2021年3月17日。朝からまた雪です。
そして今日もまた、身柄拘束、家宅捜索、裁判です。
ベラルーシは東京五輪に参加できそうにありませんが、それでもロシアといっしょに合同で練習するそうです。
ベラルーシ国内のポーランド国境に近い場所で、連日軍事演習が行われています。
3月25日は「自由の日」です。これは1918年3月25日にベラルーシ人民共和国が建国されたので、建国記念日なのですが、自由の日とも呼ばれています。（私はこの日をずっと「意思の日」と頭の中で訳していたのですが、ウィキペディアでは自由の日になっていますね。）
毎年この日になると、野党が反政府活動を起こしたり、逮捕者が出たりするのですが、今年は当然、大規模反政府デモ活動が呼びかけられています。
前もって分かっているので、警察側は「3月25日の反政府デモ活動を行った者は即取り締まる。そのために今から十分準備中。」と発表。
一方で、デモ活動を行う場合は、前もって許可が必要です。野党側もとっくに許可をくださいと書類を揃えて提出。しかし、許可が出るかどうか・・・
許可が出ると、むやみに治安部隊が取り締まれなくなります。
野党メンバーのチハノフスカヤ氏はもうすぐアメリカの議会へ行き、ベラルーシ反政府派への支援を求める予定です。この3月25日を念頭においての行動でしょう。
3月25日にはアメリカの大統領はアメリカに住んでいるベラルーシ系移民に対して挨拶をするそうですが、今年は新しい大統領からどのような発言が出るか注目されます。
ベラルーシ国内に住んでいる私としては、3月25日けが人が出ないか心配しています。あと１週間ですね。また国内での緊張が高まらなければいいのですが。
