容
ルルーシュの弟で、母からナスキロを重ねて自身はHalo≒Drone3×5というダイワメジャーのお手本配合で、オープン張って不思議ないバックボーンもあります
○ワイズリーも京都外1400mはベストですが、前売りをみると期待値が違いすぎるので…
今日はこんなもんかな~、日曜は昼から府中入りするので、そっちの予習に余念がない望田です(^ ^;)