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パート3/危うさを増す適応 建物編3/蓄熱量が増えれば冷めにくい
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グラフの赤線は高断熱住宅の内部、青線は低断熱住宅の内部、黄土色の線は外気(正式な気温観測ではありません)の温度を示しています。
好天のときは一般的に陽の出のタイミングが一日の最低気温を記録し、そこから気温が上昇していきます。
外気及び低断熱住宅内部の温度は、日の出とともにどんどん上昇していきます。
一方で、高断熱住宅内部の温度は、緩やかな上昇となっています。
これは、高断熱のメリットです。断熱材が熱を吸収することで熱が住宅内に伝わる時間を遅らせている証拠です。
しかし、日が沈んでからはどうでしょうか。
外気及び低断熱住宅内部の温度は、日没が近付くとぐんぐんと下降していきます。
片や高断熱住宅内部の温度は、穏やかな下降に留まっています。
これが、高断熱のデメリットです。蓄熱量が多いため、冷めにくくなっている証拠です。
緑色の点線は、日中に職場や学校で過し、夜は自宅で過す生活パターン(移動時間は考慮せず)を示しています。
そのような生活パターンでは、日中は低断熱の暑い空間、夜間は高断熱の暑い空間で過すこととなり、一日中冷房漬けとなりやすく、その結果、温暖化への適応という点から逆行することになるのではないでしょうか。
温暖化への人と建物の適応支援
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