今日から七月!
あああー!もう早くも真夏に突入してしまった!
今年の折り返し地点も回ってしまった!
という事で、
隣町にある富士山に登ってきました。
富士塚といって江戸時代に本当の富士山から石を運び、ミニ富士山を作ったんですね。
江戸では富士信仰の広がりで各所に信者の寄付でこういうのが作られていました。
今でも東京都内各所にいくつか残っていてここの富士塚も文化財に指定されています。
普段は柵があって立ち入り禁止になっているので地元にいながら存在を知らない人も多いようです。
(森に埋もれているせいもあります)
分かりますでしょうかね?
人工の富士山といっても結構巨大。上の方に見える鳥居が山頂です。
ちょうど富士山が世界遺産に登録された記念だからなのか参詣者も多かったです。
登ってみると意外と道が狭くて溶岩がつまづき易くて危険です。
登山道には富士山のように「○合目」の表示が作られ
要所要所に小さな石造や祠があります。何か文字やマークを刻んだ石もたくさんあって
やはりこんな小さな山でも長年の信仰の場だった事を伺わせます。
山頂には祠があり、狭いので仰け反って写真を撮ってるとうっかりすれば転げ落ちるので要注意です。
急斜面な上にゴツゴツした溶岩で出来ているので足を踏み外せばただじゃすみません。
申し訳ありませんが山頂の様子は秘密にしておきます(笑。
しかし都会の真ん中にこのようなものが潜んでいるとは町に「奥行き」を感じますわ。
そういえば実家にも祖母が富士山から持ち帰った石が床の間にあったなぁ。