野性の証明
1978年 角川春樹事務所
配給 東映
監督 佐藤純弥
高倉健
中野良子
薬師丸ひろ子
夏八木勲
金子信雄
成田三樹夫
ハナ肇
梅宮辰夫
舘ひろし
原田大二郎
中丸忠雄
夏夕介
鈴木瑞穂
芦田伸介
リチャード・アンダーソン
田村高廣
寺田農
成瀬正
阿藤海
内田勝正
田中邦衛
大滝秀治
松方弘樹
丹波哲郎(特別出演)
三国連太郎
陸上自衛隊の各方面隊に設けられた特殊部隊・特殊工作隊は日々、過酷な訓練に邁進していた。
1980年5月、裏磐梯にあるフーバー・アメリカ大使公邸が左翼テロリストに占拠される。
特殊工作隊は左翼テロリストを殲滅する。
特殊工作隊が北上山地での訓練中、集落全滅の殺人事件が起きる。
数年後、特殊工作隊を辞めた味沢は生命保険会社に勤め、東北の羽代市にいた。
羽代市は大場一族が政経を牛耳っていた。
羽代市の花魁渕から、羽代新報の記者とヤクザの妻の乗った車が沼に転落。
ヤクザの妻の死体は無かった。
警察は飲酒運転と断定するが、記者は酒が飲めなかった。
記者は大場一族を追求していた。
ヤクザは生命保険金を味沢に要求してくる。
金沢、カリフォルニア、コロラドで撮影した超大作映画。
衝撃の展開が待ち受ける。
本物のM48戦車、CH-47輸送ヘリコプター、OH-58観測ヘリコプターを使う。
松方弘樹が恐怖のあまり失禁。
バカ息子を演じた舘ひろしは舘ひろし俳優人生史上もっとも適切な役をもらった。
おばあさんの死体から鼻水が大量に出ていてリアリティがある。
梅宮辰夫の田舎ヤクザはうまい。
「おろしや国酔夢譚」は文部省推薦だったので学校が梅田スカラ座を借り切って観に行った.
さようなら佐藤監督。超大作映画に向いた監督だった。
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