エクスタミネーター
ロバート・ギンティ
クリストファー・ジョージ
脚本 ジェームズ・グリッケンハウス
製作 マーク・バンツマン レスター・バーマン
監督 ジェームズ・グリッケンハウス
ベトナム戦争で瀕死の重傷を負い、苦しみ続けている元陸軍レンジャー隊員ジョン。
今は命の恩人の戦友とともにニューヨークでマフィアが経営する牛肉処理工場で働いている。
戦友が帰宅途中、街の不良どもに襲われ植物人間になる。
怒りに燃えるジョン、街の不良どもを半殺しにし、スラム街の廃墟に縛りつけ、野良猫、ネズミの餌にして殺す。
戦友の家族に見舞金を払うよう、牛肉処理工場社長のマフィア幹部に掛け合うが、むべもなく断られたため挽肉にして殺す。
風俗店に行ったジョン、サディストに痛めつけられた風俗嬢を見て怒り、サディストでバイセクシャルのデブ親父を水銀弾44マグナムで射殺し、風俗店に火炎瓶を投げつけ放火する。
街の悪人どもは震え上がり犯罪率は低下、今までの治安政策がまったく無意味であったことが知れ渡り、大統領選挙を控え焦る政府。
ジョンの暗殺を決める。
ジョンは植物人間状態の戦友が死にたがっていることを知り、酸素をはずし死なせてやる。
警察の捜査も進み、自首することを決めたジョン、刑事と落ち合うが、刑事は暗殺者によって射殺され、ジョンも撃たれる。
戦争後遺症に苦しむ元陸軍レンジャー隊員の孤独な闘い。
社会の悪を潰していくが、大統領にまで命を狙われる。
悲哀を背負う男が残酷の限りを尽くす。