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マレーシアロングステイのJMマイセカンドホーム・コンサルタンシー日本支社(ゼン・インターナショナル)の代表の日記

マレーシアに行ってきました(2)

2007-12-25 16:10:05 | 飛行機!

2週間前に書きましたマレーシア旅行の続編です。前回のブログを読んだ友人から、少しマニアックな内容との指摘を受けました。 今回も多少はマニアックになってしまうと思いますが、最近のクアラルンプール様子をブログにしようと思います。

 

第1日目は、日本からクアラルンプールへの移動で終わってしまいました。
マレーシア航空は、エコノミークラスの座席にもパーソナルテレビが設置され、しかも嬉しいことに最新のオンデマンドタイプなので、好きなときに好きなプログラムを楽しむことが出来ました。 最近の私は、飛行機内での過ごし方を映画鑑賞中心にしています。
昔の機内サービスは、映画が一斉に前方の画面に映し出されていましたが、最近はパーソナルテレビが普及したので自分のペースで映画を楽しむようになったので、楽しみが増えました。  しかし、一つだけ残念なことは、液晶テレビの画質が少し悪く、綺麗に見ることが出来ませんでした。

いつもはほとんど洋画を見るのですが、ちょうど今回は日本映画の「眉山」がプログラムに入っていましたので、珍しく邦画を見てしまいました。 最近の日本映画を久しぶりに見ましたが、私が中年になったせいか眉山はとても感動しました。

 

マレーシア航空の機内食は、成田出発後1時間半位して始まりました。 ソフトドリンクのサービスに続いて、アルコールのサービス、食事のサービスと続きました。メインは、ビーフ、チキン、フィッシュからのチョイスが可能なメニューでした。 全体的に言いますと、マレーシア航空の機内サービスはキメの細かいものではありませんでした。  更に、クアラルンプール到着前に出される機内食は、コッペパンのようなパンに甘いクリームが挟んであるもので、かなり寂しい内容のものでした。

 

飛行機は順調に飛行を続け、途中で大きなタービュランスにも遭わず、巡航高度
40,000ft、対地速度570MPHでフライトし、予定より少し早い時間で降下を開始しました。 マレーシア国際空港(KLIA)の滑走路には19:59に無事タッチダウンし、 定刻の20:05にスポットA8に到着しました。  KLIAは1998年に開港した新しい空港で、同じ頃に完成したソウルの仁川国際空港のように、空港内は非常に綺麗で機能的になっていました。
 マレーシアの入国審査は、KLIA1階にある審査上で受けます。 ここの審査上は広いスペースに多くの審査ブースがあり、短時間で審査が出来るようになっています。 因みに、今回はパスポートと出入国書類を提出して審査を受けたのですが、何も質問されることはありませんでした。 昔、マレーシア、タイなどを旅した時も、質問はほとんど受けませんでしたが、時間を経た現在でも日本人(日本のパスポート)には寛容なのだと、日本のパスポートの有り難味を感じました。 

 

無事に入国し、空港を出たところで両替を済ませ、クアラルンプール市内まで行く、鉄道駅へ向かいました。鉄道駅はKLIAの地下にあり、そこからクアラルンプール中央駅までノンストップのKLIA EXPRESSと途中駅にも停車するKLIA TRANSITが発着しています。 KLIA EXPは、15分間隔で出発していて、約30分で中央駅まで行ってくれるので便利でした。 乗車券は、入国審査後の荷物引取場の所で販売していますが、買い忘れた場合でも地下のホームに(改札はありませんので)発券カウンターがあるので、そこで買えば大丈夫です(35マレーシア・リンギット=約1,200円)。 KLIA EXPは全席自由席です。 車両は特急というより、郊外電車に近い室内ですが、違うのは大きな荷物を置くスペースが何箇所もあるというところです。このエアポートライナーは簡単に乗れて便利です。

 

クアラルンプール中央駅は、市内中心部の南西にある新しく作られたターミナル駅です。 KLIA EXPはここの地下に到着し、エスカレーターで地上に上がります。地上1階のコンコースには、ホテル、レンタカー、タクシーなどの案内カウンターがあり、分かりやすく便利になっていました。 私は、ホテルのあるMid Valleyまでタクシーを利用しようと考えていましたので、タクシーカウンターでホテル名を告げて案内をしてもらいました。ホテルまで約10分でしたが9リンギット(RM)でした。9RMは約300円なのです。 相変わらずマレーシアではタクシーは日本と比べると安い乗り物です。

 

今回の宿泊ホテルは、クアラルンプールの市内から南へ少し行ったMid Valley地区にあるBoulevard Hotelです。 お知り合いの方の会社がこの地区にあるので、このホテルに宿泊することに決めました。 この地区は、クアラルンプール中央駅から国鉄(KTM)で2駅のところですが、大きなショッピング施設やホテルがある複合商業エリアになっています。 日本の大手スーパーJUSCOもこの中に入っています。

ホテルは、未だ新しい綺麗なエントランスで、エレベーターにルームカードを差し込んでから、降りる階のボタンを押さないと降りられないエレベーターでした。最初は、アクセス方法が判らないので戸惑いましたが、馴れてくればセキュリティも完備して便利なエレベーターでした。

私の部屋は、デラックスタイプのツインルームでしたが、一人で泊まるには十分な広さでした。テレビはNHKの国際放送も見れました。バスルームも広く、バスタブが大きくて快適な部屋でした。但し、シャワーはバスタブには付いてなく、バスルーム内にシャワールームが別にあるため、頭髪や体を洗うのはシャワールームで済ませ、バスタブは寛ぐためのもののようでした。

 

第1日目は無事にクアラルンプールに到着。というところで終了です。必ず第3回をブログでアップします。では、また。 


マレーシアに行ってきました(1)

2007-12-13 19:58:15 | 飛行機!

12月4日(火)~9日(日)までの4泊6日でマレーシアの首都クアラルンプールに知人を訪問するために行ってきました。  実に8年ぶりのクアラルンプールです。

 

マレーシア及びクアラルンプールには過去2回訪れたことがあります。一番最初に行ったのは1985年の夏マレー鉄道の取材に行きました。 当時、新入社員でしたが、地球の歩き方の学生旅行の為に企画したツアーの情報収集が目的で行って見てきてくれと当時の上司に言われ、元々鉄道大好き(乗り物大好き)な私としては期待をして行ったのを覚えています。
 当時のルートは、今は無きパンナム(パン・アメリカン航空)でバンコクに入り、2日間滞在の後にバンコク⇒ハジャイの急行列車に乗り、ハジャイでローカル列車に乗り換えてペナン島の入り口(対岸)バターワースに夜に到着しました。
本当は、バンコクからバターワースまで直通の国際列車に乗って行く筈だったのですが、席が取れなくて乗り継ぎになってしまいました。 当時、タイとマレーシアの国境付近は共産ゲリラが出没するということで、国境の駅から銃を携帯した兵隊が警備の為に乗り込んできたのを覚えています。 しかも、列車はローカル列車なのでボロボロな3等客車でした。 ですから私の初マレーシアの訪問都市はペナン島でした。
 ペナン島で1泊した後、夜行列車に乗ってクアラルンプールに向かい、翌朝に入りました。当時のクアラルンプールには高層ビルがほとんど無く、一部のホテルやオフィスがビルなだけで、今の超近代的なクアラルンプールとは信じられないような素朴なアジアの都市でした。
クアラルンプールも1泊しただけですし、翌日の夜行列車でシンガポールへ向かうまでの丸二日間の滞在でした。しかも、2日目は現地事情が判らない状態でしたが、長距離バスの乗車券を買って、マラッカまで行った事を懐かしく思います。
これが1回目のクアラルンプール訪問でした。

 

2回目の訪問は約8年前で、これもまたマレー鉄道の取材でした。今度はマレー鉄道のツアーを復活させるための下見でした。 二十数年前の取材の後、暫くはマレー鉄道でマレー半島縦断のツアーは人気が有ったのですが、その後にマンネリ化して廃れていき、私が復活させる使命で下見に行ったのでした。 それも今度はシンガポールからスタートをして、バンコクで終了する昔とは逆ルートで挑戦しました。

その当時のクアラルンプールには、既に当時世界一の高さを誇っていたKLCC(ペトロナス・ツイン・タワー)が完成していて、街の至る所にも高層ビルが建ち並ぶ近代都市へと変わっていて、大いに驚いた記憶があります。マレー鉄道の列車の車両も綺麗になっていてこれも驚きでした。

 

前置きと言うか、昔話が長くなってしまいましたが、今回はクアラルンプールだけが目標の旅行で、じっくりこの街を見てみようという旅です。

初日は、成田空港を13時30分発のマレーシア航空071便で出発です。当然、早めに成田空港第2ターミナルに到着し、Cアイランドのチェックインカウンターでチェックインを済ませて空港見学をする予定にしていました。 前日までAmadeusでエコノミークラスの空席状況を確認し、当日は空席が多いことを確認していましたので、早めにチェックインしなくても、好きな通路側の席が確保できると考えていましたが、新しく第2ターミナルの出国エリアに出来たショップなどが見たくて早めの到着にしました。

前回、2月にカンタス航空でシドニーに出張した際は第2ターミナルのそのエリアは改修工事中でしたので、完成後を見てみようというのが狙いでした。

私の乗ったMH071便はサテライト出発で94番ゲートからの搭乗でした。機材はボーイングB777-200タイプ(9M-MRJ)で、搭乗率は60%程度でかなりの余裕でした。しかし、あいにくな事に私のシート14Hはビジネス席の直ぐ後ろで、航空会社は前から席を埋めていきますので、隣の席一つ空けて3人のグループが座っていらっしゃいました。もう少し後ろの席なら横に他のお客様がいらっしゃらない余裕のある席があると考えて席を移動しようと直ぐに考えてしまいました。 でも、最終的にはドアがクローズした段階で前の13Hが空いていて、13Dに一人だけお客様が座っていらして、横3席が空いている状態でした。 早速客室乗務員に断った上で、席を移動して、快適な空の旅にはいりました。
 MH071便は定刻よりやや早い13時28分に94番スポットを離れ、ランウエイ34Lに向かいました。これから現地到着予定時間20時05分までの7時間35分のフライトが開始です。 思い返してみればマレーシア航空に乗るのも二十数年ぶりで、しかもその時は成田~台北の短いフライトでした。 でも、女性客室乗務員のユニフォームは大幅に変更されているようではなく、懐かしく感じてしまいました。
飛行機は13時44分にランウエイ34Lからエアボーンし、上昇しながら大きな右旋回を繰り返し、海上に出た後にクアラルンプールへのルートに乗っていきました。

 

長くなりすぎましたので、続きは後日にいたします。飛行機大好きジジイのマレーシア日記(1)でした。勝手にタイトル代えてしまいました。