2021年3月30日、ベラルーシも気温が上がりましたが、風がやや強いですね。
ベラルーシでは逮捕された反政府派活動家や野党メンバーの弁護をしていた弁護士の資格停止処分が増えており、それに反対する弁護士たちが、処分取り消しを求めるデモ活動を行っています。
3月25日の自由の日に逮捕、起訴されて留置所にいる人への差し入れは受け付けられていません。
留置所、刑務所の中に入れられている人、一人に対して一ヶ月25メートル分のトイレットペーパー、女性には10個の生理用ナプキンが支給されることになりました。
またハンストを始める人も出てきました。
国内外のアーティストが、7月にベラルーシで行われるスラビャンスキー・バザールへの出演を次々と断っています。
フードデリバリーサービスのバイトをしていた大学生が、反政府デモ活動をしていたとして、逮捕された件について裁判が行われました。弁護士は、大学生がまちがいなく、デリバリー中であったことを示す注文書などを提示しましたが、裁判長はそれはデモ活動に参加していなかったことの証拠にならないとして、1740ルーブルの罰金刑を課しました。この人、バイト代をどれぐらいもらっていたかどうかも分かりませんが・・・これはベラルーシ人の平均月給より多い額です。
とにかく道を歩けなくて、運が悪いと逮捕されてしまいます。禁固刑になるよりましかもしれませんが・・・外出できませんね。
野党メンバーのラトゥシュコ氏は、ベラルーシの経済が崩壊一歩手前であると発言しました。