2021年3月15日、ベラルーシの憲法記念日です。しかし、休日になっているわけではありません。
ミンスク市中心部にある、ツェントラィヌィ・ウニベルサム(中央百貨店)が閉店前のセールを始めました。この店は1957年に建てられたソ連建築の建物の中に作られていて、場所と言い、スーパーマーケットらしからぬ建物といい、1階の立食形式のカフェテリアと言い、絶対閉店することなんてないんだと思っていましたが、国営ということもあり、とうとう売りに出されてしまったのです。次はスーパーマーケットチェーン、ユーロオプトの支店の一つとなって生まれ変わるようですが、あまり内装とか変えてほしくないなあと思います。中に壁画まであるんですよ。
私の自宅からは遠いので常連買い物客だったわけではないですが、留学生時代は1階のカフェテリアでときどきお世話になりました。当時のベラルーシにはファーストフードというものが全くなかったので。
次に勝利広場近くの、魚介類専門店「オケアン」も閉店しました。こちらはミンスクには珍しい海産物を扱った店で、内装もソ連時代のデザインでなおかつ水族館のような変わった店でした。留学したばかりの頃、親切なベラルーシ人から「あ、日本人? 魚が食べたいでしょう。だったら『オケアン』で魚を買ったら?」とアドバイスされて行ったものの、日本人の目にはおいしそうに見える海産物は売ってなかったです。でも、他の店より魚介類の種類は多いし、海藻も早くから売られ始めたし、この国一番の専門店なんだなあと思っていました。しかしその後、海産物だけでは売り上げが伸びないと思ったのか、他の食料品も販売を始めて、ふつうのスーパーマーケットのようになっていました。
しかし、とうとうこの店も閉店です。他にも閉店、他のチェーン店に合併、吸収されているところがたくさん出てきて、特にミンスク市内の商業勢力分布図が大きく変わりそうです。
ベラルーシで貧困層に当たる人の数が増えてきています。(日本もよその国のことはとやかく言えないし、コロナ禍のせいで世界的にこんな傾向が出てきていますね。)
一ヶ月300ベラルーシ・ルーブル以下でかつかつの生活を送っている貧困層がいるとか、人口の4.8%が貧困層で、ミンスク州とグロドノ州は比較的貧困層の数は少ないものの、それ以外の4つの州は非常に多くて5%を超えているので、100人中5、6人、つまり20人に1人は、貧困層であり、どのように生活しているのか・・・想像するだけで気が重くなってきます。
そこへ持ってきて、先日の動画では、大統領がイタリアから取り寄せた1本20万円する万年筆を使っていて、大統領からのプレゼント(引き出物)として配られているとか暴露されていると聞くと、複雑な気持ちになりますね・・・。
昨日は大統領がスキーの大会に出席して三男といっしょにゲレンデを滑走したりするようすが報道されましたが「このスキーウエアはいくらぐらいするのかなあ。」などという目でつい見てしまい、でも私のような平民(笑)には見当もつかないです。
今度は元保健相で今はグロドノ州知事のカラニク氏に関して、暴露動画ではないですが、ネット上で私産のあれこれが噂として飛び交っています。噂が飛び交いすぎているのか、とうとうカラニク氏は今日「私の妻のものと噂されている車、レクサスRXについてですが、私も妻も何の関係もありません。」と公の場で発言しました。