2週間前に書きましたマレーシア旅行の続編です。前回のブログを読んだ友人から、少しマニアックな内容との指摘を受けました。 今回も多少はマニアックになってしまうと思いますが、最近のクアラルンプール様子をブログにしようと思います。
第1日目は、日本からクアラルンプールへの移動で終わってしまいました。
マレーシア航空は、エコノミークラスの座席にもパーソナルテレビが設置され、しかも嬉しいことに最新のオンデマンドタイプなので、好きなときに好きなプログラムを楽しむことが出来ました。 最近の私は、飛行機内での過ごし方を映画鑑賞中心にしています。
昔の機内サービスは、映画が一斉に前方の画面に映し出されていましたが、最近はパーソナルテレビが普及したので自分のペースで映画を楽しむようになったので、楽しみが増えました。 しかし、一つだけ残念なことは、液晶テレビの画質が少し悪く、綺麗に見ることが出来ませんでした。
いつもはほとんど洋画を見るのですが、ちょうど今回は日本映画の「眉山」がプログラムに入っていましたので、珍しく邦画を見てしまいました。 最近の日本映画を久しぶりに見ましたが、私が中年になったせいか眉山はとても感動しました。
マレーシア航空の機内食は、成田出発後1時間半位して始まりました。 ソフトドリンクのサービスに続いて、アルコールのサービス、食事のサービスと続きました。メインは、ビーフ、チキン、フィッシュからのチョイスが可能なメニューでした。 全体的に言いますと、マレーシア航空の機内サービスはキメの細かいものではありませんでした。 更に、クアラルンプール到着前に出される機内食は、コッペパンのようなパンに甘いクリームが挟んであるもので、かなり寂しい内容のものでした。
飛行機は順調に飛行を続け、途中で大きなタービュランスにも遭わず、巡航高度
40,000ft、対地速度570MPHでフライトし、予定より少し早い時間で降下を開始しました。 マレーシア国際空港(KLIA)の滑走路には19:59に無事タッチダウンし、 定刻の20:05にスポットA8に到着しました。 KLIAは1998年に開港した新しい空港で、同じ頃に完成したソウルの仁川国際空港のように、空港内は非常に綺麗で機能的になっていました。
マレーシアの入国審査は、KLIA1階にある審査上で受けます。 ここの審査上は広いスペースに多くの審査ブースがあり、短時間で審査が出来るようになっています。 因みに、今回はパスポートと出入国書類を提出して審査を受けたのですが、何も質問されることはありませんでした。 昔、マレーシア、タイなどを旅した時も、質問はほとんど受けませんでしたが、時間を経た現在でも日本人(日本のパスポート)には寛容なのだと、日本のパスポートの有り難味を感じました。
無事に入国し、空港を出たところで両替を済ませ、クアラルンプール市内まで行く、鉄道駅へ向かいました。鉄道駅はKLIAの地下にあり、そこからクアラルンプール中央駅までノンストップのKLIA EXPRESSと途中駅にも停車するKLIA TRANSITが発着しています。 KLIA EXPは、15分間隔で出発していて、約30分で中央駅まで行ってくれるので便利でした。 乗車券は、入国審査後の荷物引取場の所で販売していますが、買い忘れた場合でも地下のホームに(改札はありませんので)発券カウンターがあるので、そこで買えば大丈夫です(35マレーシア・リンギット=約1,200円)。 KLIA EXPは全席自由席です。 車両は特急というより、郊外電車に近い室内ですが、違うのは大きな荷物を置くスペースが何箇所もあるというところです。このエアポートライナーは簡単に乗れて便利です。
クアラルンプール中央駅は、市内中心部の南西にある新しく作られたターミナル駅です。 KLIA EXPはここの地下に到着し、エスカレーターで地上に上がります。地上1階のコンコースには、ホテル、レンタカー、タクシーなどの案内カウンターがあり、分かりやすく便利になっていました。 私は、ホテルのあるMid Valleyまでタクシーを利用しようと考えていましたので、タクシーカウンターでホテル名を告げて案内をしてもらいました。ホテルまで約10分でしたが9リンギット(RM)でした。9RMは約300円なのです。 相変わらずマレーシアではタクシーは日本と比べると安い乗り物です。
今回の宿泊ホテルは、クアラルンプールの市内から南へ少し行ったMid Valley地区にあるBoulevard Hotelです。 お知り合いの方の会社がこの地区にあるので、このホテルに宿泊することに決めました。 この地区は、クアラルンプール中央駅から国鉄(KTM)で2駅のところですが、大きなショッピング施設やホテルがある複合商業エリアになっています。 日本の大手スーパーJUSCOもこの中に入っています。
ホテルは、未だ新しい綺麗なエントランスで、エレベーターにルームカードを差し込んでから、降りる階のボタンを押さないと降りられないエレベーターでした。最初は、アクセス方法が判らないので戸惑いましたが、馴れてくればセキュリティも完備して便利なエレベーターでした。
私の部屋は、デラックスタイプのツインルームでしたが、一人で泊まるには十分な広さでした。テレビはNHKの国際放送も見れました。バスルームも広く、バスタブが大きくて快適な部屋でした。但し、シャワーはバスタブには付いてなく、バスルーム内にシャワールームが別にあるため、頭髪や体を洗うのはシャワールームで済ませ、バスタブは寛ぐためのもののようでした。
第1日目は無事にクアラルンプールに到着。というところで終了です。必ず第3回をブログでアップします。では、また。