第1章 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍(現・インド太平洋軍)
2000年代 16
合衆国海軍 1
合衆国海軍は、現役兵力約33万人で、艦艇は300隻近く有する世界最大の海軍である。
そのうち、
東アジアを責任地域とする
アメリカ太平洋艦隊
(ハワイ州パール・ハーバー-ヒッカム統合基地)
は、
東太平洋
の
第3艦隊
(カリフォルニア州サン・ディエゴ基地)
と
西太平洋
の
第7艦隊(神奈川県横須賀基地)
の
2個艦隊
が
実戦配備、訓練、休養、整備、補修などローテーションを組みながら共通運用されている。
太平洋艦隊の人員は現役兵力15万人で、艦艇は200隻近くが配備されている。
ニミッツ級原子力空母
は、
満載排水量91847トン、
1番艦ニミッツ就役1975年、
原子力蒸気タービン推進、
収容機材
は
空母艦載機70機、
ヘリコプター10機
搭載である。
兵装
は
Mk29発射機2基
(RIM-7シー・スパロー短距離艦対空ミサイル/RIM-162発展型シー・スパロー・ミサイル短距離艦対空ミサイル)、
Mk49発射機2基
(RIM-116回転飛翔体ミサイル近接防御艦対空ミサイル42発)、
Mk15ファランクス20mm機関砲近接防御武器システム2基
である。
ニミッツ級原子力空母は太平洋艦隊に5隻配備されている。